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ロールモデルがいなくても

キャリアに迷ったとき、指針となるような存在、ロールモデルを求めていたことがある。
探しても結局見つからなくて、いつしかロールモデルを求めることはなくなり、今はそれで平気になった。

結局見つからなかった要因はいくつかある。

  • 人それぞれキャリアに対する価値観が違う

  • 生まれ持った特性や置かれている環境が違う

  • 向かっている方向が違う

ロールモデルを求めていたときは、こういうことに気づかず指針となる存在を探していた。
今思えば、足元のおぼつかないキャリア観に「大丈夫だよ」って言ってほしかった、他者からのお墨付きが欲しかったのかもしれない。

ロールモデルがいなくて平気になったターニングポイントは、自分の選択に責任をとる覚悟ができたことのように思う。
一人ひとり前提条件が違って、誰かにとっての正解が自分にとってはそうじゃないのは自然なんだなと理解したことで、自分の選んだ選択がどんな結果になろうと引き受けようと思えるようになった。

それからは、自分の外側ではなく内側に指針を作ることに抵抗がなくなった。
特定の一人のロールモデルがいなくても平気になり、むしろ、あらゆる人の参考にできそうな部分を拝借させてもらうことで、視野が広がったように感じる。
これからも迷うことがたくさんあるだろうけど、その都度、自分との対話によって指針を作っていきたい。

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