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最高の一日を考えてみた。旅ときcafeワーク

先日、#旅ときどき仕事でおこなわれたワークショップに参加しました。内容は、『最高の1日を考える』いたってシンプルなもの。

実際にやってみると、自分にとっての幸せとは何か? 生活に落とし込まれたかなり具体的なかたちになってで浮かび上がってきてくれるので、今の立ち位置と向かいたいゴールが明確になる素敵なワークでした。

自分こんなことしたいんだ~・・という新しい発見ばかりで楽しみながら取り組めました!

アウトプットするといいよ~とのことだったので、かなり恥ずかしいですがわたしの最高の1日を残しておこうと思います。

***

朝、海の音とカーテンから漏れる日差しで目覚める。

ふかふかのダブルベッドに膝立ちをして両手いっぱいに窓を開ける。透き通った海と、雲がうっすら流れる空。窓からの景色を眺め、胸いっぱいに空気を吸い込む。

"おはよう。世界。"

まぶしい朝日に目を細め、ぐぅいーーーんと伸びをする。

そんなこんなをしていると、珈琲とトーストのいい匂いがしてきた。眠い目をこすりながらぺたぺたとリビングに向かう。台所にはくまの刺繍がかわいいエプロンの後ろ姿がちらりと見えた。彼が朝ごはんをつくってくれているようだ。

大きな背中を見ると安心する。触ると柔らかい黒髪は、寝ぐせでぴよんと跳ねていた。わたしに気づいて振り返る。くしゃっと笑う彼の「おはよ。」に、うきうきが最高潮になる。今日の朝ごはんはなんだろう......!

「おはよ。つくってくれてありがとう〜」にっこり笑顔でテンション高めの返事をする。

わたしのテーブルには甘いカフェオレが。マグカップにからはゆらゆらと湯気がなんとも綺麗。わくわくする1日のはじまりをくれる彼には頭が上がらない。

いただきますをしたあとは、昨夜みた夢を忘れないうちにあのね!あのね!と彼に話す。うんうんと頷いたり大袈裟に笑ったかと思ったら「あ!もうこんな時間! 」とリモコンに手を伸ばす彼。朝ごはんをたべながら朝ドラを観るのはふたりの日課になっていた。

彼と一緒に暮らすようになってから、まいにちの日常からうきうきやわくわくを上手に見つけられるようになった気がする。

パンっ!

手を合わせて、声を合わせて、「ごちそうさまでした。」

お皿はわたしが洗うー!とバタバタとお皿を台所へ運び腕まくりをした。


時計はまだ8:30。

会社員をしながら週末は写真を撮ることが好きな彼は、最近カメラの仕事が増えて嬉しそう。カメラの知識があまりないわたしは、彼に教わりながら一緒にフォトウォークをすることにした。

着替えを済ませたらお散歩へ。
お揃いで買った水色のマフラーと紺のスニーカーを履いて出かける。

海沿いのカフェ通りを通り過ぎてまずは浜辺を歩くことにした。大きな犬を散歩している老夫婦にぺこりと頭を下げあいさつをする。

人あたりのいい彼は誰とでも適切な距離がとれて、そういうところが羨ましいとほっこりする。尊敬する部分を見つけるたびに、頑張らなくていいのだといつも気づかされる。彼に任せてもいいのだと、こころが楽になる。

そんなことを想いながら、大好きな空と海に嬉しくてたまらないとニヤニヤしながらシャッターを切った。つい最近買い換えた一眼レフは絶好調だ。

怪しげにニヤニヤするわたしをさりげなくパシャリパシャリと撮る彼に気づき、わざとらしくとびきりの笑顔で振り返る。彼はにっこり笑ったあと、わたしの手をとり残りの海岸を歩いた。

道路に出ると、さきほど通ったカフェ通りにでる。地元の人がちらほらいるだけの静かな朝。木漏れ日が綺麗でたくさんシャッターを切った。

「今日はどこにしようか〜」

ぶらぶら歩きながら相談をする。今日は、チャイティーラテが飲みたい気分。笑顔が素敵なお姉さんのいるカフェに入ることにした。

さて、お仕事頑張りますか。

ちょうど9:30になるところ。午前中は旅のエッセイ記事を仕上げる。カタカタとPCを叩きながら平井大を聴いて旅感をアップさせる。彼は来週ひらく写真展の準備をしているようだ。

13時を回り彼と分かれ、取材に向かった。

次に取材をする方は、世界一周から帰ってきたばかりだそう。旅の話やこれからどんなことに挑戦したいのかを聞くのが楽しみ。うきうきしながら電車に乗った。

"そういえば、教育に興味が溢れと言っていたな。わたしも彼も興味がある分野だから何か一緒に面白いことができそうかも......! あ、世界一周の相談にも乗ってもらっちゃおうかな! "妄想を膨らませて楽しい気持ちをセットする。


約束場所のホテルのロビーに併設されたカフェにやってきた。少しの緊張は優雅なピアノのメロディーが和ませてくれる。

ご本人の素敵な経験と夢を聴くと、目を輝かせてまるでこちらまでその体験をしたかのような気持ちにさせてくれるから取材は何度やってもやりがいがある。

インタビュー後は旅のアドバイスをもらって話が盛り上がる。桜が散る頃に世界一周の新婚旅行に出発する予定のわたしたちにとって行きたい街の情報は大変参考になった。

丁寧にお礼をして握手をしてロビーを出ると、もう外は夕暮れになっていた。

電話をしてみると彼はちょうど今仕事が終わってところだという。駅に向かいながら夕飯の献立の相談をする。ビーフシチューが食べたいという彼。電車に乗り、商店街のある駅で降りて買い物をすることにした。

お店のおじちゃんおばちゃんと話しながら食材を買うのが日常の楽しみの一つ。大切な食材をひとつひとつ丁寧にいただく感覚が幸福度を高める。

あらあら大変。今日もおばちゃんと話しすぎてしまった。

急いで海まで歩きコンクリートの台に座って海に沈む夕日を眺める。空が、グラデーションになるこのやさしい時間が大好きだ。

波の音と部活帰りの高校生カップルを見ながら、”エモい”とひとりこころの中でつぶやき写真を撮る。もちろんメモ帳にも浮かんだ言葉を綴った。

途中で買ったカフェオレを飲みほしたら、おしりをぺんぺんと払いお家へ向かって歩きだす。

いつか庭のある大きな家に住もうねと言いながらもこの1LDKのマンションもなかなかお気に入り。

玄関を開けると「おなかへったー」と彼が抱きついてくる。大型犬のようで少し笑ってしった。

ふたりで夕飯の支度開始! 今日あったことを話しながらだんだんと仕上がってくる。テーブルに料理を並べたら、手を合わせていただきます。

モロッコで買ったランチョマットがお気に入り。お笑い番組を見ながらケラケラと笑ってご飯を食べる。

ごちそうさまをしたらお風呂に入ってお家でレイトショーの時間。照明を落としてスピーカーをセット。商店街の雑貨屋さんで買ったアロマキャンドルを今だ!とばかりに使ってみる。

毛布にくるまりながら彼がつくるおつまみにドイツビールを瓶で飲むのが至福のとき。

時計の針が0:30を回るころ、ふかふかのダブルベッドに入る。今日はどんな夢を見る?とお決まりの質問をしながらうとうとして就寝。

***

《最高の一日を書いてみて》

自分が思ったよりもパートナーとの暮らしを重要視していることにびっくり。今のところそんなに結婚願望はないのにもかかわらず......やっぱり将来は旦那さんとゆったりこんな暮らしがしたいのだなと発見がありました。

また、わたしは「なにをするか」よりも「どんな気持ちになるか」に重きを置いているようです。

人間関係も仕事も、自分がどう感じるかによーく耳を澄ませてあげることがしあわせへの大事なピースになりそうです。

*2019年にやること*
・透き通った海が見えるカフェがたくさんある街に旅にでる(10/31)
・取材記事を連載させてもらえるメディアを3つ受注する(5/31)
・彼氏をつくる(7/31)

のちさん、旅ときメンバーのみなさん、ありがとうございました!

#最高の1日を考える #旅ときどき仕事 #自分にとっての幸せ #ワークショップ

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