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BMI技術が遠隔で実施可能になった場合に潜む危険性についての考察

以前に『想像を絶する人権侵害』シリーズで触れた、私が経験した拷問や人体実験が技術的に可能であることを示した投稿をしました。

今回は、その技術についてもう少しシンプルに説明し、私だけでなく誰にでも適用可能になった場合に潜む危険性を指摘します。

電磁波を使用して、耳を介さずに音声を直接脳に伝える技術、通称ボイス・トゥ・スカル(Voice-to-Skull、V2K)は、60年以上前に既に確認されています。この技術はマイクロ波聴覚効果、またはフレイ効果とも呼ばれています。

2006年には、米国陸軍の機密文書『Bioeffects of Selected Nonlethal Weapons』が公開されました。

この文書には、上記の技術を使用して1から10までの数字を脳に直接伝える実験が成功したことが記録されています。

この機密文書のデータは、1998年2月までに収集されたものであり、実際の成功はそれ以前のことであると推測されます。

フレイ博士の論文では、ニューロン周囲に存在する静電場や磁場についての証拠を提供する論文も紹介しています。

静電場の存在:Burr, H. and A. Mauro., Yale Journal of Biology and Medicine, 21: 455, 1949年
磁場の存在:Morrow, R. and J. Seipel, Journal of the Washington Academy of Sciences, 50:1, 1960年

これらの研究は、この記事で後ほど触れる特許技術と密接に関連していると考えられます。

何かを見たり考えたりした際の脳内の活動を読み取り、それを再現する技術は「BMI (Brain-Machine Interface・ブレインマシンインタフェース)」という分野に含まれていることを知りました。

この技術は主に、電極を頭部に埋め込んだり、表面に接触させる方法で実用化されようとしています。

さらに、脳活動を遠隔で読み取り、その情報を基に望ましい脳活動を誘導する信号を遠隔から送信する技術が、米国の著名な航空アンテナ企業によって開発され、1976年に特許を取得しました。

米国が先発明主義を採用していた当時、この技術は更に以前に考案されていた可能性があります。

この特許技術が実用化されれば、電極を頭部に埋め込んだり、表面に接触させる必要なく、遠隔でBMIを実現できます。

しかし、望ましい脳活動を誘導するだけでなく、特定部位に痛みや圧迫感を与える、あるいは特定の機能を機能不全にすることも可能になります。

私の推測ですが、脳活動は個人や母国語の違いによって微妙に異なる可能性があるでしょう。

この技術の発展により、私がX(旧Twitter)で度々言及しているような、特定部位への痛みや痒み、胸部圧迫感、嗅覚の制限といった多様な拷問や人体実験が、将来的には任意の人々に適用される可能性があります。

この技術の持つ潜在的な危険性の一例として、この技術を利用する者が、自らに不都合な相手を病死に見せかけて殺害したり、その行動を妨害することが可能になります。

さらに、外交や学術の分野においても、この技術を使えば相手の考えを盗み取ることが可能になります。

スポーツ競技においても、例えば政治的に敵対する国の有望な選手の練習や試合を妨害することも可能になるでしょう。

この点に着目して、私が訴えている人体実験組織の摘発について、皆さんにも考えていただければと思います。


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