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海外の職場で、仲の良い同僚ができた4つのパターン

 初めての海外就職、日本で転職する以上に、言葉や文化の違いなど不安も多いと思います。

 ちょうど7年前の今頃、今の職場で働き始めました。私は根っから楽天的なところがあるようで、最初は不安に思う事があまり無かったです(実は)。
 
 それでも実際に仕事が始まると、職場での文化に違和感を覚えて、こちらで直面する現実が、ちょっと嫌になった記憶もそれなりにあります。

 もっとも私自身が、海外への留学や長期滞在の経験が全く無い、”純ジャパ” ”海外素人”だったので、色んな事に適応するのに時間も必要でした。

 そんな中、なんとか上手くやってこれたのは、当初から割と気の合う仲間が職場にいたのも大きな要因の一つだと思います。

 言葉に自信が無く、とりたててコミュニケーション力が高い訳でもない私が、どうやって同僚と仲良くなれたのか? 

 ちょっと考えてみると、だいたい4つのパターンがありそうです。

その①、オーストラリアに来たばかりで困り事を共有できる

 私が転職した際、エンジニアが他にも何人か同じタイミングで入社しました。出身国は、インド、ベルギー、中国、ブラジル、イギリス、メキシコ。

 みんな境遇は違えど、多くはオーストラリアに来たばかりで、住まいの事、家族の事、似た様な困り事も多く、仲良くなるのに時間はかかりませんでした。

 そして、特にアジア系の仲間は文化的にも近く、英語で苦労している(もしくは、過去に苦労した)という共通点が有り、今でもとても親しくしています。

 彼らの喋る英語もネイティブほど早くないので聞き取りやすい、さらに聞いた言葉を真似して使う事でスピーキングの練習にもちょうど良い。

 しかもエンジニア同士、知ってる単語の分野も近いので、なおさらコミュニケーションが取りやすい。

 同じタイミングで新しい国にやってきて、最初は苦労しながらも次第にオーストラリアに適応していく、その過程を一緒に過ごす。

 公私に渡ってお互い助け合えるのも、そんな経験があったからです。

その②、カジュアルワーカー(契約社員)という雇用の不安定さから、”結束力”が生まれる

 私が勤務している会社では、全てのエンジニアが最初は年齢、経験、国籍に関わらず、契約社員(の様な)として入社します。

 その後、社内昇進として正社員ポジションを獲得出来るのですが、それまでの間はオーストラリアでは”カジュアルワーカー”と呼ばれる、雇用が不安定な立場です。そして、問題なのが正社員になれる保証がないに等しい。

 個人のパフォーマンスだけでなく、そもそも会社のビジネス状況次第なので、とても不確定なのです。(私の正社員採用は、3年経ってからでした。)

 職場の3~4割ぐらいを占める契約社員にとっては、待遇面で不満が溜まります。また、同じ職場で同じ仕事をしているのに関わらず、正社員待遇を謳歌するベテラン社員を見れば、仲間内で愚痴を言いたくなる複雑な感情も経験しました。

 契約社員の中には、途中で他社、多業種に転職する人も多いし、今の仕事が好きで残る人もいる。

 どんな理由であれ、同じ境遇のエンジニア同士、色々情報交換しお互いのキャリア、人生を応援する、そんな”結束力”が生まれました。

その③、日本の事が好きなオージーが集まってくる(笑)

 どこに行っても結構いるのが、日本語を学生時代勉強していたり、旅行に行った事があって、日本に興味がある人。
 
 職場で、どこからともなく現れて”日本人ですか?”と、私に声をかけてくれる人懐っこい人が多いのも、オーストラリアらしい。その中の一人、今では親友にもなっています。

 特に、今働いている会社が過去にマツダと協業していた歴史があり、マツダ本社のある広島に出張で行ったことのある人も結構います。

 仕事の後、居酒屋でビール、広島焼、焼き鳥を食べる毎日、とても良い思い出だったそうです(笑)。

 広島は、丁度よいサイズの都会で歴史資産として誰もが知ってる、街に自然もあり市電の走る街は少しメルボルンぽい、そんな広島が彼らはとても好きだった様です。

 海外にいる日本ファンは、仲良くなると、とても頼りになる存在でした。

その④、アウトローなオージーは、自分と同じように孤独な人を救ってくれる存在

 このパターン多くは無いですが、います。

 わりと平均的なオーストラリア育ちながら、どこか孤独を好み他の人とあまり”つるまない”タイプの人。そうゆう人が意外と、海外から来たばかりで(同じ様に)孤独な人に声をかけてくれたりします。

 こっちの立場に立てば、それが凄く嬉しいんですよね。働き始めた頃は、週末一緒に出掛けたりした仲で、そのまま今でも仲の良い友人もいます。

まとめ
 オーストラリアで仲の良い同僚が出来た、4つのパターンをまとめてみました。

 気づいたのは、海外でも日本でも基本的には同じパターンなのかなと。困り事や共通の目標があったり、そして趣味など個人の好みで、人は繋がれる。
これは一緒ですね。

 もう一点付け足すと、海外だと出身地域、学校での経験など誰もが知りうる共通のバックグラウンドが少ないので、家族や趣味の話を積極的に話します。

 お互いのプライベートが凄くオープンなのも、オーストラリアの職場環境らしいのかなと感じます。

 そうゆう私自身、もともとたくさん喋る性格ではない、無口な方だと思いますが、ここオーストラリアにいる時は、自分の家族の事など色んな人に喋りまわってます(笑)

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Masashi Ishikawa

エンジニアとしてオーストラリア永住権を取得し、2012年メルボルン郊外ジローング(Geelong)へ移住。ピックアップトラックRangerの開発に従事。三姉妹の父。現地の暮らし、永住権、就職、不動産ネタを記事に。よろしくお願いします。Twitter @mishik2019
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