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「何もつけない」肌のケアから考える究極のスキンケアとは。

スキンケアと聞いて思い浮かぶのは何でしょう。

化粧水や乳液、クリームなんかを思い浮かべる方が多いでしょうか?今回のテーマは究極の「スキンケア」です。その為に必要な基礎知識や必要なアイテム・参考者などを紹介します。

【何もつけないスキンケア】

私はここまで何度もどんな話を通してもスキンケアは「シンプルケア」だと言い続けてきました。「捨てる美容」「しない美容」これが私の中で大きな柱になっていましたが、最近新たに加わったのが「何もしない美容」です。

スキンケアに絞っても「何もつけない美容法」というのが割と浸透している話ではあります。特に皮膚科学の世界では、肌理論にのっとって肌本来の力を引き出すための方法を提唱する方がとても多いです。美容家や美容ライターなんかとは違って、本当に皮膚の専門家ならではの意見だなと思うと同時にそれが実践できるのか興味があります

【何もしない美容の理論】

何もしない・つけない事の理論というのは一体どこにあるのでしょう。それは「皮膚」が本来の姿になることを意味します。赤ちゃんの肌は何もしなくても綺麗ですしツルツルですよね?それと同様に人間の肌というのは本来スキンケアなんかの力がなくても自立できるようになっています。

【何もしない美容に必要な条件】

私が最初に読んだのは「10万円のクリームよりも効く 何もつけない美肌ケア」という本です。実際あまり知られていないだけで、何もしない美容は多くの皮膚科学の専門家が唱えています。本によっても多少内容が違うのですが、だいたい同じ方向性ではあります。

①クレンジング・洗顔は使わない
②メイクはしないorお湯落ち
③湯船に浸からない
④刺激を与えない

まぁ簡単に要約するとこんな感じでしょうか。正直マジかよって思うのが半分・そりゃまぁ綺麗になるだろうなっていうのが半分。肌に不要なものを極力排除して正常に機能させれば、それはスキンケアなんかなくたって肌は綺麗になるでしょうね。という感想でした。

【やっぱりクレンジングが鬼門】

美肌になりたいって思った時に、どの本でもどの美容家さんでも言うことは同じ。クレンジングが大事なんです。何よりクレンジング。

肌にのった不要な汚れをクレンジングで落とす、さらに洗顔でながす。これがメイクをする私たちにとっては避けて通れない道です。しかし、クレンジングによる肌負担というのは私たちがおもっているよりも遥かに大きいものです。「クレンジングをやめたら肌が綺麗になった」という本も有名ですが、このクレンジングというのは本当に鬼門です。そして「10万円のクリームよりも〜」の本での結論はこうでした。

メイクはしない

メイクをしなければ当然クレンジングも洗顔も必要ありません。それは肌にとって負担が小さく美肌の1番の近道と言っても過言ではありません。

しかし、現実問題これを読んで「じゃあ明日からノーメイク」にしようという人がどれだけいるのかわたしには分かりません。また本の中ではメイクをするならお湯で落ちる「コスメ」を選ぶように書いてありました。なるほど。お湯で落ちる範囲のメイクならしてもいいけど、クレンジングも洗顔もしないことが前提ね。というところまでは私も理解ができました。

いやいやいや。こんだけメイクが好きなのにメイクはするな?そんなの無いでしょって内心はツッコミまくりです。お湯で落ちるコスメなんて種類が少なすぎて選ぶ楽しみもありません。コスメマニアには何もつけない美容なんて不可能だろとも思いました。

【湯船には浸かってはいけない?】

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美容ライター兼美容ブロガーとして美容の世界で生きる人です。インスタグラマー・インフルエンサー・美容家と呼ばれる事もあり。たった1冊の本との出会いでみるみるうちに肌が蘇ったそのノウハウをお伝えしています。スキンケアが得意分野。