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【寝込み】ついにコロナに

2024年2月19日、月曜日

ちょうど前回の記事を書いていた頃だ。
前日から喉に微かな痛みを感じていたが、酒の飲み過ぎによるものだろうと特に気にしていなかった。
その喉の痛みが、この日の昼過ぎには明確なものとなってきていた。
といっても、我慢できないほどということもなく、喉が痛いなあ…と思う程度。しかし念のため熱を測ってみたところ37.2と表示されており、確かにいつもよりは高い。風邪だろうか。そんな考えがぼんやりと浮かぶ。

新型コロナウイルスの感染による世界的な混乱が始まってから4年ほど経つが、仕事が早々にフルリモートに切り替わったこともあり、今まで一度も感染はしていなかった。また、コロナ以外の風邪についてもここ4.5年ほどかかっていない。久しぶりに感じる喉の痛みと微熱という症状に、そういえば風邪のはじまりとはこんなふうだったか…と呑気に懐かしさすら感じていた。

念のため夫に風邪を引いたかもしれない、明日の朝まで様子を見て悪化するようなら病院へ行く予定、とLINEをいれておく。その後しばらく映画などを観つつ過ごしていたが、夕方になる頃にはすっかり体がだるくなってきていた。この時点で明日以降はもしかしたら家事ができないかもしれないと考え、ネットスーパーでレトルトカレーなどの調理が必要ない食べ物を注文しておいた。

夫は次の日の仕事を在宅にできたようだが、基本的には出社での仕事をしている。さらに、1週間後に出張を控えている。とにかくこの風邪がなんであれうつすわけにはいかない。そう思い夫の帰宅前に仕事をしていたリビングの換気を行い、自室に引き篭もることにした。

その翌日の通院でPCR検査を受け、さらに翌日にコロナ陽性の通知。そして本日2月26日の朝までずっと自室にいたわけだ。夫はというと先ほど無事に出張へ出掛けて行った。

久しぶりのリビングのソファで寝転びながらこれを書いている。せっかくコロナになったのでその所感を残しておこうと考えたからだ。

コロナの症状についてだが、39℃前後の熱と喉の痛みがあり、後半になるにつれとにかく鼻詰まりがつらかったという印象だ。一番熱が盛り上がっていた時の悪寒や飲み物を飲むたびに感じる喉の痛みは確かにひどかったが、二日酔いで寝込んでいる日と比べたら飲みすぎた自己嫌悪もなく、薬を飲んで横になっているのが仕事というある種合法的な療養のための休息を与えられて、かなり快適に感じられたほどだ。何しろ自分のせいで苦しむ二日酔いとは違い、今回は感染対策は充分行った上での出来事なのだ。不幸な事故と割り切って、スマートフォンでゲームをしたり漫画を読みながら、夫が用意してくれた食事やお菓子を食べ自分を甘やかすだけの暮らしを楽しんでいた。

風邪を引いたときでさえ思考の軸に酒がある自分に思うところがないわけではないが、無事に症状も無くなり、食事などもいつも通りとれるようになってきた。このまましばらく無理は控え、週半ばあたりで宅飲みを解禁するのが今から楽しみだ。

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