コンサルタントが急成長をしていくときに起きていること。
おはようございます。今朝も勢いで書きます。
経営コンサルタントはもちろんだが、その他にもコンサルタントと呼ばれる職種はいくつもある。それらに共通することは、「人に何かを教える」ということだ。あるいは、「人に何かを伝える」ということだ。
それをしようと思えば、言葉を上手に使えないといけない。
私はこれまでたくさんのコンサルタントを見てきた。毎年100人くらいのコンサルタントを目指す人が、新入社員として入ってくる経営コンサルテイング会社に25年以上いるので、数千人は見てきたことになる。
その中からどういう人がコンサルタントとして成果を上げ、成長していくのかというと、共通するのは、話すチカラがあることや書くチカラがあることである。それは、説得力があるストーリーが組み立てられ、上手な言葉の使い方もできるということだ。
また、コンサルタントは成果を上げ始めると、急成長をしていくことが多い。それは、おそらくご支援先が増えることで、話すことや書くことの機会が、どんどん増えていくことになるからだと思う。それによって、話すチカラや書くチカラが鍛えられていく。
それらが鍛えられれば鍛えられるほど、能力が高まっていくので、ますますご支援先も増えていく。そして、またそのことによって鍛えられていくという正のスパイラルが起きる。これが急成長につながる。
一方で、この能力が高まらないと、成長が遅れる。
さて、コンサルタントは仕事をしているようでも、作業を続けている限りは成長しない。作業とはあまり考えなくてもできる仕事だ。先輩や上司がやってきたことと同じことをする、またはこれまでやってきたことと同じようなことをする。
これはコンサルタントの仕事とは言わない。作業である。これを続けている限り、成果を上げるコンサルタントにはなれない。
そこで必要になるのが、考える機会をもつことだ。
大事なのは、教えられる機会ではなく、自らが考える機会を持つことである。ところが、会社は採用した人には早く成果を上げられる人材になって欲しいと考える。
そうすると、早く育ってもらうための仕組みや教育制度を整える。また、早く育つための商品も開発しようとする。これらはすべて教えられる機会であって、考える機会にはならない。
考える機会とは、仕事のなかですることが大事。このような教育制度が何もなく、上司や先輩からも聞けば教えてくれるが、手とり足とり教えられるようなことはない。
そうなれば、自ら考えて動くしかない。これは会社から見れば非効率だ。また、脱落者も増えるだろう。しかし、コンサルタントにとってどうかと考えれば、必要な環境であるとも言える。
教育制度が整っていない環境でも、整っている環境でも、どちらでもいいのだが、大事なのは「考える機会」を持つことだ。
ここまで長く書いてしまったが、では、そのために何をすればいいかと言えば、アウトプットをする機会を自ら増やすこと。強制的にでも・・・。
そのツールとして、noteもそうだが、SNSで積極的に発信することだ。初めは下手でも全然構わない。思うような文章を書けなくて悩むこともあるだろう。初めは誰でもそういうものだ。
しかし、続けていれば、間違いなく誰でも上手くなっていく。私は、そういう人は何人も見てきた。
そして、文章が上手くなってきたなと思えるようになったときは、これも間違いなくコンサルタントとして成長を始めている。そこから、急成長をしていく人間も何人も見てきた。
気楽にSNSで発信を続けて、今日もステキな一日に。
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