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北陸新幹線の開通に対するクレーム。

おはようございます。今朝も勢いで書きます。

北陸新幹線が、3月16日に福井から敦賀まで開通する。それにあわせて福井駅前では、2年ほど前から再開発がされていて、大型マンションやホテルなども開業する。

その福井へ、私はコンサルテイングの仕事で、5年ほど前から毎月行っていて、そのときは新大阪から福井までサンダーバードを利用している。

朝8時過ぎの新大阪発のサンダーバードに乗り、10時過ぎには福井駅へ着く。料金は指定席で、6000円ほど。

しかし、北陸新幹線の開通にあわせて、大阪からのサンダーバードは敦賀までしか行かなくなる。これまで、福井まで行っていたのが途中の敦賀までとなる。

そうすると、どうなるか?

新大阪から敦賀まではサンダーバードで行き、そこからわざわざ新幹線に乗り換えて、福井へ向かうことになる。これまでは一度も乗り換えなしで福井へ行けたのが、乗り換えが必要になるのだ。

これが仕事で特急列車を利用する者としては、どれほど不便なことなのかを理解してもらえるだろうか?仕事をしていれば、一度、手を止めなければいけない。そうすると、乗り換え後に再び仕事を始めるにしても、もう一度、仕事モードを作らなければいけない。

また、寝ていれば、一度、起きなければいけない。睡眠が遮られるのだ。

実は、大阪、京都、滋賀から福井へ向かう出張族や旅行者にとっては、今回の北陸新幹線開通は、まったく嬉しくない。それに気づいているのは、私のように毎月サンダーバードを利用している者ぐらいだろうが。

しかも、不便になるだけならまだしも、なんと料金が1000円ほど高くなる。これまでは片道6000円だったのが、7000円になると言う。こんなことがあるだろうか。不便になったうえに、料金が高くなる。他にこのようなことがあるだろうか。

確かに。敦賀から福井までの乗車時間は短くなるのだろう。でも、それがどうした。サンダーバードでも30分の乗車時間である。それが10分程度、短くなっても、乗り換えや待ち時間を考えると、今よりも遅くなることもあるのではないか。

こんな値上げが世の中にあるだろうか?と最近、サンダーバードに乗っていると、いつも腹立たしく思っている。

あー、サンダーバードが悲しい。

北陸新幹線は大阪まで延伸される計画はある。但し、そのルートがようやく決まったようで、いつ着工され完成するかは決まっていない。また、そうなれば、サンダーバードは廃止されるだろう。やっぱり悲しい。

実は、昔はサンダーバードで福井から先の金沢から富山までも、乗り換えなしで行くことができた。それが、金沢までとなり、北陸新幹線が開通してからは福井までとなった。

北陸新幹線の開通で、大阪方面からの北陸は遠くなっているのだ。

私はコンサルテイングの仕事をするようになった初めの頃からサンダーバードには乗り続けてきた。富山、金沢、福井、鯖江といったところに出張を続けてきた。おそらく、25年を超えるコンサルタント生活で、ほぼ毎月、乗り続けているのではないかと思う。

そのサンダーバードがなくなっていく運命を思うと、北陸新幹線の開通は喜べない。かなりの鉄っちゃんも悲しむことになるだろう。

大阪まで延伸されれば、私などは喜ぶのだろうが。アレっ!?

それにしても不便になるものの料金が上がるのは、どうも納得ができない。ケチな大阪人の声だ。

大阪人とはどういう人?今日もステキな一日に。


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