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【地域味噌】㐂助みそ(秋田県横手市)

あなたを待つ場所は、ここにある。

秋田の母ちゃんと、1杯の味噌汁。
見守るような味わいは、微笑む家族の温度。

ただ在ることが嬉しくなり、愛しくなる。
たどり着くのは、元気の湧きどころ。

食卓に増える居場所の余韻は、
あなたが帰る故郷。
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地域:秋田県横手市
醸造家:くらを / 鈴木百合子さん
ご当地味噌:㐂助みそ(きすけみそ)
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麹屋であり、女将の百合子さんが営む「旬菜みそ茶屋くらを」を目指して、秋田県横手市に行ってきました!

秋田の母ちゃん達がいなくなったら、米麹を使う食文化もなくなってしまう。だから、生活の中に取り入れるきっかけを作りたいと思っています。

そう仰る百合子さんは、明るくて、元気になる人。

それが料理にも溢れていて、ご飯三杯は食べました。赤ちゃんは美味しいものが分かるというが、大人だって美味しいと自然にお代わりしたくなるもんだ。

何より、味噌汁が美味しい。

まるで水面に広がるように、じんわりと口の中で美味しさが漂っていく感じ。あえて瞬間風速的な主張をせず、優しく下支えしてくれている。

百合子さんが目指すのは、元気が湧くご飯。ひと口で「これだこれだ〜!」と、体内レーダーが静かに盛り上がりを見せていました。

僕は味噌を通して、表現したい、追い求めたいことがいくつかあります。

その一つが、みんなで幸せに生きたい。

(言葉にするといきなり怪しいけど、きっと多くの人が心の中では願っているはず!だよね?笑)

温かい味噌汁を飲んでもらい、相手が笑顔になる。喜んでもらえると自分も嬉しい。その溢れる出汁の連鎖さが、優しい空間を作り、仲間を増やし、まちを育て、人生を築く基盤となる。そんな未来に、時間やお金を投げ込みたい。

さらに、共同体感覚を食卓の中にたくさん増やすこと。遠く離れた都会に暮らしていたとしても、大事な関係性を持った食材があると、毎日誰かを思うことができる。みんな一人じゃないんだ〜!

おいしくご飯を食べるだけで、自然と相互貢献が生まれて、自然と幸せになっていく。そんな入り口を作りたい。

百合子さんから、たくさんの心地良さと確かなものを頂きました。

㐂助みそ、七福味噌、玄米味噌の3種類を手に入れたので、振る舞える日が楽しみ!

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