どうせ誰にもなれない私たちへ。
なんで自分を受け入れられないの?あのときの恋人の言葉は、今日もその質量を変えず私にのしかかる。
なんでだろうね、なんでだろう
半年以上経ったって答えなんて出ない。
物心ついた頃にはもう自分の容姿に絶望してた。
それを塗りつぶすかのように、お化粧をはじめた。そこからはもう止まらない。
カラコン、エクステ、整形、周りが何と言おうとできるものはなんだってやってみた。
髪だって切ってはエクステをつけ、ブリーチしては黒染めしたし、お洋服なんかはシーズン毎に全然違うジャンルのものを着