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小料理屋の女将さんにお話聞きました。

小料理屋の女将さんの曲を作ろうと決め、お話聞きました。

みなさん、つい飲みに寄っちゃうお店ってあります?
私はこの曲を作ったことで常連になったお店ができました!!笑

一人でふらっと飲み屋に入り、常連さんと仲良くなったり、女将さんや大将と話をするのが好きな私・・・
早速、個人経営のお店で、長年やっていて、地元に愛されているお店を色々と探しました。

まだまだ続けているところもあれば、閉店してしまう直前のお店にもお話を聞きに行くことができ、協力いただいた女将さんに心から感謝です!

いつも職業を決めてから曲を作るのですが、職業ソング第3弾の今回は、懐かしいフォークっぽいメロディが先にできており、駄菓子屋さんとか色々考えた結果、小料理屋の女将さんの曲を作ることに決めました。

そしてこの曲をきっかけに常連になった、渋谷「のんべえ横丁」の「たむら」さんを軸に「おかみさんの唄」に込めた想いを書いていこうと思います!(撮影許可いただきました!)

ーMV撮影の協力もしてくれた「たむら」の女将さんー

のんべえ横丁は渋谷の線路沿いの細い路地にあり、ここは渋谷か?と疑いたくなるほど、昭和の香り漂う、とても趣深い飲み屋が連なっています。

若い方が店主をやっているワインバーのようなところもありますが、多くが長年この土地で続けてこられたような年配の大将や女将さんがやっているお店が30軒ほど並びます。

その中にあったのが「たむら」さんでした。なぜそこに入ったのかわからないのですが、これもご縁ですね。

おかみさんには今でもお世話になってます。すごく応援してくれていて、疲れた時とか元気もらいに行きたくなる場所。

お店はおかみさんが料理している付け台を囲むように10人弱座ったらいっぱいになっちゃうくらいの広さ。

ー1番左がおかみさん。常連さんとパシャリー

恵比寿でお店を数十年。渋谷に移ってからも数十年経つという、根っからの小料理屋の女将さん。

常連さんも恵比寿時代からの方もいて、長年愛されているお店。女将さんがこの地にたどり着くまでの話、おかみさんと常連さんの話、常連さん同士の話を聞いているだけで、なぜか落ち着きます。

続いて欲しい。そう願うばかり。また行こう。行きたくなってきた。

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今回、「おかみさんの唄」を作る中で、小料理屋の女将さんや大将のお話を伺って思ったことを歌詞の中で「六畳そこらの人情劇」という言葉に凝縮しました。

そこには色々な人生があって。笑いも泣きも、喧嘩も、恋愛も受け止めたり、時には跳ね除けたり、守ったりしてきた女将さんたちの心意気がそのお店を作り上げる。

それを歌詞に落とし込みたくて、今回、常連さんとおかみさんの会話を元に歌詞を書きました。

特に、「おかみさんの唄」の2番はその会話をものすごく受けています。
得意料理の作り方をいくら教えてもらっても、やはりおかみさんの料理が一番だったり、お客さん同士の喧嘩を止めに入った話などを歌詞に入れたかったのです。

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小料理屋さんの何が好きって、全くの赤の他人がたまたま出会って、常連になったりならなかったりする中で、肩書きではなく、ただの人間と人間との関わり合いの場、というのがすごく好きなんですよね〜。

そういう肩書きとかを醸し出してくる人もいるのですが、そういう人たちはそういう人たちが集まるお店に行けばいいのに、、、って思っちゃう。笑

自分が常連になるお店は居心地の良さにこだわりたい!
人間関係と同じで、自分が肩肘張らなくていい関係がいいもの!

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ご飯が美味しいのも通ってしまう理由だな。おふくろの味。

たむらの女将さんもいつも盛りだくさんサービスしてくれて、帰る頃には満腹です。愛情こもった料理は本当に魅力。

そして店主の皆さんはお喋りさん。笑 もちろんマシンガントークでずっと喋るとかではなくて、その場所を作り上げるタイミングは絶妙。

お客さんが好きそうな話題、ニュースはもちろん、雑誌、スポーツ、日本各地の名産、ゴシップ、競馬、、、その人が前回来店時に話してたことを覚えてる。

人間が好きなんだろなー。

けど、そんな気遣い上手かと思えば、はっきりと物申してお客さんに注意したり、来店をお断りしていたりする。
おかみさんが誰よりも人間味が溢れ出ているところがすごく素敵。笑

お店を一番愛しているのは女将さんだから、お店の心意気と合わない人はきてもらわなくて結構、という思いは素晴らしいと思うし、常連さんはそういう女将さん、大将が大好きです。

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そんな温かさが詰まった、常連さんと女将さんの最後の会話を切り取った
おかみさんの唄」ぜひ、愛してくださると嬉しいです。


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