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日本のシューゲイザー #1

日本を代表するシューゲイザーバンドと言えば!

…居ません!(笑)
え?居ないの!?
そう思われた方は良く考えて見て下さい。シューゲイザーと言うジャンル自体がマイノリティなので“有名なアーティスト”、“代表するアーティスト”は居なくて当然なのです!

他のジャンルではそのジャンルを代表する一世を風靡したアーティストが存在します。
ロックならキャロル、BOØWY、ブルーハーツ。
パンクならばHi-Standard、MONGOL800。
ヴィジュアル系ならばSHAZNAなど多数。
これらの“誰でも知っているアーティスト”と肩を並べるような人達は残念ながら未だシューゲイザーには存在しません。

仮にこのような存在がシューゲイザーにも居たとしたらメディアを通じてシューゲイザーは大いに流行していた事でしょう。
そしてもう過去のものになっていたかも知れません。
海外でも状況は同じでビルボードTOP40にランクインするような大ヒットは一切無いのです。

音楽好きであれば楽しめるアーティストは日本にも沢山居る!

しかし安心して下さい。
有名なアーティスト、シューゲイザー日本代表は残念ながら居ませんが、シューゲイザーを取り入れた有名なアーティストは存在します。
そもそも何がシューゲイザーか判断基準が曖昧なジャンルではありますが、聴けばすぐに違いが解るものを中心に紹介していきます。

シューゲイザーから影響を受けたアーティスト達

ヴィジュアル系と言うだけで拒否反応を示す洋楽ファンも多いそうですが、このような世界観を持つバンドは意外とシューゲイザーを上手く取り入れています。

LUNA SEA - gravity


この曲はイントロからシューゲイザーの影響を感じさせるアレンジになっていて、日本のロックとしても、シューゲイザーとしても完成度の高い曲だと思います。
因みに彼らの(インディーズを含めると)4枚目のアルバムMOTHERにはLOVELESSと言う曲が収録されていたり、代表曲TRUE BLUEではノイズや浮遊感についての発言をした事もあるそうで、シューゲイザーから影響を受けている事は間違いなさそうです。

Plastic Tree - Thirteenth Friday

こちらはLUNA SEA程の知名度は無いですが、Plastic Treeと言う有名なヴィジュアル系バンドです。
かなりシューゲイザーに寄ったアレンジで、どのくらいの女性ファンがシューゲイザーを理解して聴いているかは解りませんが(笑)音楽としてこちらもかなり完成度の高さを感じます。

今回は紹介して居ませんが、他にもBUCK-TICKなどが影響を受けていると言われています。

次回はヴィジュアル系以外のバンドについてご紹介させて頂きます。

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