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『身体が本来持っている力を取り戻す』一般社団法人 リラクセンスボディセラピー協会 熊倉達之さん&利子さん

お名前:熊倉達之&利子
所属:一般社団法人リラクセンスボディセラピー協会 創設者

記者 : この度は一般社団法人リラクセンスボディセラピー協会を主催する熊倉達之さんと利子さんご夫婦にインタビューをさせて頂きます。どうぞよろしくお願いいたします。

熊倉ご夫婦:よろしくお願いいたします。

記者 : お二人が行っているリラクセンス協会では『リラクセンス』という技術をセミナーの形でお伝えしているとお伺いしましたが、リラクセンスとはどのようなものなのでしょうか?

利子:リラクセンスはRe(再び)という言葉の通り、元々私たちが本来持っている力を取り戻すためのものなのです。くつろいだ(Relax)感覚(Sense)を思い出して取り戻すきっかけになる技術をリラクセンス・ボディセラピーと名付けてご提供しています。
私たちの技術はゆるむことを大事にしているのですが、実はゆるむことは目的ではなくて、人が本来の力を発揮できる状態を取り戻すことが目的で、そのためには筋肉の構造を考えたときにゆるむことが求められるというだけなのですね。そういった人間に共通する概念をお伝えしながらのアプローチをお伝えしています。
これまでセラピストをしながら身体を痛めてしまって、好きな仕事を続けられなくなる人たちに沢山出会ってきました。
してあげよう力むのではなくて、自分が力を抜けることで相手も力が抜けることをわかると、自分のためが相手のためになるし、双方向の循環を産み出すことができます。なので施術をしながらセラピストも楽になっていけるというのを、もっと多くのセラピストに知ってもらいたいですね。そのために、技術と知識、概念をお伝えし、きっかけをご提案しています。

記者 : 非常に面白いですね。そのように本質的なアプローチをされるようになった背景には何があるのですか?

達之:もともと僕はカイロプラクティックの学校に通っていて、そこからご縁があってその学校の職員として働くようになりました。利子さんとはそのときに出会ったのですが、当時、もともと僕自身、メカニカルなことを理解することが好きだったことがあり、沢山の施術技術を学んでいました。
学ぶときはこれをやったらこうなると習うので、その知識にクライアントさんを当てはめたくなったときもあります。
だけど不思議なもので、アプローチを増やしても増やしてもあてはまらない患者さんが出てくるんですよね。
どうやら確実な方程式があるわけではなくて、その人と技術が出会うときにそれぞれの反応をするんだということが理解できました。そこから、こちらの決めつけでみるのではなくて、お相手の体から反応を聞き取ることを大切にするようになりました。それまでは足りないからどんどん知識や技術を増やしていくというイメージだったのですが、余計なものを削ぎ落としていって、一番大事なところを残したものが今のリラクセンスでご案内する技術になっています。

記者:利子さんの方はどのようなきっかけだったのでしょうか?

利子:もともと、私は体よりも心の働きに関心があって、勉強し行く中で、体の大切さや解剖的なことにも興味を持つようになって、カイロプラクティックの学校に入りました。
当時の私は、離婚して子供1人を抱えていたので学びながらその学校で働き始めたのですが、少し経った頃に彼がカイロプラクティックの学校に学生として入ってきました。
もともと私は哲学が大好きで、その延長でスピリチュアルのことも勉強していたのですが、20年以上前だとスピリチュアルって宗教とか思われてしまうぐらいで、なかなか人に話せない内容だったのですよね。
だけど彼は若かったこともあって偏見がなく話を聞いてくれたんです。彼からすれば知らない事を知れてご飯をおごってもらえてからかもしれませんが(笑)そんなところから仲良くなってお付き合いして結婚することになりました。ちなみに彼は14歳年下なんで(笑)
そんなところから、共にサロンを開くようになってお互いが勉強し、お互いの視点を話ながら、研鑽しあって来ました。そこから先ほど彼が話したようにリラクセンスの体系化につながって行きました。
私の方はもともと小さい頃は奇病と言われるような病気をもっていて、病弱だったのですが、自分がとても愛されたという記憶があって、その病もそうだし、諦めそうになるときも、越えていくことができたと感じています。人間のなかにある愛情や信じる力の強さの実感がありました。からだって本当はすごいんだよ。頑張ったりとか無理して変わるんじゃなくて、楽に変わることができるんだよーということを伝えたいと考えています。

記者:なるほど。利子さんがもともと直感的に持っていた人間への信頼や可能性への確信と、達之さんが現場で感じていたクライアントを通しての疑問が、出会っていくなかで、今のリラクセンスというものが出来上がっていったのですね。

達之:そうですね。

Q これからは人工知能(AI)が活躍する時代と言われていますが、そんな時代に必要とされるニーズとは何だと思いますか?

利子:ふれあいと人のあたたかさだと思います。それを体感し体験すること。人工知能にも出来ないことだと感じています。赤ちゃんを抱っこするととても気持ちいいですよね。私の場合、なめたくなっちゃうぐらいなのですが、赤ちゃんの頃に触れあう経験を持てることはとても大事だと感じています。ますます家庭でのコミュニケーションや関係性が大切になると感じています。

達之:僕たちはそれを直接の出会いのなかで伝えていきたいですし、その出会いが増えて広がっていくことを願っています。
今、これだけ情報化社会になって一人一人が情報過多になっている。だからとても思考が優位になっていると思うんですよね。感覚が解離してしまうことが多い。
だから、そういったふれあいのような見えないコミュニケーションをすることが大事だと感じています。ふれあいを感じることは同時に自分の内側とも対話することだと思うので、リラクセンスがその大切さを肌で感じるきっかけになればと考えています。

Q お二人はこれからどんな美しい時代を作っていきたいですか?

利子:そうですね。今は作るという積極的な気持ちよりも自然の流れに身を任せるような生き方を大切にするようになりました。なので、私たちが作るというよりも、一人一人の在り方が変わり、自然とそうなっていくものだと考えています。
だからこそ、そのきっかけになれればと、触れあうことの楽しさや喜びを体験できる場をこれからも作っていければと思っています。

達之:本来の自分らしさを発見して、あるがままでいいという感覚を一人一人が持ち続けられる社会にしたいです。そんなきっかけを与え続けられる在り方でまずは自分自身がいたいですね。

Q 最後にお二人がそのメッセージをお伝えしたい相手はどんな人でしょうか?

利子:もともと私が彼と出会う前はシングルマザーだったこともあって、お母さんに伝えたいですね。触れあうことの大切さを伝えるというよりも感じてもらいたいと考えています。                 

達之:全員…ですね。しぼれないなぁ。一人でも多くの方に体感してほしいです。どの分野でもつながると思うし、限定したくないですね。欲張りですかね(笑)
でも、そのためにもまずは自分自身にもっと伝えたいと思います。

記者:お二人ともありがとうございました!

達之&利子:こちらこそありがとうございました!

記者 左奥:堀江 左手前:赤尾

リラクセンス・ボディセラピー協会HPはこちら!

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この記事はリライズ・ニュースマガジン”美しい時代を創る人達”にも掲載されています。

https://note.mu/19960301/m/m891c62a08b36

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