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今年、知らない世界を教えてくれた12冊。

同僚に「最近読んで面白かった本を教えてください〜!」と聞かれまして、ふむふむと書き出していたら、リストが長くなってしまったので・・・せっかくだからnoteに書きます。

オールラウンド部(毎回違う活動をする)という社内部活を運営していますが、本についてもまた、知らない世界を見せてくれる本が大好きです。

1.(お恥ずかしながら)サッカーは運動神経でやるものだと思っていたけど、こんなに頭を使うなんて、、!

voicyの大好きなドングリFMで聞いて読んだ漫画。サッカーのJユースを舞台にした戦略と戦術が学べる漫画という噂を前から聞いていたのですが、サッカーにこんなにポジションがわかれていてそれぞれのロールに対して適性があってチームでやる競技なんだなと・・・会社と一緒なんですね。普通のスポーツ漫画ってルールがわからないとよくわからないのですが(笑)、サッカーのことを全く知らないど素人でもわかるように描かれているのがすごい。

2.お笑い嫌いだったけど、どんな世界も大変なんだな・・山ちゃんの努力がほんと、すごい!

これまた私の好き嫌いを露呈して恥ずかしいのですが、お笑いというものが見ていても苦手でした。何が面白いかよくわからないことが多くて。(すみません)落語はわかります。いわゆる一発芸とかリズム芸とか、過剰なディスりとか。私が初めて「お笑い、いいじゃん」と思ったのはブルゾンちえみさんです。「キャリアウーマン」と言われるのがあんまり好きではなかったのですが、彼女のおかげで打ち返しができるようになりました!
さて、山ちゃん。かの有名な?しくじり先生でのしずちゃんへの思いの告白並びにNetflix版テラスハウスで興味を持って(遅い・・・)この本を手にとりました。山ちゃんの半端ない執念と努力。そしてかっこ悪いところを持ち出せる勇気。しびれました・・・

3.韓国でミリオンセラー!韓国への見方が変わる一冊

これもvoicyで聞いたような。韓国語を大学で少し勉強していて、今通っている先生も韓国人で、韓流ブームもあったしKPOPもそれなりに聞いたし、韓国コスメも一時期はまっていたし。韓国は比較的身近に感じていました。(行ったことはないけど!)ですが、韓国の男女格差の問題は今まで全く耳にすることがありませんでした。読み物としてもとっても面白い。知らない韓国の一面を。

4.勉強ができないとはどういうことか。

人は自分自身のものの見方の中でしか世の中が見えておらず、なかなか他の見方があることに気づきにくいと思います。勉強ができない、非行に走ってしまう、というのはどういうことなのか。認知機能というあたらしい見方で解かれています。

5.ゲームの体験作りについて書かれた本。ゲームのことを馬鹿にしていたと反省した

これも怒られそうですが、ゲームがあまり好きではありません。子供の頃ゲーム機を買ってもらえなかったことがきっと関係しています。ゲームを通じて体験をどう作っていくかという内容ですが、みなさんがよく知っているゲームを題材に「え、そんな仕掛けだったの!?」と驚くようなことがたくさん。もちろん私はそのゲームをしていないので想像を膨らませながら読みました。ゲームがもっと時間がかからなかったらやるのだけど・・(ちなみにキャンディクラッシュやツムツムなどはやりました)

6.ジャニーズやアイドルに無関心でした。

元同僚のしもちゃん(霜田さん)の本。ジャニーズにもアイドルにも全く興味がないのですが、とはいえジャニーズが出ているドラマはある程度見ていたりするので、なるほど!と思いながら読み進めました。ジャニーズも失礼ながらなんか全て揃って生まれていいよねーくらいな風に思っていましたが、こんなに厳しい世界で勝ち残っていく人たちだからこその、それぞれの仕事観、どこに立ち位置を取っていくかという戦略、理想に向かうための行動と・・・ほんと、大変失礼いたしました!ジャニーズ興味ないよーって方にこそ読んでもらいたい。

7.現在版「自動車絶望工場」。

大学で社会学部に入学してすぐに読めと言われたのが「自動車絶望工場」。

「君たちはここにきている時点でエリートだ!しかし社会学部に入ったからにはそのことをまず認識しなくてはならない。だからこの本を読み、山パン(山崎製パン)でバイトせよ!」と。

衝撃を受けたこの本でしたが、とはいえ昔の話だよなーと思っていたらこの、アマゾンの倉庫やウーバーの運転手をした著者のルポルタージュ。イギリスの話ではあるものの、これはグローバルに起こっている事実に違いない。私たちが便利さを享受している一方で何が起こっているのかはちゃんと知っておかないと・・・。

8.結局数学は全然身近にはならなかったけれど

これも知人が書いた本。数学は、中学〜高校生の時に必死で勉強したけれどついぞわからなくて諦めました。大学1年で数学か第3外国語を取らないと進級できなかったので迷いなく第3外国語で韓国語を選びました。数学って聞くだけでちょっとドキッとします。

この本は、数学者や数学教室の先生や数学お笑い芸人やーに会いにいくというノンフィクション。結果的に数学が身近になったかというとなってはいないのですが、数学ってこんなものだったの!?私たちが知っている「正解はこれ!」的な数学とは全く異なる概念に読み進めるうちに「ええ!?数学って一体・・・」とどんどんとよくわからないけど気になる・・・的な存在になっていくから不思議。

9.靴に対して諦めてたけど、光明が。靴との正しい付き合い方が学べる

シューフィッターのシンデレラシューズさんのコンサルを受けたきっかけで検索して見つけた本。靴の選び方自体はコンサルで伺ったのですが、調整の仕方についてこの本にも色々と書いてあるのですぐに取り入れられると思います。早速インソールを購入して色々試しています。日々足の大きさは変わっているので、いい靴を買う、以上!ではなく、調整し続けるという姿勢が必要なんですねー。

10.本当の自分は?という問いが無駄だったことに気付いてすっきりします

「私は本当はこういう人なのに・・」と人からの見られ方とのギャップに悩むことがありました。ですが、その悩みが全くの無駄だったと気づかせてくれたのがこの本。自分は複数あってよし。どれも本当の自分。その考え方が得られただけでらくーになれました。

11.12.どこに住むかは、どう生きるかに繋がる。

ずっと同じところに住んでいるので引越しを検討し始めた時に読んだのがこの本。東京の街の歴史や、時代と共にどこに住むかという概念が変わってきたという流れ、そして今人気の街について知ることができて面白い。自分の頭の中が凝り固まっていたことに気づかされました。そして、どこに住むかはどう生きるかという問いに繋がるという気づき・・・もう少し考えてみたいと思います。

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