見出し画像

多店舗企業のデジタル化支援ークラウドサイン NOW 3社共催セミナーレポート

こんにちは。クラウドサイン事業部 新規事業開発チームの三科です。

今までのクラウドサインは「場所を問わずに契約締結ができる」ことがメリットで、リモートワーク・働き方改革といったムーブメントも後押しし、利用社数が急増しております。しかし、まだまだ残るのは「店舗での紙のオペレーション」。

リリースしてから1ヶ月弱ですが、すでにフィットネス、エステ、美容外科、不動産管理、回線事業者など様々な業界の企業様にご導入いただいております。

そしてお客様に向き合えば向き合うほど、店舗経営の課題は様々にある・・・その課題にはクラウドサイン NOW単体では立ち向かえないため、パートナーさまのソリューションも含めてご活用いただくことで、店舗経営の課題解決に繋げていければと考えています。

ということで、2019年11月9日にネクスウェイ様、ドリーム・アーツ様と共同で、【多店舗企業向けセミナー】 LTV最大化!本部と店舗で取り組むデジタル化戦略というセミナーを開催しました。

目次
1部:店舗の働き方を変革するコミュニケーション
2部:電子契約が実現する業務自動化とデータ分析による店舗経営改革
3部:あらゆる業務のデジタル化で実現する店舗運営改革

1部:店舗の働き方を変革するコミュニケーション

画像3

株式会社ネクスウェイ 販売支援事業部 覚前 真奈実さまのご登壇です。

今回のテーマが「LTV最大化」。LTVを上げるために必要なこととして、顧客のファン化がもっとも重要だというお話でした。ファン化のために必要なピラミッドがこちらです。

スクリーンショット 2019-11-11 18.00.56

一番下のベースの安心感
安定したクオリティを供給するためには、どの店舗でも同じ体験ができる必要があり、そのためには本部指示の徹底が必要です。私の実家もチェーンでお店をやっているのですが、確かに「伝えたはずなのにやっていない」問題はよく耳にします。かといって、店舗の現場は人手も足りないし、忙しい・・・その解決策として、Shopらんや店舗maticという店舗専門のコミュニケーションSaaSがあります。漏れなくストレスなく、店舗と本部の情報共有ができるのです。

その上で、わくわくや感動の体験
従業員の創意工夫が生まれる環境作りをすることで、お客様の体験の向上に繋がる、という考えの元、各店舗のナレッジ共有をする機能があるという解説をいただきました。

お客様の成功のために、従業員のクリエイティビティを発揮できる環境を整え、文化を作る。そんなメッセージを感じました。

2部:電子契約が実現する業務自動化とデータ分析による店舗経営改革

画像2

続いて、弁護士ドットコム株式会社 取締役 クラウドサイン事業部長 橘 大地の登壇です。

クラウドサインを4年運営して6万社の導入実績を作ったものの、土日に役所やスポーツジムに行くと、当たり前のように書かされる紙の書類。聞いてみれば、紙で書いた来店カードやカルテなどの情報は9割が放置、8%が営業時間後に2時間くらい転記作業をしているそうです・・・。そこで、紙の来店カードやカルテ、申込書を顧客が書くと同時にデータ化、本部に情報が送られるクラウドサイン NOW」を作ったという解説をいたしました。

ただの業務効率化ツールではなく、データを生かして意思決定をするために使っていただいています。

多くの店舗が集客を外部メディアに依存していますが、この構造を変え、自社で顧客管理をしてアセットにしていくというご提案です。SaaSでは営業についてもプロダクトについても数字を元にしてKPIを設定し、PDCAを回すのが一般的が、店舗というプロダクトはどのくらいデータを用いてこれができているのか。

橘が、店舗の経営者と日々1on1をする中で、結構こういう目標設定をしているケースが多いことに気がついたということです。

スクリーンショット 2019-11-11 23.36.36

これでは、PDCAの回しようがありません。

スクリーンショット 2019-11-11 23.32.22

どのようにKPIを設定すべきかというお話をいたしました。

スクリーンショット 2019-11-11 23.43.14

わかりやすい事例としては、美容室の事例の話がありました。美容室のほとんどが20~30代女性をターゲットにした店づくりをしているように見える。ですが、聞いてみると実は顧客の6割が男性だったということで・・・男性むけのポスターを試しに1ヶ月貼ってみてもらったところ、男性顧客がさらに増えたのだそう。こんな気づきも、データを丁寧に見ていくことで見つけ、改善に繋げていくことができますね。

採用もまた然り。店舗別の年齢や性別、退職率、在職期間などの情報をダッシュボード化し採用戦略・人材活用戦略に繋げていくことも可能であるという解説でした。

3部:あらゆる業務のデジタル化で実現する店舗運営改革

画像1

最後に、株式会社ドリーム・アーツ カスタマーサクセス統括本部 アカウントエグゼクティブグループ 藤田 駿さまのご登壇です。

藤田様のお話は、本部改革の必要性についてでした。

スクリーンショット 2019-11-12 18.24.23

多店舗経営企業の管理部はまだまだペーパーワークが多いですし、IT人材の不足から、中途半端なIT化に留まってしまっているケースが多くあります。ベンダに丸投げのシステム、その運用コストもバカになりません。その結果、管理業務はどんどん肥大化し、店舗支援にかける時間がどんどん削られてしまいます。

本部業務のDXを推進するSmartDBは、ノンプログラミングでビジネス側の担当者が業務フローに合わせて構築できます。

スクリーンショット 2019-11-12 18.28.48

大企業が多く使っているというSmartDBは、複雑な業務フローにも対応できるそうです。例えば稟議申請をSmartDBであげた後に、コメントを入れたり、申請の途中であっても承認者を追加したりなど・・・紙での運用で残っていた曖昧な部分もきちんと対応が可能です。

アパレル大手の会社様がSmartDBの稟議システムを導入後、スマホやタブレットでの承認が可能であるため、承認までの時間が半分になり、店舗メンテナンスの申請業務など他の業務にも利用拡大しているという事例のご紹介もありました。

最後に

店舗のコミュニケーション、データ取得と分析、業務フローのシステム化といった視点で多店舗経営のご支援ができればということで本セミナーを開催いたしました。
クラウドサインの新サービス、クラウドサイン NOWの詳細が聞きたい、デモを見てみたいなど、お気軽にお問い合わせくださいませ。
資料請求はこちらからお願いします。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?