東京出張決まったら読んで欲しいお土産小噺#3 where

前回、何を買うべきかについてとにかく美味しいスイーツを買うべし!と述べた。それを踏まえて今回はどこでそれをGETするかについてお伝えしたい。

わざわざ書かなくてもブラブラ歩いてたら普通に見つかるじゃないか。との意見もあるが、それはそれで半分くらい正しい。というのも、東京駅構内にはエキュートやグランスタといった商業施設があり(新幹線駅構内に入るとKioskしか無いので注意!)更にはいかにも東京土産的な商品群は弁当屋の横とかにずらりと並んでいる。なのでお土産を買うという目的はそれで果たせるのだ。

しかし、そこからもう一歩進んで、妻や子供から賞賛を浴びるようなお土産を買うには、美味しいスイーツを買って帰らねばならない。覚えるまで何度でも言うが、美味しいスイーツを買って帰らねばならない。

そこで、東京出張デビューされる方々に是非オススメしたいのは、大丸東京店である。

東京駅の八重洲北口を出てすぐのところにある。え?改札の外?わざわざ一回改札出るの?めんどくさ。と思っても、大丸東京店を推したい。しかも圧倒的に推す、欅坂46でいうと平手ちゃんくらい推したい。

大丸東京店の優位性

大丸東京店をオススメする理由は6つある。

1. 美味しいスイーツが集合している
2. 東京が本店とか関係なくとにかく集合している
3. 狭いスペースに密集している
4. 生菓子の取り扱いが多い
5. 地下でお弁当も買える
6. 東京駅から徒歩1分で着く

まとめると、バラエティ豊かな美味しいスイーツ(とお弁当)が狭いスペースに集まっている。というのが大丸東京店の優位性である。

ただ、狭いといっても駅構内の1つ1つの商業スペースに比べると広い。店舗数も多い。必然お気に入りのスイーツを見つけられる確率は高い。
一応数字で比較すると、大丸東京店は1Fに50店舗、B1Fまで入れるとなんと驚愕の70店舗、弁当屋も足すと100店舗を超える。記事のために数えてみて私も驚いている。対して、東京駅構内最大の地下商業施設のグランスタはスイーツ40店舗のお弁当足して60店舗強であり、大丸東京店の圧勝である。

ここまで推すと、大丸の回しもんか何かかと思われるかもしれないが、筆者は百貨店なら近鉄の方が愛着が深い。小さい頃よく行ったからだろう。

なぜ大丸東京店なのか

そこまで言うなら一度出てみて買ってみるか、となってもらえる素直なサラリーマンばかりなら、こんな記事はいらないだろう。なぜなら大丸東京店に美味しいスイーツが沢山あるのはいろんなまとめ記事を見れば明らかだからだ。東京駅お土産ランキングベスト10みたいな記事に絶対複数店舗はランクインしている。しかし実際に大丸に行く人はほぼいないだろう。それほど改札を出るというのは心理的障壁が高いと私は確信する。

かく言う私も初めて東京出張した際には、出張帰りの疲れた身体でしかも新幹線の予約時間までにお土産を買わねばならないというプレッシャーの中、駅構内を歩き回った経験がある。しかし前回も言ったように駅構内にあるお土産屋はあくまでお土産を売っているのであって、美味しいスイーツが買えるとは限らない。近所の美味いケーキ屋を超える"ザ"お土産はなかなか存在しない。結局、駅の数ヶ所の商業施設を歩き回った挙句、あろうことか私は東京ばな奈を買っていたのだ。おそるべし東京ばな奈。黄色い悪魔である。

そもそも土地勘のない東京の地でスパッと美味しいスイーツを見つけられるはずがないのだ。しかし、駅構内には沢山お店があるので簡単だと錯覚してしまう。これが東京駅の恐ろしいところであり、この罠にはまったものは皆すべからく東京ばな奈かごまたまごかシュガーバターサンドを買うことになる。一度なら許される。だが、間違っても東京ばな奈→ごまたまご→シュガーバターサンド→東京ばな奈などといった先発の少なすぎるローテーションを組んだものならクライマックスシリーズにすら出れないであろう。ある意味家庭でのポジションはクライマックスシリーズ突入だ。

そこであえての改札外、大丸東京店である。

まず一度改札の外に出ても、そこからまた新幹線に乗るので料金はかからない。意外と損しない。次に大丸東京店は八重洲北口出てすぐのところにある。意外と近い。また店内の混雑具合は駅構内よりはマシである。意外と疲れない。

さらに、駅構内で楽にお土産を買うことを諦めてわざわざ改札外の大丸に行くのだ。是が非でも大丸で良いスイーツを選ぶという覚悟を持てる。(これは経済学でいうところのサンクコスト効果を逆手にとっているといえる。かもしれない。)

最後にその覚悟を後押しするように駅構内より魅力的なスイーツが揃っている。(これは駅構内の商業施設と同じラインナップで勝負しても立地で負けるので大丸のバイヤーさんの頑張りの賜物と思う。マジリスペクト。)

断言する。大丸東京店に行けば必ずステキなスイーツをゲットしてハッピーなファミリーライフをクリエイトできる。すでに黄色と黒と緑の悪魔達でローテーションを組んで借金まみれのあなたも一度大丸東京店に足を運んでほしい。メイクドラマは行動するもののみに起こりうる。

自分の経験したことを文章にしていくことで、誰かの役に立てたら嬉しいとか、ただ書くことが楽しいとか、そういう風に私はなりたい。