R6 神戸大学理学部惑星学科編入試験内容

こんにちは!
このたび神戸大学理学部惑星学科の3年次編入します、みすたーです。
更新が遅くなりました…
今回は僕が実際に受けた入試(令和6年度)の概要と試験に関する情報収集などについてお話ししていこうと思います~


試験内容

当日、会場での試験は2日間あり両日とも面接でした。
1日目の夕方頃にネット上で第一段階の合格発表があり、合格者のみ2日目の面接に参加する、という形でした。
※惑星学科の試験形式は変わる可能性も十分あるのであくまで参考に。

1日目

学科試験の代わりのような面接でした。
事前に公表されている募集要項には↓

面接は数学、物理学、英語に関する基礎学力の確認を含みます。

令和6年度 神戸大学理学部大3年次編入学 学生募集要項

としか試験内容に関する記載はなく、どんな難易度でどの範囲が出るのか全く分からず、めちゃくちゃ不安でした。
僕がした対策は次の記事で書こうかなと思うので、ここでは実際の試験の具体的な内容を。

まず控え室に集合し、受験番号順にひとりずつ呼ばれていくというスタイルでした。

呼ばれたら試験室ではひとり30分程度の時間が与えられ、その中で与えられた数学と物理の課題2問ずつからそれぞれ1問選び、5人ほどの試験官の前で説明しながら黒板に回答しました。

数学

選択問題は以下の2種類でした。

  • 積分とマクローリン展開

  • ナブラと内積の計算

私はナブラと内積の計算を選択しました。理由は、マクローリン展開がうろ覚えだったからです。
試験の一ヶ月ほど前に届く2日目用の課題と一緒に同封されていた注意書きに、1日目の試験では教科書持ち込み可とありました。
もう不安すぎたので、自分の持っている教科書と大学の図書館で借りまくった本をリュックにパンパンに詰め込んで臨んだのですが…
試験官に見られる中、本のどこに書いてあるのか探す余裕はなかったのでぱっと見で分かる方を選んだという感じです(笑)。

物理

選択問題は以下の2種類でした

  • 空気抵抗(速度比例)のある物体の落下

  • 点電荷周りの電場の広がり

試験範囲は「力学」「電磁気学」「熱力学」が指定されていましたが、力学と電磁気学からの出題でした。
私は空気抵抗の問題を選択しました。単純に力学に全振りしていたからです。

別の記事で紹介しようと思っていますが、私は勉強のスタートがかなり遅かったため、電磁気と熱力学まで手が回っていませんでした。

回答中に計算ミスを指摘されたりもしましたが、問題の本質(空気抵抗がある中物体を落下させるとどういう振る舞いをするか)が分かっていれば大丈夫だという印象です。

2日目

試験の約1ヶ月前に送付されてくる「課題」に対して先生方の前で発表することと、志望動機・自己アピールなどを聞かれました。

課題

図(写真)が2種類用意されていて、それらの内どちらかを選んで考察した内容をA4用紙2ページ以内にまとめて発表せよという内容でした。

  • 世界中の「プレート境界の分布図」と「発生した地震震源の分布図」

  • 「地球」「月」「火星」面から見たそれぞれの景色

の2種類でした。私はもちろん下を選びました。
最初は何をして良いのかさっぱり分からなかったのですが、カラー印刷だったことを加味し、それぞれの大気がなぜそのような色になるのかを考察しました。
これに関しては提出期限ギリギリまでかなり調べて論文テイストに仕上げて提出しました。発表時に数値まちがいを指摘されてしまいましたが、おそらく考え方を見られていると思うので合否に影響はなかったように思います。

志望動機など

課題発表のあと、志望動機・自己アピールなどを聞かれました。
これは正直に自分の学びたいことを伝えれば良いと思います。

ただし、大学受験に失敗したから編入したい!というネガティブにとられかねない理由を前面に押し出すのはおすすめしません。印象悪いからね。
あくまでも何の勉強/研究をしたくてこの大学を受験するのかを伝えることが重要だと思います!

まとめ

読んでいただきありがとうございます!
当日の試験はこれで以上です。

このほかに事前スコア提出のTOEICと志望理由書・自己アピールの提出(書面)がありますがそれは追って書きたいと思います。

みなさんが志望校に受かりますように!!

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