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科学技術レベルを露呈した日本 ミサイル発射と煽る一部報道

 かつて科学技術を無視して突き進んだ戦争は予測通りに終わった。
未だにこの轍を踏んでいるわが国の政治。今朝がた某国が打ち上げたロケットを・・ミサイル!ミサイル! とやたら煽る一部報道機関があった。
 また朝鮮専門家と称する『専門家』らしき人達がほとんど根拠のない話を憶測がほとんどにも拘わらず、【したり顔】で話す国…まさに亡国への邁進である。
 さすがに、某国の隣国は、【宇宙飛翔体の発射】と実に通常の報道である。
 知らないという事程恐ろしいことは無い。
 これは『何も知らない国民』達に、居もしないお化けの話をやたら垂れ流して恐怖を煽るだけであり、これでは
 知らぬが仏➡知らぬが地獄
となるだけである。
 これが、万一意図的に行われているとする恐ろしい限りであるが、今のところ、そうでは無く、
 ★無知ゆえの恐怖
を抱いていると言うのが実態であろう。
 偵察衛星とうのは、基本的に極軌道を回るものが多い。下図は気象衛星センターのページに示された軌道の概念図である。緑が極軌道である。

衛星軌道

極軌道が使われるのは、地球の自転を利用すると、宇宙空間で短期間ではほとんど変化しない軌道に対して地球は回転して、地球表面をスキャンできるということを利用しているのである。下の説明をご覧下さい。

極軌道と地球自転


 今回も失敗はしたが、某国から南に向けて発射したのは南北軌道に投入するためである。
 それから、衛星の打ち上げには、【ロンチウインドウ】と言うものがあり、いつでも打ち上げできるというものでは無いことも知っておこう。これにはいろいろな要因があり、一旦打ち上げが延期になると、次の打ち上げ可能となる時間・日程が決まってくることになる。
 徒に恐怖を煽っているのは、言語道断である。
 もちろん、警戒しておくのはこのような時代・世界情勢であるので必要だが、事実を基にしたもので無ければ、かつてのように道を誤るという事を肝に銘じておく必要がある。
 まさに
 ★無知が亡国へと誘う国
にならないように、科学技術を政治屋では無いところから得て行かなければならない。
 もっと科学的な国を目指そう。

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