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冥王星水瓶座入り

冥王星が水瓶座に入ります。

冥王星がホロスコープを一周するのに248年。

ちなみに太陽は1年。
木星は12年。
土星は29年。

いかに冥王星の動きが、ゆっくりなのかは理解していただけると思います。

また、冥王星の軌道は独特で、かなりの楕円を描きますから、
一星座に10年くらいの場合もあれば、
25年くらい留まる場合もあります。

そして、比較的新しい時代に発見されてますから、冥王星の存在を明確にしながらの水瓶座入りは初となります。

冥王星のテーマは【破壊と再生】。
小さなこの星のパワーは底知れない不思議さを漂わせております。

蠍座の守星であり、目に見える変化といった生やさしいものではなく、
価値観やあり方を根底からじっくりと、覆している力を秘めると言われています。


これは私のネイタルチャートと、
3/24のトランジットの二重円。

私の東の地平線(アセンダント)は、水瓶座1度。
つまりは冥王星が、重なっていくタイミングになります。

冥王星とアセンダントのコンジャンクションは、一生にあるか無しか。
動きが遅い分、滅多に重なり合うことはありません。

やはり動きが遅い分、オーブは1度。
1度にしてもかなり長い間、(そこに居る)ことになります。

また天体は、(逆行)というものがあります。
逆行している(ように見える)だけではありますが、
今回は6月まで水瓶座に入り、
また山羊座に戻り、また水瓶座に戻る、
を繰り返して、キチンと入るのは来年になります。


冥王星が意味することには、
集合的無意識への働きかけに関わって参ります。

前回2023年春分図の記事にて、
土星の魚座入りも少し書かせていただきました。


土星が形あるものを破壊し、再び作り上げていくとして、
作り上げていく人々の意識に働き掛けるのが冥王星となります。

長いスパンではありますので、劇的な変化ではなく、ジワジワと来るような変化。

前回、まだ発見されてはなかったのですが、
計算上の冥王星水瓶座期の出来事として、
よく言われることは、

アメリカ独立戦争と、
フランス革命が上がります。

歴史は、その出来事だけをクローズアップしても理解は出来ません。

メイフラワー号に乗って、(新大陸)を目指した人々が何故いたのか、
何故にフランス王政は破綻して、革命が起こったのか。

紐解く必要があります。

形を壊す前には必ず、人々の鬱積があり、
解放を叫び自由を求めておりました。

その爆発のエネルギーが、戦争や革命に至らせたのです。

さて、covid19のパンデミックはそろそろ終焉に入ってきました。

ロシアとウクライナの長引く戦争の裏で、
自由主義世界と独裁体制の綱引きもあります。

私たち個人は、何を変化させたいでしょうか。

当たり前ではないこと、
無理と諦めていたこと、
諸々を今一度、テーブルの上に置いてもよい時期かもしれません。

私も、変わっていこうと思います。


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