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【音楽にご興味ない方はスルー推奨】私はこの順番で貼り付けました。(🎵 Sailing In The Midnight コーラスメイキング)

音楽に(とくにコーラスや楽曲作りに)興味のない方はスルーしてください。

プレバトの「消しゴムはんこ」でよくある「この順に押しました」をコーラスでやってみました。
私がときたま(どこがときたまやねーん!)披露しているボカロの #UTAU 音源によるコーラスチーム「Sagittaria Trifolia Choir」が本年より6人体制になりましたが昨日上げた「🎵 Sailing In The Midnight」がまだ2曲目なので新体制の音の確認のために合成の途中段階を残してました。
せっかくなのでメイキングというか「手の内バラし」として各段階を公開しちゃいます。・

まず前置きとして

・譜面自体は6枚同時に書いています。
 この順で重ねながら譜面を書き換えたりします。
・リードボーカル(基本的に「詠音(よみね)サク」)は一番最後に重ねて います。
 今回は曲としてわかるように途中のものにも入れてあります。


では順番に
(それぞれのサウンドはリンクから)

(1)左サイド(セカンド)、右サイド(サード)のみ

曲によって変わりはしますが基本シフトは左サイドが暗鳴(あんな)ニュイ、右サイドが重音(かさね)テトです。
基本3度下と5度下、ときにセブンスのような音の取り方です。
リードの詠音(よみね)サクを加えてこの3枚でうちのチームの色というか基本構成が出来ているのがわかって頂けると思います。
で、これだけでも十分コーラスとしては出来ているのです。
とくにバックサウンドをつけたアレンジの場合にはメンバーの中から3枚ないし4枚を選抜して使うことの方が多いですね。
これだけでええやん!!と言われちゃったりして。。。
(それを言っちゃあ、おしまいよ!)
▷▷▷ https://sus-t.jpn.org/Note/Sailing20240110-Lv3.mp3


(2)バス(ルート)を加える

ここで先に水音ラル(みねらる)のバスを先に合成します。
音はルートとは限りません。コードの変わり目には経過音を辿ったりしています。
ただし、上の女声3枚との間に「隙間」が出来ていますよね。
あくまでもこの段階はベースラインの確認なのです。
同じ音を横ばいで使い過ぎてないか?逆に動かし過ぎていないか?
などです。
今回の曲では全編歌詞で唄ってもらってますがアカペラの場合には歌詞を離れてリズムを刻んでもらうことも多いです。その際にはなおさらベースラインも重要になってきます。
▷▷▷ https://sus-t.jpn.org/Note/Sailing20240110-Lv4.mp3


(3)女声最低音(フォース)を加える

五線譜のト音記号で言えば「ミ」辺りから下にはみ出た「ファ」辺りまでの音域です。
うちのメンバーではこの音域を唄えるのはレディ・リリスしか居ません。
男声で入れると曲全体が重くなってしまいます。
聞き比べていただくと普段あまり表に出て来ない声ですが非常に重要なパートだというのがお判りいただけると思います。
ときにはやっかいなテンションも担当してもらったり「Base on ~」のコードの時には本来のルートを取ってもらったりしています。
そしてこのシフトが昨年やって来た5枚体制のサウンドです。
うちのコーラスを聴いていただいてた方には馴染みの響きだと思います。
(じゃあ何が問題だったのか?ってはなしですが。)
▷▷▷ https://sus-t.jpn.org/Note/Sailing20240110-Lv5.mp3


(4)新メンバーにテナーを加えた

この曲ではリードボーカルが五線譜を超えて高く行くことが無かったのでさほど問題ではありませんでしたが
(それでも結構高い位置を取っています)
メロディが高い音になったときにセカンド、サードと距離が開いていまうという弱点がうちのチームにはありました。
無理に全体を引き上げると夏に書いた「めっちゃあおぞら」のように高音がキンキンしてしまいます。
(あれはあのアレンジで悪くなかったとは思ってますが)
たとえばリードが上の「ミ」や「ソ」以上でセカンドが五線の真ん中の「ラ」辺りまでしか行けないとき
譜面上はオクターブ下ですがテナーの詠音(よみね)ツキで「ド」や「レ」あるいはテンションになる音を穴埋めしています。
これもまだ2曲目なのであまり表に出るボリュームバランスにはしていません。なんとなく「違う」というのがわかって頂ければありがたいです。
私自身アレンジする側としては6枚なら6枚、ちゃんと主張しているサウンドが好みなので今は過渡期だと思ってます。
そのためには6枚での発声も良くしないといけませんね。
ちなみに音量は違いますがこれが音声記事にしたファイルです。
(noteの音声記事ではボリューム下がるのよね)
▷▷▷ https://sus-t.jpn.org/Note/Sailing20240110.mp3


以上、関係ない方には全く関係ないお話でした。


ではまた。

みなさんにいいことがありますように。



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