私の目的はいつでもたったひとつです。

「お客様がご自身で幸せを選び取れる道に進んでいかれ、その道を自立して歩んでいけるようにサポートする事」

つまりいつまでも依存されて、事あるごとに私に方向性を聞いてこられるのでは、私のやり方自体が不味いということになるのです。

最初は迷ってつまづいて、どん底でどうしようもなくて、光を探して頼ってこられるわけですから、そのどん底から抜け出すまでは何度か利用されるのは仕方がないというか、ある程度当たり前だとは思っています。
ただ、決定権を持ち、自分の人生を変える事が出来るのはあくまでもご自身です。
「この人の言う通りにしていれば間違いない」と他人任せにしていたら、一見前に進んでいるようには見えますがその実、幸せも不幸せもひっくるめて感動も反省もない、その場に止まったままの人生になります。

明治以前の自由意志のほとんど認められない時代ならまだしも、この現代社会で生きていくために一番大切な「自分の人生は自分で決められる」という権利を放棄している事になります。
だからこそ、私はお客様には過去から現状のサラッとした説明と、これから未来に起こりうる可能性とその回避策をお伝えし、選択はご自身に任せます。
もちろん、その過程で大切になってくる考え方の基本はお伝えしますし、悩みの相談にも乗りますが。

「占い師はただの道しるべ」だと、私はよく表現します。
躓いている部分を乗り越えるためのお手伝いをしたり、困難な道や行き止まりの道をあえて選ぼうとしている方に、もう少し楽だったり先に続いている道への方向性を示し、その道を選ぶ事のメリットデメリットをお伝えするのが占い師の役割だと思っています。

まだまだ続きます。
興味を持たれましたら、どうぞ引き続き読んでやって下さい。