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白川郷・金沢・和倉温泉 2018 - 華のおんなソロ旅

 2018年に、3泊4日の岐阜・金沢・能登半島をめぐるツアーに参加した記録の2日目です。

 前日は飛騨高山温泉のリゾートホテルだったが、朝早くバスで出発して向かったのは世界遺産の白川郷。美しい合掌造りを写真で見るたびに一度訪れたいと思っていた。今回の旅の目的のひとつである。
 よく目にする写真が撮られる撮影スポット、城山天守閣展望台にはシャトルバスで行くはずなのだが、ツアーならバスのまま上がれて便利。結構道が混みあっていて他車と譲り合いながら上がっていった記憶がある。カフェ兼お土産屋さんの中にキティちゃんと一緒に写真が撮れるコーナーがあって、私も記念に添乗員さんに撮ってもらった。カフェを利用しなくても撮影できたのはツアーだったからかも。そこで解散して90分の自由時間になったので、シャトルバスで下界に降りて来て、集落内を散策することにした。中を公開している家屋もあり、有名な和田家を見学。

集落内散策
火災に弱い建物のため、11月の一斉放水訓練が有名 それぞれの家に放水銃が
白川郷のゆるキャラ「しらかわGOくん」
3月下旬でも美しい雪の山並み
お土産屋さんの入口で
展望台から本通り ひときわ大きいのが和田家


国の重要文化財にも指定された和田家住宅
養蚕場もある
養蚕作業所
合掌造りを象徴する屋根を中から 荒縄と木の皮だけで結束


囲炉裏がある居間 煙は殺虫効果、ススは木を頑丈にする役割
和田家の窓から眺めた集落

 白川郷をあとにして、次に向かったのは金沢である。金沢は、20年ほど前に母と旅行した思い出深い場所。そのときは兼六園は昼下がりに一度見て、気に入ったという母のために翌日の早朝にも回った。当時はまだ若く、庭園の趣などはわからなかったが今は感慨深いものがある。

 奇観 根上松 は兼六園名物 2メートルせりあがっている根
冬の雪吊りで有名な唐崎松
兼六園の中心をなす霞ヶ池
有名なことじ灯篭 記念撮影用スポット 昔、母と写真を撮ってもらった
日本最古の噴水とか
日本武尊(やまとたける) 西南戦争戦死者を祀るためとか
霞ヶ池 蓬莱島を望んで
雁行橋を望む
春らしい風景

 兼六園を出て、ひがし茶屋街で自由時間40分。好天にも恵まれて大変な人出である。ここでも予習不足で要領悪く、もう少し調べておけばよかった。直行したのは金箔ソフトの店というのは何とも私らしいが(笑)。

金沢で最大の茶屋建築 懐華楼 入れず
金沢金箔を初めてあぶらとり紙にした箔一 お土産に買った
烏骨鶏の金箔ソフトはちょっと高いけど


豪華な金箔 特別版だったかな
お茶屋 志摩 にも入れず
ひがし茶屋街のにぎわい

 さて、次は当時のツアーの目玉のひとつだった、千里浜なぎさドライブウェイである。日本で唯一、自動車で砂浜を走れる8キロメートルだったのだが、今現在は通行止めとのこと。

バスの駐車場
こんな感じで走ることができた
好天に恵まれた 荒れる日もあるそう
ツアーバスも走った 座席から
記念碑

 今日のお宿は和倉温泉。あのおもてなしの宿、日本一を誇る加賀屋のすぐ近くに立つ姉妹館あえの風である。加賀屋は当時はひとりでの宿泊受け付けをしておらず、ツアーでも設定がなかったので泊まれず残念だったが、姉妹館宿泊で入浴は可能とのこと。宿泊館での入浴はあとにすることにしてさっそく訪問した。館内から、ゴージャスな雰囲気を堪能することができた。

加賀屋入口


豪華なロビー
加賀屋周辺散策
あったかベンチもあり
加賀屋周辺 七福神がいる
和倉温泉の源泉?
弁天崎源泉公園

 姉妹館ということだが、あえの風も大変良かった。何より気に入ったのは、夕食時にシアターダイニングで舞や太鼓を鑑賞しながらいただけたこと(キャッチ画像は御陣乗太鼓のステージ)。ひとり参加でも相席ではなく、中央の舞台も見やすく食事内容もレベルが高い。いろいろとツアーに参加してきたが、夕食では過去満足度No.1で、よく思い返していた。震災後の様子はいかがであろうか。和倉温泉がまた素敵なおもてなしを復活され、現地が観光客であふれ返りますよう、復興を心よりお祈りしております。

夕食の先付 郷土色豊かな前菜 ずわい蟹も


中島菜うどんも美味しい
季節の魚のお造り サクサク食べるしょうゆ添え
上杉謙信の能登侵攻を防いだという奇襲太鼓に端を発する 面も多様


なんと雅な舞
お部屋も優雅
部屋からの眺め
館内を飾る加賀友禅
あえの風 外観

 明日、3日目は輪島を通過し、片山津温泉で宿泊です。