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バーチャルマーケットにブース出しました

こんばんは、美澄です。
2019年9月21日~28日にVRChatで開催された、バーチャルマーケット3に自分のブースを出展してきました。
この文を書き始めたのは29日の夕方で、大きな祭が終わって日常が戻ってきたのだなぁとなんとなく感じています。
忘れないうちに今の気持ちを纏めようと思い、noteに書き綴ることにしました。何事も勢いです。
と言うわけで雑多に書いていきます。

出展の経緯

申込登録をした時点でblender歴は1年程でした。
技術的に未熟な事と、金銭のやり取りで余計なトラブル等に巻き込まれたくないと思っていた為、出展 = 販売物を出す という要素の強いVケットへのブース参加はほぼ考えていませんでした。
じゃあ何で参加したんだって話ですが、「後悔したくなかったから」です。
VRChatのユーザーには創作活動に強い熱量を注いでいる方が多くいて、私もそれに引っ張られるように、自分がやりたいと思った事には本気で向き合っていく方がきっと楽しいと思うようになりました。
ここで出展の申込さえしなければ、1ヶ月後か、半年後か、とにかくどこかで後悔するような予感がしました。
丁度その頃、メインで使用しているアバターとは別のコンセプトのデザインも浮かんでいた為、都合が良かったのもあります。
出展申込をして参加が確定したら、締切に追われたり、慣れないブース作りの作業で苦労するだろう事は予想していました。この辺り2~3日ほど悩み、最後は深夜テンションで入力フォームを開いて申込登録を終えました。

締切があると作品が完成する

Vケット公式でも度々言われているこのフレーズですが、本当に完成しました。2~3ヶ月の期間で展示品  + ブース は結構大変な為、ブースの細かい作り込みを妥協しました。アバターはテクスチャ描き込みの負担を減らす為に模様話で陰影をつける事に集中しました。後、3Dペデスタルに必要性の薄い表情、口の動きなどもひたすら後回しにしました。
とにかく締切に間に合わせる為に妥協を重ねたのですが、1回目の参加で凄いものを作ろうとすると精神的に駄目になってしまいそうだと感じていたのでスピードを優先しました。

実際、締切1週間前辺りで唐突にPCが数日起動しなくなるという、ギリギリのスケジュール組んでいたら全て終了しかねないトラブルもあった為、この辺りの判断は間違ってなかったと思います。余裕は大事。

販売物が売れると嬉しい

小並感。でも実際に声にならない感情が湧きました。出展申込から4ヶ月近く一つのアバターと向き合ってきたわけですし愛着はあります。技量不足ではあってもその時出せる全力の技術で完成させた訳です。嬉しくないわけがない。今回買っていただいたのは、事前に自分で開催した試着会に来て感想をくれた方でしたのでVケットの販促効果云々といった恩恵があったのかは正直わからないです。でも参加していなければそもそもアバターは作られなずじまい。或いは自分用のアバターになっていたと思います。そう考えるとVケットのお陰で自分の作品が売れたと考えても間違いではないと思います。

以下、 普通にVケット3の感想

・作り込まれたワールドの世界観に引き込まれた
カステロマギカが特にそうだったんですが、事前のコンセプトアートとほぼ同じ雰囲気で仕上がってて素直にテンション上がりました。

・ テレポート+写真にロゴが入る拡張機能が良かった
テレポートは私がわざわざ言うまでもない位に便利 + 楽しい機能でした。
一人がコライダージャンプを使えればワールドの隅々まで見れるようになりますし、途中で逸れたor落ちた場合の合流も楽。後お互いに背後を取り合うのも楽しかったです。全ワールドに導入されてほしい。
カメラのVケット用フィルターは3種類ありましたが、シンプルにイベント名が書かれたものがツイッターでは一番見かけたような気がしました。写真にイベント名が入るとアイキャッチのようにも扱えて、個人的にはこの機能もとても好きでした。

・ お金沢山使った
過去2回のVケットでは、特に刺さったアバターを1、2体boothで買う程度だったのですが、今回は8体買いました。出展ブースの増加、クオリティの向上、期間限定の値引き... など要因は色々あると思いますが、自分が販売を実際に始めた事で、クオリティアップに繋がりそうなモデルを求める事に貪欲になったのかもしれないと前向きに考えています。

・ まぼろし座がエモかった
小並感。簡単に言うと、12箇所の会場で少しずつ話が進んでいくVR演劇で、「文明・自然・神秘・人間」というメインキャラが登場します。
途中から諸事情でソロで見て回る事になり、そのまま最後まで見終える事になりました。その時点でもストーリーに込められた想いを受け取ったようで満足していたのですが、その後で人伝てに
* 文明メインの話 => 仮想工廠
* 自然メインの話 => Sky Island
* 神秘メインの話 => カステロマギカ
* 人間メインの話 => ネオ渋谷
と言う形式で会場とリンクするように話が進んでいたと聞いて
「はぁ〜〜〜〜!!」と素直に関心しました。



こんな感じです。
販売アバターを出した事で、今後の活動の選択肢が広がったような気がします。10月以降に関してはインプット量を増やしたり、blenderのUI2.8を触ってみたり、私用のアバターを更新したりしようと思っている為、Vケット4に出展するかはまだ決めていません。ただ、一度出展を経験した事で、自分の中でこうした催しに出展する事へのハードルは確実に下がりました。"Vケットは機会"と何度か耳にしていますが、私にとっては本当でした。次に参加する時にはもっと洗練した作品で臨みます。
というわけで、次のVケット4の開催も楽しみにしています!

最後に宣伝


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