人狼系ゲームの犯人の捜し方がわからない人へ

最近人狼系のゲームを色々と嗜んだので、
そこで学んだ犯人の捜す方法の一つを残しておきます。

方法・犯人を捜していない人を探す

あなたは色々な証拠から犯人を捜すと同時に、
他の人が犯人を捜しているかも確認してみてください。

犯人を捜す上で一番わかりやすい手掛かりは
『犯人を捜していない人を探す』ことです。

当たり前に聞こえるかもしれませんが、
実際のゲーム中ではそれがヒントになります。

なぜ捜していない人は怪しいのか

これは犯人と犯人でない人の
勝利条件の違いを見ると分かります。

推理ゲームにおける参加者の勝利条件は
犯人を見つけることです。
つまり勝ちたい参加者は犯人を捜しています。

ですが、犯人はどうでしょうか?

犯人側の勝利条件は自分が見つからないこと。
ゲームによっては他の参加者を減らしていくことです。

もし犯人が真剣に犯人を探すと
自分を差し出してしまうことになりますよね。

そうなると犯人は黙っているか、
誰かに同調しておくしかありません。
(嘘をいうこともできますが、ゲームが進んで
それがおかしいことに気づかれると
探せていないことがばれてしまいます)

だから探していない人が怪しくなるのです。

犯人が犯人を示すリスク

さすがに自分を差し出す犯人はいませんが、
これには段階があります。

もしあなたが犯人の場合、
他の参加者に誰が怪しいか聞かれたとき、
「私かあいつのどちらかしか犯人になる人物がいない」
と言って'あいつ'が犯人でないと分かったとすると、
次に調べられるのはあなたになってしまいますよね。

これでは実質自分を差し出したのと変わりがありません。
容疑者の数をあなた目線で示してしまうことは
負けるかもしれないリスクになるのです。

なので犯人は真の意味で犯人を捜すことはできません。
(犯人目線だと容疑者をできるだけ多くして、示すリスクを減らし、
時にはリスクを取って攻めることでこの構造から逃れますが、今回は割愛)

勝利に近づくために行うべき選択の違いが
犯人とそうでない人の行動に
大きな違いを生み出しています。

具体的な例

たとえば、あなたから見た容疑者が
Aさん、Bさん、Cさんの3人いるとします。

そのAさんは、
犯人はBさんかCさんのうちの
どちらかだと言っています。

もし途中でBさんが犯人でなくなった場合、
AさんはCさんを疑うはずです。

そこで黙っているなら、
Aさんは犯人か犯人の仲間の可能性が高くなります。

Aさんにそれを聞いて
黙っていた理由に納得できなければ
他の人を説得してAさんを調べたり、
犯人として指名しましょう。

もしAさんが犯人でない場合でも、
なぜAさんはBさんとCさんだけを
疑ったのかを調べていくと、
誰かが嘘をついてAさんに勘違いをさせていた、
実はBさんが犯人でないという情報が嘘だった、
など次の情報につながるチャンスにもなります。

まとめ

意見の矛盾を見つけ、
誰かが隠している情報を探していけば、
確実にゲームの勝利に近づいていく
実感が得られると思います。

たとえゲームに負けたとしても、
それが途中まで分かっていたなら
推理の自信になっていくはずです。


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