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大学生としてのGWの過ごし方

大学生は休みが多い

 大学生になると、基本的に休みが多い。集中講義や教育実習、実験などの特殊な講義科目を除くと一つの学期は15週~17週で終わる。これを原則1年間二つの学期で設定し運用するので、合計で30週~34週となる。1年間は約52週あるので18週以上は休めることになる。
 なんだ、それでは高校までの休みと変わらないと思うかもしれない。しかし、一定の履修ルールはあるものの、大学は高校までと異なり、基本的に履修する講義科目を自分で選ぶことになる。そのため履修する講義科目を集中させれば休みの日数をさらに増やせるし、午後からだけ授業に出席する時間割を組むことも場合によっては可能である。このような過ごし方を、一人一人が自分で判断して作り上げられるところは、高校までのそれと全く違うと言って良いのではなかろうか。
 この記事を書いた時期は4月中旬なので、多くの大学生は春学期に自分が履修する講義科目の登録を終えていることだろうと思われる。そして、友人知人が来たる今年のゴールデンウイーク(以下、GWとする)で多く休むために科目の履修登録を工夫したのを見て、「自分もそのようにすれば良かったかも」などと後悔している人もいるだろうし、逆に五連休だの七連休だのとワクワクしてGWの計画を立てている人もいるだろう。
 予め書いておくと、この記事はGWを遊び尽くすことに注意を呼びかけるものでない。

大学生にとっての長期休暇の功罪

 GWの休暇もそうだが、長期的な休暇を確保することは自分の生活を充実させるうえで必要なことである。それが自分探しの旅になるかもしれないし、受験勉強のストレスを発散する機会になるかもしれない。いずれにせよ、大学生にとっての長期休暇は、それが1年生のときであろうと留年した8年生のときであろうと、絶対に必要であると私は考える。
 自分探しの旅みたく言えば、休暇を利用して旅行に出て見聞を広めたり、何かの資格取得を目指して勉強したり、仲良しの友人たちとディズニーランドに行く、遠出をして一日中遊び倒すといったようなことがある。どれを選択したとしても、それは人生をふりかえるときに「良かった」と感じるに違いない。したがって、大学生の身分にあるときは大いに大学生にとっての長期休暇を確保して色々なことにチャレンジして欲しいと思う。
 その一方で、長期的な休暇が毒になることもある。実際に毒を盛られた当事者に尋ねてみると、誰もがこの選択で「良かった」と感じているようなのだが、正直どこか悲しそうに見て取れてしまう。この原因自体は単純で、実は心配していない。なぜなら、人は誰もが新しいこと、未知のことに足を踏み出そうとすれば、常に一抹の不安を自分の中に芽生えさせてしまうものだからである。

連休後にフェードアウトする人

 私が心配になるのは、GWを境にして教室から消えてしまう学生すなわちフェードアウトしてしまう人である。できるだけ早く解毒しなければ、春学期を棒に振って散々な成績を残してしまったり、大学へ足が向かなくなって休学や退学を選ばざるを得なくなったりしてしまう。休学を選んで気分転換して、自分で解毒治療をして復学できる学生は問題ない。
 私が問題であると考える学生は、無気力になって何の反応も返さなくなる人、友人知人からもらうアドバイスで自分にできそうなものだけを取捨選択することに慣れきってしまった人である。なお、彼彼女らも自分の意志でそうなったわけではない。いつの間にかそうなってしまった感が強い。
 そのため今回のGWが迫る中で、このGWが学生諸君にとって毒にならないための3つのポイント(そのうち1つは既に毒が回っている人向けのもの)を紹介しておくことにしたい。


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