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TASC ~つながりでまちをぬりかえる物語~

TASCとは
Traders of the area supporting the challenge
地域が何かに飲み込まれていくような感覚。
地域から何かが突然なくなるような不安。
それでも地域を愛する勇気。
建築士×コミュニティカフェ×デジタル工房
10年に及ぶ試行錯誤、その先に描く新たな地域とは。

TASCが描く社会

人と人は信用と信頼を確認し合いながら生きています。
黄色い三角形に注目下さい。
信用と信頼が薄れていくと、それを埋め合わせる何かが必要になります。
それを交換の際の約束として見える化したものが現行の通貨です。

交換のための手段だと思っていたところに間違いがありました。
信用と信頼を補填する担保が通貨だとすれば、
信用と信頼があれば一対一の関係に於いて通貨など必要なかったのではないでしょうか?

そう考えた時、信用と信頼を補填する数値をたくさん持つことが信用・信頼自体に成り代わってしまっている事に気付きました。
それは目に見えるものを、理解しやすい数値を、私たちが信じ切ってしまった結果です。

時は進み、信用・信頼(水色の三角形)が顕著に表れた商品、サービス、仕事、組織などが目立って来ました。
「これを黄色の三角形同様に見える化出来ないか?」
そう感じる時代に現れたのがブロックチェーン(記帳)をベースにした仮想通貨です。
我が国日本には、かつて通貨を介さず貸し借りを記帳し助け合う文化が醸成された農村文化や町民文化がありました。
「結」などに見られる返報性が保証された労働提供の仕組みは、今後現代の技術によって様々な関係を介在する新しい仕組みへと蘇る可能性があります。

その第1歩として必要な事は2点

1、数値化出来ていなかった見えない価値を数値として表現していく事。
2、様々な商品、サービス、仕事など現代のお金で交換しているものと
  新しい数値との関係を結んでいく事。

大きなエリアでは一気にそれは出来ません。
まずは地域で提供できるものを提供し合い、見えない価値を可視化しながら、その価値を交換する文化を復活させていく事です。

TASCはその一歩に挑戦します。

そこにある目に見えない価値が示せず衰退している商店や埋もれている個人。お互いに挑戦を応援し合うという仕組みの中で、お互いに見えない価値を可視化し、貸し価を可視化し一定のエリアを満たしながら、その規模を拡大していきます。

もちろん現代は様々なネットワークにより、地域やコミュニティは物理的な距離に縛られません。

TASCも物理的な距離をベースにしますが、そのネットワークは物理的距離を超え、共感と協働をベースにしたコミュニティとコミュニティの繋がりを最優先し運営していきます。

誰もが誰でも提供できる価値をベースにした仕組みです。共感頂けましたら、まずTASCページに「いいね」するところから是非ご参加下さい。

TASC 井上


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