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学び方を学べ!ドラゴン桜公式マガジン 2019年3月4日(月) 【Vol.093 取材記事・コラム版】

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学び方を学べ!ドラゴン桜公式メルマガ
2019年3月4日(月)
【Vol.093 取材記事・コラム版】
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月曜日7時・木曜日0時の週2回配信

こんにちは!担当編集まほぴです。

いよいよ3月が始まりました。
春から新生活がスタートするという方も多いのではないでしょうか。

3月のドラゴン桜メルマガでは、新連載が2本スタートします!

一つ目の連載は、忙しい社会人から注目を集めている読書法を徹底解析して実践する!
“目指せ年間100冊!最強の読書法『ペア読書』”

そして二つ目の連載は
現役東大生塾長である綱島将人さんが、大学受験の極意を語る
“大学受験は戦略がすべて!”。

この春、何か新しいことにチャレンジしてみたい。
心機一転頑張りたい。
そんな気持ちを後押ししてくれる新連載です!

それでは、今週も #ドラゴン桜メルマガ をお楽しみください!

◇目次◇

1. NEW!
目指せ年間100冊!
最強の読書法『ペア読書』

2.
たらればさん、教えてください!
古典が好きになる話

3. NEW!
社会はただの暗記科目じゃない!
社会講師・伊藤賀一先生インタビュー

4.
「能力開発」から「興味開発」へ
探究学舎・宝槻泰伸さんインタビュー

5.
アウトプットが人生を変える!
スキマ時間でできるSNS発信術

6.
角田陽一郎の
最速で身につく勉強法

7.
大人でも実践できる!
ドラゴン桜流英語学習法

8. NEW!
現役東大生塾長が教える
大学受験は戦略が全て!

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1.【連載】 NEW!
目指せ年間100冊!
最強の読書法『ペア読書』
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はじめまして!今回から連載をさせていただく「そや」と申します。

この連載では僕が生み出した「ペア読書」という新しい読書法と、その魅力をお伝えできたらなと思っています。

僕がペア読書を世にだしてから1年がすぎました。
日本テレビの番組「NEWアベレージピープル」でも紹介されるなど、じわじわと広がってきています。

今回は連載第一回ということで、「基本的なやり方」「メリット」「1冊目におすすめの本」の3ポイントに絞ってお伝えしていきたいと思います。

■ペア読書とは?

ペア読書は、その名のとおり2人でする読書法です。
普通の読書会との違いは、次の3点です。

・同じ本を2人で同時に読みはじめる。
・30分ですべて読み切る。
・読み終わったらディスカッションを行う。
30分で、本の趣旨、主張、主なハウトゥーなど、すべての内容をざっと把握して、ちょっと語れるくらいになりましょう。そのあと相手とディスカッションをするというのがペア読書の基本形です。

「同じ本を2冊買うなんてもったいない!回し読みすればいいのに!」
「30分で読み切るなんて絶対ムリ!」

なんて思いませんでしたか?
わかります、その気持ち。皆さん最初は同じような反応をされます。

しかし、ペア読書のメリットを知れば、むしろ2冊買ったほうがお得だし、30分で読むというルールにも納得してもらえると思います。

■ペア読書のメリット

数多くのメリットがありますので、いくつか紹介したいと思います。

1つは、学びがとても定着しやすい、ということです。
読後にディスカッションがありますから、学んだことをすぐにいかす機会があります。
知ったことは、人に話したり、使うことで見になります。
ペア読書は、そこまでがパッケージ化されているのです。

2つ目は、相手がいることで、プレッシャーがかかり、普段以上のパワーを出せるということです。
ディスカッションで何も話せないと、かなりカッコ悪いので、なにか話せることをまとめようという意識がはたらきます。これが学びに繋がります。

30分という時間の制限も、相手がいると勝手に延長できません。すると読書にぐっと集中できるようになります。
ペアで読むことで、濃密な読書時間をすごせるのです。

これらのメリットを得るためには、同時に同じ本を読むという形が理想なんですね!

ふつうに読むと、1冊2~5時間はかかるところ、ペア読書はディスカッションをいれても1時間です。
半分以下の時間で、より多くの学びを得ることができるため、2冊買ってももとが取れるというわけです。
一冊目におすすめの本
初めてペア読書をする方におすすめの本はこちらの本です。

「レバレッジ・リーディング」
著・本田直之

読書をすることの有意義さ、基本的な速読の方法を教えてくれる一冊です。
まずはこれを2冊注文して、ペア読書に挑戦してみてください。

30分で読むためには、ある程度は速読が必要です。しかし、ペア読書で求められる速読は、とてもレベルがひくいので、カンタンにできるようになります。
このお話は次回以降紹介したいと思いますが、まずは速読をざっくり理解できるとよいかなとおもいます。

次回は、ペア読書のコツをより掘り下げていきたいと思います!
そやでした!

そやのTwitterアカウントはこちら

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2.【連載】
たらればさん、教えてください!
古典が好きになる話
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【第四回】

「春すぎて 夏来にけらし白妙の 衣ほすてふ天の香具山」持統天皇


(気づけば春が過ぎて、もう夏が来ているようですね。(夏になると)あの天の香具山に白い衣の洗濯物がはためくと言いますから)


 皆さんは、「何」で季節のうつろいを感じますでしょうか。
 暖かくなってきた、寒くなってきた、道端に咲く花の種類、鳴く鳥や虫の声、食卓に並ぶ野菜や果物、魚、雲の形や雨の降り方。ホトトギスは「春告鳥」とも呼ばれていますね。最近だと電車で見かけるリクルートスーツ姿の若者たちや、花粉対策のTVCMなどで季節の移り変わりを実感する人も多いんじゃないかと感じています。
 個人的には先日コルクbooksの「寸評恐れ入ります」(※)でSHARP公式さんが書かれていた、「【ダイエット】は正月明けの季語」という趣旨のコラムを読んで、「なるほど確かに!!」とうなずきすぎて首が痛いです。
(※ https://corkbooks.com/articles/?id=2939

 季語というのは、時代とともに移り変わるのですね。生活や環境が変われば言葉も変わる、言葉が変われば認識や考え方も変わる。
 今回はそんな話をしたいと思います。

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