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ドラゴン桜2 第17話 合格の保証/公式メルマガ「ドラゴン桜+」Vol.19

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ドラゴン桜公式メルマガ「ドラゴン桜+」
【Vol.019】2018年5月31日発行号
毎週木曜日発行

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◇目次◇

1.はじめに

2.【漫画】
『ドラゴン桜2』
17限目 合格の保証

3.【コラム】
担当編集まほぴの
ドラゴン桜裏話

4.【連載】NEW!
2020年、センター試験はどう変わる?
独立行政法人大学入試センター審議役
大杉住子さんインタビュー

5.【連載】
角田陽一郎の
最速で身につく勉強法

6.【連載】
現役東大生塾長・綱島将人の
大学受験は戦略が全て!

7.【Q&A】
現役東大生が答えます!
受験お悩みQ&A

8.【Q&A】
三田紀房Q&Aコーナー

9.【あとがき】
次週・メルマガ新連載スタート!ほか

◇◆◇◆◇

☆スクショ&SNSへの投稿、大歓迎!

『ドラゴン桜+』は本文・画像の引用、
スクリーンショットのSNS投稿、すべてOKです!

・メルマガの内容を引用し、SNSに投稿
・漫画のコマを使用して感想をつぶやく
・メルマガのスクショを使用してブログを書く

すべて大歓迎!

メルマガ限定公開事項のネタバレと
読者以外の方へのメール転送のみ、禁止
とさせていただきます。
心に残るシーンやフレーズがありましたら、SNSへどしどしご投稿ください!

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1.はじめに
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こんにちは!『ドラゴン桜2』担当編集のまほぴです。
メルマガ『ドラゴン桜+』、第19号をお送りします。

ついに情報解禁となりました!
『インベスターZ』ドラマ化のニュース!

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主演は今注目の俳優、清水尋也さん。ドラマ『anone』の彦星くんや、映画『ちはやふる』のドSな先輩・須藤暁人を演じていました。

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【主演・清水尋也さんコメント】

台本を読ませて頂いた時、今まで自分が目を向けた事の無かった世界が描かれていて、「もっと知りたい」とのめり込んでしまいました。また、初のドラマ主演という事で有り難いと同時にプレッシャーも感じましたが、気負い過ぎず楽しく演じられれば良いなと思いました。

演じる上では、周りのキャラが強いので、それに対するリアクションやツッコミを武器に、受けつつも倍で返す事を意識しました。

「お金」や「投資」の事をこんなに楽しく学べるドラマは、今作以外存在しないと思います。 是非、ご覧下さい。

清水さんは、テレビドラマの主演は本作が初とのこと。
役柄によってイメージがまったく異なる清水さんが、
主人公・財前をどのように演じてくれるのか楽しみです!

昨日の朝7時の情報解禁のタイミングでツイートしたところ、たくさんの喜びの声が寄せられました!

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https://twitter.com/mita_norifusa/status/1001584613049815040

今回は第一報。共演者情報や出演起業家情報が明らかになり次第、追ってお知らせます。お楽しみに!

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『インベスターZ』に関するお知らせが、もう一つ。

ドラマ化決定を記念して!
『インベスターZ』10巻無料キャンペーンを開催!

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本日5/31(木)から6/11(月)の期間、各電子書店にて、『インベスターZ』1巻〜10巻電子書籍を無料で読めるキャンペーンを開催することになりました!!
『インベスターZ』は全21巻。約半分一気に読めてしまいます!

まだ読んだことのない方はぜひ、ドラマの予習として
ぜひダウンロードしてみてください!

すでに読んでくださっている方は『インベスターZ』未読の方に向けてどんどん布教活動をお願いします!(笑)

Amazonのリンクはこちら↓(1~21巻)
https://amzn.to/2sppsmX

◇◆◇◆◇

今週もまた新連載がスタートします!
連載のタイトルは
『2020年、センター試験はどう変わる?
独立行政法人大学入試センター審議役
大杉住子さんインタビュー』。

2020年1月(2019年度)の実施を最後に廃止される、センター試験。
2021年1月から新しい共通テスト「大学入学共通テスト」に移行します。

なぜセンター試験は廃止になるの?
大学入学共通テストは、どう違うの?
入試センター審議役の大杉住子さんにお話を伺いました!

それでは、メルマガ『ドラゴン桜+』、今週号もどうぞお楽しみください!

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2.【漫画】
『ドラゴン桜2』
17限目 合格の保証

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“東大合格請負人”桜木建二が立ち上げた「東大専科」は、早瀬菜緒・天野晃一郎の二人が参加し、担任の水野直美の主導のもと東大合格への挑戦が始まっていた。「早瀬逃亡」「天野不登校」などいろいろあったが、なんとかやっている。

その頃、反桜木で一致した二人の教師・田村と水口は、担当する「難関大コース」からも東大合格者を出そうと生徒を焚き付けるが、成績優秀な小杉麻里に「浪人したくないので」と即座に断られてしまった……。

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☆想いが絆になっていく……。

次回『ドラゴン桜2』18限目は
6/7(木)に配信いたします。

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3.【コラム】
担当編集まほぴのドラゴン桜裏話

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まっすぐで熱い田村先生の言葉。
思わず涙が出そうになりました……。

田村先生と、小杉さん。
二人の涙は、
「自分のために、何かを真剣に言ってくれる人がいる」
「熱い想いとともに、真剣に向き合おうとしてくれる人がいる」

そんな「驚き」や「うれしさ」から来ているのではないでしょうか。

早瀬が東大専科にやってきたとき、
彼女はこんなことを言っていました。

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「大人に叱られたりお説教されたりするなんて
自分には全然関係ないことだと思ってました」

「『ああ……世の中にはこんなに怒る大人がいるんだなあ』って
なんか不思議に思って……」

この早瀬の気持ち、私もよく分かります。

なんとなく適当に過ごそうと思えば、やり過ごせてしまう中で、
実は誰もが「本気でぶつかってきてくれる人」を欲しているのではないでしょうか。

天野が東大専科に戻ってきたとき、
桜木は天野の失敗を肯定した上で、「失敗した時は、笑えっ!」と、
背中を押すアドバイスをしました。

「熱血教師」という表現からは遠く、合理的な判断で行動している桜木。
強い口調で一見、生徒や先生を突き放しているようにも見えますが、
実際は生徒や先生の本心を見抜いていて、本質を突く言葉で心を動かしていきます。

桜木って、実はみんなが心の中で求めている存在なのかもしれません。


桜木の助言によって一歩踏み出した田村先生と、
田村先生の熱い想いで、東大を目指すと決心した小杉さん。

この先、二人の絆が強まっていく様子を見守りたいですね。


今週の『ドラゴン桜2』の感想ツイートは、
ハッシュタグ #ドラゴン桜2 まで!

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4.【連載】NEW!
2020年、センター試験はどう変わる?
独立行政法人大学入試センター審議役
大杉住子さんインタビュー
<第1回>

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 高校と大学の学びの成果を接続させることをねらいとして、大学入試改革が進められています。具体的には、現在の大学入試センター試験に変えて、大学入学共通テストを2020年度から導入する予定。
 気づけばもう目前に、大きな変化が迫っているではないですか。
 何がどう変わるのか。独立行政法人大学入試センター審議役(新テスト作問・調査研究機能強化担当)の大杉住子さんに教えていただきました。

ライター・山内宏泰

■1

 2017年11月には新テストのプレテストが実施されて、その問題が公表されています。なるほど本当にいわゆる「センター試験」が終わり、「新テスト」が始まるようだ--。
 ニュースで触れてそう知った人は多いのですが、具体的にはどんなことが始まるのか、よくわかっていないのが実情です。これまでの受験の常識がまったく通用しないことになってしまうということなのでしょうか? 

「これまでとまったく異次元の問題が大学入試の第一関門になるかもって? ひょっとすると現段階では、そんな誤解があるかもしれませんね。もちろんそういうことではありません。これまでのセンター試験での実績や蓄積を生かして、よさを受け継ぎながら新テストへ移行しますので、過度な心配はいらないかと思いますよ」

 ではどこが、どう変わると考えればいいのでしょうか。

「新テストは、予測困難な時代を生きるために必要となる能力である『思考力・判断力・表現力』を重視すると方針に掲げています。それでテストの内容として、「知識偏重から思考力重視へ」舵を切るといった単純な取り上げられ方がされがちです。
 正確にいえばそうではなく、新テストでは、知識と思考力の双方を問う出題を目指しています。
 具体的には、授業の中での学習場面を設定した問題や、実社会の課題に則した問題、資料やデータをもとに考察する問題などを各教科に織り交ぜていく。暗記した知識を機械的に取り出せば解けるといった問題にしない工夫が施されていくのです。
 社会に出れば、だれのもとにもいろんな課題が降ってきますね。それらは、学校で学んだ知識をきれいに教科割りしたかたちになんてなっていません。大学で向き合う学問的課題にしたって、高校までの教科ごと・単元ごとの知識で対応できるようなものではありません。その中で、教科の知識をどのように生かしていけるのか。仕入れた知識を活用して思考しながらさらに理解を深め、複雑な課題にも対処していけるような力を付けることが求められます。
 そういう力をできるだけ問うことができる問題を、新テストでは出していこうとしているのです。とはいえ今までだって、センター試験は改善に改善を重ねてきており、知識の理解や思考力を問ういい問題はたくさんあると思います。新テストへ移行するとはいっても、これまでのセンター試験対策だってじゅうぶんに生かせるものになるはずですよ」

 そう言われて改めて思ったのですが、センター試験の問題って、その名の通りここ「大学入試センター」でつくられているんですね?

「そうです、センター試験の問題はまさにここ、大学入試センターでつくっています。
 作問にあたっては、体制として3つの委員会を設けています。作問をするのは、教科科目第一委員会というところ。各科目につきだいたい20人ぐらいの先生方が、年間50日ほど大学入試センターに通い詰めて問題をつくります。
 ここでつくった問題が、第二委員会、第三委員会へと渡されてチェックを受けます。第二、第三委員会の先生方は、たいてい第一委員会の経験もあるベテラン。ですから作問する先生は、先輩の厳しい目が控えていることを意識しながらつくっていきます。
 こうして問題は練りに練られ、外部からの評価も受けたりしながら常に改善が図られてきました。新テストの移行というのもその延長線上にあるものなので、これまでの問題がまるっきりなかったことになるということではありませんね。
 もちろん今回は記述式の導入など、出題の形式まで大きく見直しているので、これまで出しづらかったような問題も出せるようになる面はありますけれどね」

☆次号へつづく

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5.【連載】NEW!
角田陽一郎の
最速で身につく勉強法
<第2回>

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東京大学文学部を卒業後、長年TBSテレビで「さんまのスーパーからくりTV」や「中居正広の金スマ」「EXILE魂」「オトナの!」等のバラエティ番組を作ってこられた、バラエティプロデューサーの角田陽一郎さん。
角田さんは、既存の勉強法だけでは、これからの社会に通用しないのではないか?と語ります。

机の上での勉強だけが、学びではない。では、これからを生き抜くために、どのようなことが必要なのか?
バラエティプロデューサーという視点から、仮説や想いをお話しいただきます!

■プロフィール
角田陽一郎(かくた・よういちろう) 

1970年、千葉県生まれ。 東京大学文学部西洋史学科卒業。 卒業論文のテーマは「独裁者ナポレオンの登場はフランス革命の一部なのか?」。
1994年、TBSテレビ入社。 「さんまのスーパーからくりTV」「中居正広の金曜日のスマたちへ」「オトナの!」 などの番組を担当した名ディレクターとして高い評価を受ける。また、テレビ制作だけでなく、映画監督やネット動画配信会社goomoの設立など新しいメディアビジネスをプロデュース。現在では、TBSテレビを退社し、独立。
著書に『13の未来地図 フレームなき時代の羅針盤』(ぴあ)、『成功の神はネガティブな狩人に降臨する~バラエティ的企画術~』(朝日新聞出版)『「好きなことだけやって生きていく」という提案』(アスコム)などがある。

■2

例えばある映画を観た人がいて、感想を述べていたとします。大きく分けて「この映画はおもしろい」あるいは「この映画はつまらない」という、だいたい良い悪いの2種類だと思うのですが、僕は他人の“つまらない”って悪い方の意見は信用しません。なぜなら、“その人にその映画をおもしろいと思うだけの素養がないだけかもしれないから”です。
でもこれは自分自身にも言えてまして、仮に僕がある映画を観て、そんなにおもしろくないなあ、と思ったとします。というか当然思うことも多々あります。でも他の人が仮に“おもしろい!”と思ったとしたら、きっとそれは僕に「その映画をおもしろがる素養が無いだけ」なのかもしれないじゃないですか。

なので、僕はこう考えます、少なくとも僕にはこの映画はおもしろくなかったけど、あの人にはおもしろかったと思えるポイントがあった。それはいったい何なのだろう?それを俄然知りたくなるのです。で、「なるほど!僕には最初わからなかったけど、この人は、この部分におもしろさを感じたんだなあ、なるほどなあ!」ともし僕が発見できたなら、その行為だって既に「何かを知る」という意味では、“つまらない理由”を知ることができたという“人生における発見”だと思うのです。

そして僕はさらになんとなく感じるんですが、人が「○○がつまらない」ってある作品を指摘する行為って、なんとなく「この作品のダメなところがわかった」って自分はそこに気付く能力がありますよって言いたいための“知的に見せたいポーズ”に過ぎないんじゃないかとも思えるのです。その指摘が仮に正しいとしても、僕はそれを聞いて、その作品を拒絶するのではなく、強いて言えば、自分でその作品を経験して、その指摘された箇所を自分がどう感じるか?を知りたいのです。確かめてみたいのです。

そんな風に、僕は子供の頃から何でも知りたいという「知的好奇心」をめちゃめちゃ持ってる人間だったようです。それは、家でテレビを観ていてもそうですし、親と話していてもそうですし、何かイベント行事とかやっててもすごく行ってみたくなるし、なんなら小学生のとき、風邪で学校休んじゃって、翌日学校に行くと、自分の休んだ日に起こったこと、すごく知りたくて仕方が無いのです。

そして僕のこの知的好奇心は“雑食”です。バラエティに富んでいます。もうなんでも知りたいのです、なんでも食べたいのです。もうくだらないと言えるジャンルでも、逆にめちゃくちゃ高尚と言われるジャンルでも、そこに優劣などつけずに、ただおもしろいことをいっぱいいっぱい知りたいしいっぱいいっぱい経験したいのです。で、それは趣味の分野だけでなく、学校のいろんな教科でもそうでした、この教科は好きとか、この教科は嫌い、とか全くなくて、もうあらゆる教科を知りたいのです。テレビで流行ってるくだらないと言われる深夜のエッチな番組をこっそり観ることと、学校で習う難しいと言われるみんなが苦手な“数学”を勉強することも、僕にはほとんど優劣無く興味があったのでした。

なので昔から「そんなくだらないこと興味もってないで、勉強しなさい!」って言う先生などのオトナたちの言っている意味がわかりませんでした。「先生にはくだらなく見えるんだろうけど、あなたがそれをくだらないって思ってる段階で、すでに知的好奇心が無い、くだらないオトナだなあって」思ってる小学生でした(笑)。われながら扱いにくいガキだったと思いますが。また逆に「学校なんてくだらない、大事なことは教えてくれない」とかの世間のアウトロー的言い草も違和感を感じてました。「そうかな、意外に大事なことも教えてくれるのにな。そんなに毛嫌いしなくても・・・」とか考えてました。

☆次号へつづく

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6.【連載】
現役東大生塾長・綱島将人による
「大学受験は戦略が全て!」

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このコーナーでは、学習塾STRUX塾長の綱島さんに、
効率的に受験勉強を乗り越えていくための具体的な戦略をお伝えいただきます!

<前回までの復習>
・受験勉強では積み上げ式の勉強ではなく、逆算式で戦略をたてることが重要
・「現代文は全ての強化の土台だ!!」というまやかし    

【受験勉強にやる気は必要ない】

「やる気が出なくて勉強ができない」多くの受験生が“やる気”に悩んでいます。「部活動で疲れてしまって家に帰ると、やる気がなくなってしまう」「やる気がなくて、ついスマホをいじってしまう」という相談をよくうけます。そんな質問があると必ず伝えているのが、「やる気は必要ない。やる気に頼らなくても勉強を続けられる仕組みや習慣を身につけることが重要」と伝えています。

今回は、勉強をしていておおくのひとたちが悩むであろうやる気について解説します。

まず、はじめに脳科学的にいうと、やる気というのは勉強し始めてからでるもののようです。わたしは脳科学者ではないのでくわしい説明は省きますが、わたしたちが“やる気”と呼んでいるのは、作業をし始めてからすこしたつと分泌される作業興奮のことを指すようです。よく「まず5分勉強しろ」といわれるのは、5分勉強すると作業興奮がうまれて、勉強に能動的に取り組めるようになるからです。つまり、勉強は始めることが大切なのです。

とはいっても、そもそも勉強を始められないというひとも多いはずです。そんなひとにおすすめする具体的な行動が、
(1)毎日の勉強計画を立てること 
(2)決まった時間に決まった場所で勉強すること です。

人間は弱い生き物で、できるだけ怠けたいと思っているものです。ですから、あらかじめ最低限やらないといけないことを決めておくのです。自分の勉強は進まないけど、学校の宿題だったらあせってでも勉強できるのと同じです。みらいの自分に宿題を出すイメージで、毎日の勉強計画を立てましょう。もちろん、この方法を実践したからといってすぐに毎日の計画をこなせるようにはなりません。ですが、そのときに「自分は計画を実行できなかった。やばい!」と認識することが大切なのです。そのあせりが少しずつ毎日の勉強時間の改善につながります。もしも計画を立てていなければ、そもそも「やばい!」とすら認識できないのです。

また、2つ目の決まった時間に決まった場所で勉強するというのは、私自身も実践している方法です。たとえば、わたしはまだ大学生なので定期試験があります。仕事がおわり家に帰ると、どうしても早く寝たいという気持ちが先行してしまうので、テスト期間中は家の近くのカフェによって勉強してから帰るようにします。「この時間に、この場所で勉強するんだ!」と決めているだけでも、勉強時間を確保できる可能性はぐんっと上がるので、ぜひ実践してみてください。

☆次号へつづく

▼綱島将人さんが塾長をつとめる学習塾STRUX
https://strux.oner.jp/

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7.【連載】
現役東大生が答えます!
受験お悩みQ&A

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自学自習の勉強効率の向上を目指す『学習トレーニング』を行う、学習塾STRUX。
現役東大生であり学習トレーナーでもある鈴木雅也さんが、
【受験に関するお悩み】に一問一答形式で回答していきます!

【Vol.10 国語の勉強はどうやって進めていけばいいんですか?】

さて今週もドラゴン桜メルマガ読者のみなさんが抱える勉強に関する悩みを、毎週一問一答形式で答えていきます。

では早速始めていきましょう。
今回からは、4週にわたって、各教科の勉強の進め方について解説します。今週は【国語】の勉強の進め方を解説します!

※5/24に回答した質問に、より詳しく回答していきます!

■■■質問■■■
先週のメルマガで、「頭を使って勉強内容を決めよう」というものを見ました。
前回は英語について、その方法についての解説がありましたが、他の教科についてはどのように勉強内容を決めていくのでしょうか?

▽▽▽前回までのまとめ▽▽▽
全体の勉強法:「求められる学力」と「自分の学力」の【差】を把握して、埋める勉強を洗い出そう

◇◇◇回答◇◇◇
では早速回答していきましょう。本日は【国語】の勉強内容をどうやって決めていくのか、を解説します。

本日伝えることは2点です。
・基本は同じ!まず求められる学力と自分の学力の差を把握しよう
・国語の勉強の順番はこれ!

最初に伝えたいことは、「基本は同じ!まず求められる学力と自分の学力の差を把握しよう」ということです。
今回は国語の勉強内容の決め方を解説しますが、基本的な決め方は【他の教科と同じ】なのです。

まず自分の国語の実力を把握しましょう。またその際には漠然と「古文が苦手……。」「漢文が解ける時と解けない時で全然成績が違う」と考えるだけではなく、以下の6つのポイントから、実力を把握しましょう。

古文単語:文章の中でわからない単語はどれくらいあるのか
古文文法:文法問題で解けない問題・長文の中でわからない単語の用法はどれくらいあるのか
古文読解:単語・文法がわかっているのに解けない問題はどれくらいあるのか
漢文句法:漢文の句法でわからないものはどれくらいあるのか
漢文読解:句法はわかっているのに、読解で解けない問題はどれくらいあるのか
現代文 :(高校の定期試験・模試ではなく)、センター試験・個別試験の過去問でどれくらい点数が取れるのか

の6点です。実力を把握するための具体的な手段としては、該当する分野の参考書を見ながら、「何割くらいわかるかな?」と考えると良いでしょう。

そして実力を把握できたら、「国語の勉強の順番はこれ!」について入っていきます。
ですがその前に、知っておくべきことがあります。それは国語の勉強は英語や数学とは異なり、【少ない勉強時間】で対策するべき科目ということです。

なぜかというと、古文漢文は英語などに比べて【圧倒的に暗記する量が少ない】からです。また現代文に関しては、今までの積み重ねが成績に反映されるので【勉強をしても点数がほとんど伸びない】からです。

では、少ない勉強時間で成績を上げるためには、どのような順番で勉強していけばいいのでしょう?

具体的には
(1)古文単語&漢文句法(&漢字)
(2)古文文法
(3)問題演習(古文読解&漢文読解&現代文)
です。

国語のゴールは「文章が読めて、解答することができる」です。ですからまずは、「文章を読める」ようになるために必要な知識をインプットしていきます。
ここは、時間をかける必要はないのでさっさと終わらせると良いでしょう。

そして必要な知識がそろったらあとは、問題演習を繰り返すことで、文章をより早く読解できるようになり、問題も正確に解答できるようにしていくことがポイントです。

詳しい勉強方法については、以下の学習塾STRUXが運営する『大学受験オンライン戦略会議』にて解説してありますので、ご確認ください。

現代文:https://daigakujukensenryaku.com/ja-gendaibun-about/
古文:https://daigakujukensenryaku.com/ko-about/
漢文:https://daigakujukensenryaku.com/ka-abou/

まずは知識を固めて、そのあとはとにかく問題演習を繰り返す。
国語はとにかく【少ない勉強時間で成績を上げる】ことを意識しましょう。

▽▽▽まとめ▽▽▽
国語の勉強の進め方
鉄則:求められる学力と自分の学力の差を把握する
インプット→アウトプットの流れで効率よく勉強をしよう!

次回は数学の勉強の進め方を解説します!

★受験に関する質問、大募集!

「現役東大生が答えます!受験お悩みQ&A」では、毎週ドラゴン桜メルマガ読者の方から、質問を受け付けています。
みなさんからいただいた質問の中から、選ばれた質問は、毎週【このコーナーで回答】していきます。
現役の高校生はもちろんのこと、中高生のお子さんがいらっしゃる保護者の方をはじめ、さまざまな方からのご質問をお待ちしております!

▽▽▽応募はこちらから▽▽▽
https://goo.gl/forms/8LEnAj2KJBDRavG73

大学受験オンライン戦略会議HP(学習塾STRUX運営)
https://daigakujukensenryaku.com/

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8.【Q&A】
三田紀房Q&Aコーナー

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作者である三田紀房が、メルマガ読者のみなさんから寄せられた質問に答えるコーナーです!

今週は、ドラマ化が決まったばかりの『インベスターZ』に関する質問です。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇

Q.『インベスターZ』の主人公は、中学一年生です。なぜ、投資を行う主人公を中学一年生に設定したのでしょうか?

これはメルマガ読者さんの間だけでの話にしてほしいんですが、実は『インベスターZ』は、佐渡島と2人で「少年誌に持ち込もう!」という作戦を立てていた作品なんです。
で、中学一年生なら少年誌のキャラになるんじゃないか」と。それでまず、「投資部」という部活の形式にしたんですよね。

それで、ある少年誌の編集部に持ち込んだのですが、
「設定は面白いんだけどキャラがダメ」と言われてしまったんですよ。

「主人公を優等生ではなく、劣等生にしてください」
「弱みを持たせないとダメ」
「欠点がある子にしてほしい」
「ハンディを乗り越えてどうやって勝利にむかってくか、というフォーマットにして」と言われたんですよね。

少年誌の読者は、勉強ができる子は支持しない。なぜなら、読者はキャラクターに自分を重ねて読んでいるからなんです。

でもその指摘通りに変更を加えていくと、漫画の設定が大きく変わってしまう。それで、佐渡島と二人で「やっぱり青年誌で行くか!」と決めて、モーニングで連載していけることになりました。

モーニングで連載するときは、主人公のキャラクターに対して明確な色付けはあまりやりません。
青年誌の場合は、キャラをはっきりさせるとかえって浅く見えちゃうんです。
大人はある程度人生経験があるから、財前のような飛び抜けて優秀な子、という設定でも受け入れられる。多少生意気なことを言っても大人は許す。
少年誌は読者が素直なんで、見たままの状態に反応してしまう。

結局少年誌での連載には至りませんでしたが、すごく勉強になりましたね。
自分たちが「少年誌はこうだろうな」と思っていたものが実は全然違うことがわかったので。もし少年誌で連載していたとしたら、まったく違った物語になっていたと思いますよ。

■作者・三田紀房への質問募集中!

『ドラゴン桜+』では、三田紀房への質問を募集しています!
メールの件名を 「メルマガ質問コーナー」 とし、
info+mita@corkagency.com 宛てに、質問内容をお送りください。

質問は、メルマガの最後でご案内している
アンケートフォームからも受け付けています!

すべての質問にお答えできるとは限りませんので、あらかじめご了承ください。
三田紀房に質問できるのは、メルマガ『ドラゴン桜+』だけ!
たくさんのご質問をお待ちしています!

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9.あとがき
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公式メルマガ『ドラゴン桜+』、Vol.019をお送りしました。

最後にお知らせ。
次号より新しい連載がスタートします!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
朝、決められた時間に学校に行く。
決められた席に座って、先生の言う通りに教科書を開く。
誰かがつくったルールの中で、順番を競う。
そんな学校生活に、嫌気がさしている君へ。
これは、ルールから外れた「はみ出し者」たちの物語だ。

自分を縛るものに別れを告げ、広い世界に飛び出して成功した彼らにも、
18歳という時代があった。
連載「はみ出し者の18歳」。
1人目は世界一のプロ・ゲーマー、梅原大吾さんの話を聞こう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

そう!
第一回のゲストは、あの梅原大吾さんなのです!

15歳で日本を制し、17歳で世界チャンピオンのタイトルを獲得。
以来、格闘ゲーム界のカリスマとして、20年間にわたり世界の頂点に立ち続けた梅原さん。
みずからのフィロソフィーを綴る書籍(『勝ち続ける意志力 世界一プロ・ゲーマーの「仕事術」』など)は一般にも広く受け入れられ、企業、大学、その他の教育機関の招待を受けて特別講師としても活躍なさっています。

梅原さんはどんな「18歳」を過ごしたのか。
たっぷり5週にわたってインタビューをお届けします。

どうぞお楽しみに!


■読者アンケート実施中!サイン入り単行本を1名様にプレゼント!

公式メルマガ『ドラゴン桜+』は、読者の方の声を大切に、より充実した内容を目指したいと考えています。『ドラゴン桜2』本編の感想や、メルマガの感想をぜひアンケートでお聞かせください!

ご回答・ご応募はこちら!
https://goo.gl/forms/32SrCKLtVGxAiBNj1

*毎月抽選で1名の方に、三田紀房サイン入りの『ドラゴン桜2』単行本をプレゼント。
*第1巻は好評発売中!


■『ドラゴン桜2』に登場できる権利を、タイムバンクで販売中!

時間を売買できるサービス「タイムバンク」に、ドラゴン桜編集チームが登場しています。この時間をご購入しただくと、『ドラゴン桜2』の作中に登場することができます!

単行本掲載時には、スペシャルサンクスとしてお名前も掲載!

引き続き募集していますので、ぜひタイムバンクのアプリをチェックしてみてください!

https://timebank.jp/

最後までお読みいただきありがとうございます!
次回の配信は6月7日(木)を予定しています。

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発行元:
ドラゴン桜2編集チーム

ライター:
山内宏泰「2020年、センター試験はどう変わる?」
角田陽一郎「最速で身につく勉強法」
綱島将人「大学受験は戦略が全て!」
鈴木雅也「受験お悩みQ&A」

編集:
岡本真帆(まほぴ) @mhpokmt

▼三田紀房公式サイト
https://mitanorifusa.com

▼Twitter更新中!
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