3月24日付手紙より返信。それと、「経済の世界は変わったか!?」について。

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<経済の世界は変わったか!?>

3月17日に書いてます。
今、世界、主に先進国、中進国で経済が変わりつつあります。

その昔、と言っても2000年代初め、世界はグローバル化で「フラット」になると言われていました。
これはフリードマン教授の言葉ですが、国境を越え、ヒト、モノ、カネが移動するのがあたり前になるからでした。

しかし、コロナ禍で世界に激震が走りました。
サプライチェーン、供給網の脆さが露呈し、中国依存の見直しとなったのです。
先進国ほど、安価な中国に依存している状態となり、自国で需要を満たせなくなりました。
加えて、ロシアのウクライナ侵攻で、資源の供給もままならなくなり、先進国では価値観の同じ国や同盟同士で供給し合う「フレンドショアリング」に進んだのです。

そうして、それまで市場に任せっきりにする自由経済が最善だったのが、市場でカバーできない点を政府がカバーして、社会の課題を解決しようとする「モダン・サプライサイド・エコノミクス」が提唱されるようになりました。
課題解決と共に経済成長もしようということです。

サプライチェーンの中でも特に重要なのが半導体でした。
最近はほとんどの電化製品、機械、だけではなく、国防のための武器・装備にも使われています。
アメリカでは、中国阻止のため、重要半導体と技術の輸出を禁じた「CHIPS法」を施行し、日本、他、同盟国にも従わせています。
これは安全保障上、正しい策でした。
中国では、まだ高性能の半導体は作れませんから。
それに伴って、日本も急ピッチで半導体分野に力を入れるようになりました。
1980年代以降、日本は半導体の業界で衰退していましたが、どっこい、製造装置、素材、検査などでは、世界シェアは有数でした。

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