【音楽】唄う書家「岩船ひろき」の魅力に迫る


1. はじめに

私が敬愛するシンガーソングライターの一人、岩船ひろきさん。
現在のトレードマークは金髪、派手な衣装(時々シンプル)。地元埼玉を拠点に、関東近郊・新潟・東北を中心に活動中。

「生きる」ことの応援歌を唄われていて、決して体は大きくはありませんが全身をフルに使い、誠実で曇りのない歌声で聞いている人の心を溶かしにかかります。

年明けに勝負をかけたホールワンマンライブがあるということで、まだ出会って1年半ぐらいなので簡単ではありますが「岩船ひろき」という男について紹介したいと思います。

2. 出会い

2022年夏、地元デパートの屋上でイベントが開催されました。岩船さんは出演者3組のうちの一人でした。実は当時のお目当ては別のアーティストさんで、岩船さんとは初対面でした。歌を聞いてみると曇りのない歌声が清々しく、また同郷ということで一気に親近感が湧きました。また機会があったらライブに行きたいなと思い、その後、地元のフェスや年末のクリスマスライブに足を運びました。

3. 人柄

誠実を絵に書いたような人、というのが第一印象でした。アーティストさんに認識してもらうことは嬉しいことのひとつですが、岩船さんはそれが早い。早々に覚えていただき恐縮でした。受け答えも丁寧でしっかりしていて、頭の回転が速いのだと思います。

正直言うと、最初はまっすぐで清々しい歌声と歌詞に苦手意識がありました。苦手というか、自分のような薄汚れた人間がこんな綺麗な歌を聞いてよいのかと。応援とか別に大丈夫だよ、と。奇形を丸型にはめ込まれるような、そんな抵抗感がありました。しかし、聞き続けていくと不思議と「あれ、応援されるの悪くないな」とだんだん心が溶かされていくのがわかりました。

真面目で誠実な青年ですが、お話してみるとバカ真面目という感じではなく、むしろお茶目で庶民的でとっつきやすい弟キャラだなと思っています。

そんな岩船さんですが、歌詞の中には闇の部分も垣間見え、イメージとのギャップにドキっとさせられた一方、ちょっと安心しました。笑

4. 散歩イベント

不思議なイベントがあります。それは散歩。岩船さんとファンの皆さんで散歩をする。ただそれだけ。しかも無料。でも結構な距離。昆虫好きの岩船さんは夏には虫取り網とカゴを抱えてきます。春は花見、秋は紅葉、同じルートで季節の移り変わりを感じざるを得ません。散歩の中で岩船さんやファンの皆さんとの交流が楽しく距離がぐっと縮まります。シンプルイズベスト。散歩の後はお疲れさまライブ(こちらは有料)。

5. 運命の新宿Marble

2023年6月9日、つまり「ロックの日」に新宿のライブハウス「新宿Marble」で3マンライブが行われました。共演者はハシグチカナデリヤさん、もりきこの2組。実はこのライブには伏線があります。以前、岩船さんとハシグチさんが共演したことをブログで知り、またやって欲しいな、目撃したいなと思っていました。そして正月に新宿Marbleで行われたハシグチさんのワンマンライブの物販でその旨伝えたのです。ハシグチさんは「そういえば最近ひろきと連絡取ってないなー」と仰っていました。すると、2月の岩船さんのライブで「実は6月に新宿で…」という話を聞きました。私のリクエストが通ったのか、たまたまだったのかはわかりませんが、とにかくハシグチさんの行動力にはびっくりしました。感謝をいっぱいにしてこの日の共演を楽しみにしていました。
 
とある人は新宿Marlbeを「魔窟」と呼びます。真相はわかりませんが、とにかく音響が素晴らしく、素人の私でもそう感じます。そしてそこで行われた岩船さんのサウンドがヒットしました。実はそれまでは特設ステージや食べ物屋さんの中でのライブだったので、ライブハウスで聞くのは初めてでした。私は特に岩船さんのミュート奏法とカッティング奏法が好きで、その乾いた音がこれからやって来るピークの前兆となりわくわくします。新宿Marbleのサウンドと岩船さんの楽曲が見事マッチし、完全にハマりました。

6. 物販の岩船ひろき

実は岩船さん「唄う書家」と名乗る通り、書道やイラストもされます。その実力は折り紙つきで、某ライブで共演者に「物販の岩船ひろき」と言わせたほど。物販にはCDやグッズに加えて所狭しと書道やイラストの作品が並びます。毎回のライブでのセトリカードは楽しみのひとつになっています。また、時々見せるライブ書道パフォーマンスは圧巻です。

7. 勝負をかけたホールワンマン

2024年1月28日(日)に初のホールワンマンライブがあります。
会場は地元、埼玉会館小ホール。座席数は504席!

8. おすすめ動画

最後におすすめ動画を2つ紹介したいと思います。
ひとつは最初に興味を持つきっかけとなった「Glider Ship」という曲。
爽やかで清々しい大空のイメージが岩船さんピッタリの曲です。

もうひとつはクリスマスが近いということで「25回目のプレゼント」という曲。岩船家のクリスマスを歌った、人情が詰まったちょっと切なくも優しい曲で心が洗われます。

さあ、いよいよ迫ったホールワンマン。
ホールライブとしては料金3000円はかなり頑張っています。
これも一人でも多くの人に歌声を届けたいがため。
私としても一人でも多くの人に歌声が届いたら嬉しいです。
チケットは各ライブ会場での手売り、または以下のサイトより。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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