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【スプリンギン】自作ゲームの「しくみ」解説してみた

スプリンギンって、他の人の作品でも編集、つまり「しくみ」を見ることができるようになってるんですよね〜。しくみを知り、工夫を取り入れ、よりよい作品をつくることができる。すごい!と思いました。

しくみって面白い。せっかくなので、自作ゲームの「しくみ」を解説してみました。

解説するゲーム「ワンコール」

どんなゲーム?

「9つの電話機のどれか1つがランダムで鳴るので、タッチして電話に出よう!」
というゲームです。プレイ動画はこちら👇

しくみ解説

今回は「9つの電話機のどれか1つがランダムで鳴る」のしくみに絞って見ていきます。

分解するとこう。
①1つの電話をランダムで選ぶ
②音を鳴らす
③ディスプレイが黄色く光る

順に見ていきます〜。

①1つの電話をランダムで選ぶ

これは「連鎖(どれか)」という属性(※)を使っています。

(※)属性とは?
スプリンギン用語。アイテムに動きや特性を付与するものです。
公式さんの属性ガイドがめっちゃ分かりやすい。
各属性の詳細は↑のサイトにて、属性名(例.「連鎖(どれか)」)で検索してみてください〜🙏

下の画像はゲームの編集画面です。
右下の赤い四角形を起点に9つの電話に「連鎖(どれか)」を設定しています。これで、9つのうちいずれかの電話がランダムで反応するようになります。

②音を鳴らす

9つの電話にはすべて「音」属性を設定しています。
これで、①で選ばれた電話から音が鳴ります。

画像右下の「♪」マークが音属性。
Springin' Sound Stock の「電話呼び出し音」を使わせていただきました♪

③ディスプレイが黄色く光る

「ディスプレイが黄色い電話の画像」を別に用意しておき、その画像を鳴った電話の場所に「ワープ」させています。

しかけ部分を拡大したものがこちら↓

下のほうが見切れていますが、ディスプレイ以外は9つの電話と全く同じ画像です。

電話を取り囲む9つの赤い四角形に「ワープ」の属性(ぶつかったアイテムをワープさせる)を設定しています。

9つの四角形のワープ先はそれぞれ異なります。
つまり、左上の電話にワープさせる四角形、右上にワープさせる四角形……ということで9つ用意しています。

「ワープ」の設定例。左上の電話にワープさせる場合。

これで例えば、左上の電話が鳴ったとすると、ディスプレイが黄色い電話の画像が左上にワープし、あたかもディスプレイが光ったように見える。
という流れです。
(ワープのしくみについて、正確にはまだ必要なステップがあるのですが、説明を簡潔にするためあえて省きます)

ワープ!
下にあった電話が消えて、左上に移動しているのがわかりますね♪

これで「9つの電話機のどれか1つがランダムで鳴る」しくみができました👏

補足とか

ゲーム全体を完成させるには、電話を取る(タッチ)判定、別の電話を次々と鳴らすためのしくみ、ゲームオーバー・ゲームクリアの判定、などなど必要です。

早く完成させたくて焦ったりすることもありますが、一つひとつのしくみを丁寧につくっていくことが、やっぱり完成への近道なのかなと思ったりしています〜。

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スプリンギンは楽しいゲームをつくれるしくみをたくさん用意してくれています。
例えば、「属性」。この属性を使えば面白いゲームができるかも…!という発想からゲーム制作に入るの、めっちゃ良いと思います✨

僕はみなさんのアホなゲームにとても元気をもらえていて、もっともっとアホなパワーをいただきたいな〜と思っています!

なので、ぜひ気軽に、そしてイキオイも大事に!ゲームをつくって応募してみてほしいなと思います☺️
ではまた〜。

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