見手ミー太

日々のインプットを忘れないように、小さくアウトプットしておきます。 インターネット・マ…

見手ミー太

日々のインプットを忘れないように、小さくアウトプットしておきます。 インターネット・マーケティング・ビジネス領域が比較的多め。 普段はWeb会社でプロダクトマネージャーとして働いています。

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  • ほぼ1,000字感想文

    怠惰な自分が「読書ノート」を続けるためだけに公開してる読書感想文。 学生時代を思い出しつつも、ビジネス書に傾倒しているかもしれない。毎週投稿することを目標にしています。

  • TED de お勉強

    TEDでの学びをアウトプットする場所。

  • Tableau習得への道

最近の記事

【言葉ダイエット メール、企画書、就職活動が変わる最強の文章術】 -ほぼ1,000字感想文

■ざっくり概要『なぜあなたのメールや企画書、エントリーシートは読みにくいのか?』その理由は、相手に失礼がないか、不足なく伝えられているかと考えるうちに"書きすぎてしまう"ことである、と筆者は言う。 題名の通り、肥大化してしまった文章から不必要な要素を削いていくことを『言葉ダイエット』と称し、その実例を多数紹介している。 具体的な添削やテクニック紹介にとどまらず、"読みやすさ"とはなんなのか?という哲学的な考察も垣間見え、まさに読みやすい一冊。 あとがきでの一文「読みづらい

    • 妻がメルカリ デビューした。

      三連休 初日。 「夫くん、メルカリって知ってる?」と、妻が言う。ナイツの漫才が始まるのかと思いきや、どうやら彼女は本気だ。聞くと、処分に困る本がたくさんあるとのこと。 私と妻は、デジタルという領域では対局に存在する。私はいわゆるキャッシュレスが板につき、普段から不用品を売却、メルペイでおやつを買っている。他方で妻は、最近までイオンカードしか持っておらず、WAONは鳴くから恥ずかしいと言っていた。 そんな妻がメルカリとは。興味深いので観察してみる。 早速私の招待コードを

      • 【若手育成の教科書 サイバーエージェント式 人が育つ「抜擢メソッド」】 -ほぼ1,000字感想文

        ■ざっくり概要サイバーエージェントのCHOである曽山哲人さんが、同社での実例を踏まえながら、若手育成のノウハウについて論じた一冊。 若手育成において「抜擢」を使いこなすことが重要とのこと。本人の口から「やりたいです」を引き出し、期待をかけて任せきる。すると若手の自走スイッチが入り、自然と成長をしていくと著者は言う。若手人材の早期退職や不満の発生にも「抜擢」が影響しているとし、面談など日々のコミュニケーションなど、具体的な育成アプローチまで紹介されている。 ーーーーー ○タ

        • 【PLG プロダクト・レッド・グロース】 -ほぼ1,000字感想文

          ■ざっくり概要「真に素晴らしいソフトウェア会社は、プロダクト主導で設計されている」とするPLGに関して、体系的にまとめられた一冊。 ユーザー獲得・アクティベーション・リテンションを、プロダクトそのものが担うという思想に基づいている。フリーミアムを前提としたSaaS型ビジネスが成功した背景を解説し、実践例も細かく紹介されていた。 数年前に盛り上がったカスタマーサクセスとも関連し、いわゆるTechタッチ戦略の特化版という位置付けと解釈した。究極的にセールスは一切不要という点が

        【言葉ダイエット メール、企画書、就職活動が変わる最強の文章術】 -ほぼ1,000字感想文

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          【問題解決力を高める「推論」の技術】 -ほぼ1,000字感想文

          ■ざっくり概要VUCAの時代であるからこそ、「正解がある」という幻想を早く捨てるべき、という持論から始まる本著。正解がない中でビジネスを進めるために必要なのが"推論"であり、これを使いこなす人材が各分野で求められている。 他の同様テーマの著書との違いは、シンプルさと実践的な点。理論としては、帰納法・演繹法・アブダクション(仮説的推論)の3つのみに絞っており、更に実践を想定した頭の使い方にまで言及。このシンプルな構成により、実践に必要な素地をコンパクトにまとめられている。

          【問題解決力を高める「推論」の技術】 -ほぼ1,000字感想文

          【いちばんやさしい機械学習プロジェクトの教本】 -ほぼ1,000字感想文

          ■ざっくり概要機械学習を用いた具体的なプロジェクトの進行を想定した初心者向けの指南書。 そもそも「機械学習」とはなんなのか?という前提を揃えた上で、従来のシステム開発系のプロジェクトとの類似点・相違点をわかりやすく整理をしている。無理に専門知識を詰め込むのではなく、全体像を掴むのに役立った。 関連したプロジェクトを立ち上げる際に、関係者の前提知識を揃えるために配るのもアリかも。漠然と「AI活用」というテーマに立ち向かおうとしている人にはまず読んでほしい一冊だと感じた。

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          【AIにできること、できないこと】 -ほぼ1,000字感想文

          ■ざっくり概要巷で話題のAIに関して、数字など理系的な表現を排除し、概要を整理している一冊。とりあえず、AIがなんなのか?をざっくり把握するにはうってつけの教材だと感じた。 特にAIに知性があるかというテーマに対して、「動機・目標設計・思考集中・発見」という4分類で知性を整理していることが、本書の注目ポイント。筆者のオリジナル定義とのことだが、この軸をもとに昨今の研究や活用事例が紹介されていることで、大きなAIというテーマをどう切り出してみていくべきかがわかりやすい。 ○

          【AIにできること、できないこと】 -ほぼ1,000字感想文

          【起業の天才!―江副浩正 8兆円企業リクルートをつくった男】 -ほぼ1,000字感想文

          ○タイトル:起業の天才!―江副浩正 8兆円企業リクルートをつくった男 ○著者  :大西 康之 ○発行  : 東洋経済新報社 (2021/1/29) ■ざっくり概要一代で大企業を築き上げ、かの有名な「リクルート事件」を引き起こした稀代の起業家、江副浩正氏のジェットコースター人生をまとめた一冊。 政治分野ではどうしても悪人として描かれる同氏だが、起業家・経営者としての手腕は確かなもの。なぜ今もなおリクルート社が君臨できているのか?そのDNAの源流を窺い知ることができた。

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          【マンガでわかる! 気分よく・スイスイ・いい方向へ「自分を動かす」技術】 -ほぼ1,000字感想文

          ○タイトル:マンガでわかる! 気分よく・スイスイ・いい方向へ「自分を動かす」技術 ○著者  :ゆうきゆう ○発行  : 三笠書房 (2021/5/19) ■ざっくり概要「自分で自分を制御する力」=「自分を動かす力」を自制力という言葉で表現し、その具体手法をまとめた一冊。 人間は思った通りの行動ができないことが当たり前という前提に立ち、これを理解せずに行動を重ねることで人は苦労をしていると、本著では指摘している。 目の前の事象・困りごとを俯瞰し自身をコントロールするた

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          【転職の思考法】 -ほぼ1,000字感想文

          ○タイトル:このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法 ○著者  :北野 唯我 ○発行  :ダイヤモンド社 (2018/6/21) ■ざっくり概要転職に対しての向き合い方・考え方について物語形式でまとめられている一冊。著者曰く、「いつでも転職できる状態」をつくることで、自由を手にすることができる。現職での活躍にも繋がるとのこと。 一方で長らく続いた日本の終身雇用モデルが足枷となり、社内で転職の話をすることがタブー扱いされている現状に警鐘と鳴らす。

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          【問題解決プロフェッショナル―思考と技術】 -ほぼ1,000字感想文

          ○タイトル:問題解決プロフェッショナル―思考と技術 ○著者  :齋藤 嘉則 ○発行  :ダイヤモンド社; 新版 (2010/4/16) ■ざっくり概要戦略コンサルタントが持つべき基本スキルを、実践的に紹介している本著。 2つの思考方法・2つの技術を駆使したソリューション・システムを1つ紹介している。 実務に使える能力が身に付くだけでなく、「MECE」とはなんなのか?という、基本概念の整理がされているのがポイント。「問題解決」を会得するだけでなく、部下育成の基準としても役立

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          【世界の今を読み解く「政治思想マトリックス」】 -ほぼ1,000字感想文

          ○タイトル:世界の今を読み解く「政治思想マトリックス」 ○著者  :茂木 誠 ○発行  :PHP研究所 (2020/11/28) ■ざっくり概要複雑化・多様化した世界の政治思想について、二元論で語らず、マトリックス構造を使い解説をした一冊。 横軸を経済的な「平等←→自由」、縦軸を政治的な「ナショナリズム←→グローバリズム」という図を基本とし、そもそも右翼・左翼とはなんなのか?なぜトランプ政権をはじめとした保護主義が世界を席巻しているのか?なぜイギリスはEU離脱を断行した

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          【ハック思考〜最短最速で世界が変わる方法論〜】 -ほぼ1,000字感想文

          ○タイトル:ハック思考〜最短最速で世界が変わる方法論〜 ○著者  :須藤 憲司 ○発行  :幻冬舎 (2020/3/18) ■ざっくり概要Kaizen PlatformのCEOである著者が、これまでの経験から編み出した、より高い成果を出すための方法論「ハック思考」についてまとめた一冊。 著者によるとハックとは、時間やお金などのInputに対して、生まれる成果の転換率を劇的に上げることを指す。そしてそれは、①人と違う法則性を見つける②システムのスキマに介入する、というたった

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          【定量分析実践講座―ケースで学ぶ意思決定の手法】 -ほぼ1,000字感想文

          ○タイトル:定量分析実践講座―ケースで学ぶ意思決定の手法 ○著者  :福澤 英弘 ○発行  :ファーストプレス (2007/6/1) ■ざっくり概要定量分析に基づいた意思決定を学ぶべく、ケース考察と解説がセットとなっている本著。コンビニエンスストアの経営者として、様々なビジネス課題に向き合う。 著者によると、問題解決は「意思決定」と「実行」「評価」に分かれるとのこと。本来であれば、意思決定と実行が合わさり、初めて成果に繋がる。 しかし、実行の方が目につきやすく、意思決定

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          【シン・ニホン】 -ほぼ1,000字感想文

          ○タイトル:シン・ニホン ○著者  :安宅 和人 ○発行  :NewsPicksパブリッシング (2020/2/20) ■ざっくり概要「この国は、もう一度立ち上がれる。」 帯に記載の通り、これからの時代において、もう一度日本が繁栄するために何をすべきか?様々な切り口での提言をまとめた一冊である。 著者の安宅和人氏はSFCで教鞭をとりつつヤフー株式会社ではCSO、その他多くの顔を持つ人物である。その多様なバッググラウンドがあるからこその横断的な提言が、とても面白い。

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          【財務3表一体理解法】 -ほぼ1,000字感想文

          ○タイトル:増補版 財務3表一体理解法 ○著者  :國貞 克則 ○発行  :朝日新聞出版 (2016/10/13) ■ざっくり概要PL、BS、CSの3表に関して著者独自の方法で解説している一冊。 他と大きく異なる点は、財務諸表をそれぞれ学ぶのではなく、ある事象に対して、財務諸表がどのように連動して動くのか?を同時に学ぶという点。企業の経済活動を「お金を集める→投資する→利益をあげる」と単純化することで、それを実現している。 会計のプロになるための学習というよりも、ビジ

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