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赤米ではなく赤粟だと思わしきもの

 文献集めるだけで一週間かかるガチ考察を毎日書ける訳がないよね。

 そもそもnote何ぞと言う意識高い系愚民の読み物でPV稼げるのはくだらないチラシの裏だけで、実際におすすめに並んでいるのは一読の価値すら無いチラシの裏ばかり(運営に事実を書くなと言われそう)。そう言うわけで更新頻度を上げるためにもう少しチラシの裏を増やしてみる(仕上げまでに一ヶ月かかるものを毎週あげるのはさすがにキツい)

 チラシの裏はこのぐらいで本題。なんか検索してたら拾ったもの。先生、この部分が気になります。

但将官の外は皆赤米を用いて飯と為す 形は瞿麦(くばく)の如く 色は蜀秫(しょくじゅつ)に似 殆ど下咽に耐えず 蓋し稲米の最悪の者なり(「日本往還日記」)

 以前にも書いた気がするが朝鮮では粟を米と記述することがあり、恐らく赤粟だと思われる。例えば「経国大典」に出てくる田米は米ではない。これは粟である。朝鮮ではさらに田は畑をさし水田をささない。水田は畓と書く。そのため誤訳を疑った。

 原文が分かればもう少し精査出来るのだが。

そこで赤粟が実在するか調べてみた。

 鶏の餌しか出てこないよー。人が食えるのかこれ。他には赤キビなどの可能性もある。

 やはり鳥の餌。

 しかし、昭和の御世に飲み込めないほど不味い白米を長野で食べさせられた事あるから食えないほど不味い米が戦国時代に実在してもおかしくはない。アレも明らかに鶏の餌だっだ。無理矢理食わせるのは人権侵害だ。あんな物食わせた教師は地獄に行け。

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