念願のあの味…

発車ギリギリの時間で今治駅に到着です。

今治 13時39分発の特急しおかぜ 9号で松山へ向かいます。
車両は先程乗った8000系ですが、アンパンマン仕様でした！

車内もアンパンマンのキャラクターが描かれているだけでなく、
座席やドア、トイレにまでアンパンマンのキャラクターが描かれています。

ただ、やはりアンパンマンが描かれた指定席は人気で、
今回、予約が取れませんでした。
ということで、松山までの一駅だけですがグリーン車を押さえてみました。（グリーン車用のバースデイきっぷを買いやっとグリーンに座れました。）

次の松山までの30分…先程のように美しい瀬戸内海沿いを走ったと思えば、四国の電化区間で一番最小の狭さを誇る「鳥越トンネル」といった美しい
山々の景色になり、旅人を飽きさせません。

14時13分 松山着。ここで14時28分発の特急 宇和海17号に乗り換えです。（同一ホーム、しかも縦列停車って凄いですよね…京阪電車みたい。）
ただ、発車時間まで時間がありますので、ちょっと寄り道です。

松山に来たら、一度は食べておきたかった「じゃこ天」があります。
松山駅構内にある「安岡蒲鉾」さんです。

東海ローカルな話になりますが、以前 土曜深夜に中部日本放送（ＣＢＣ）で放送されていた「ノブナガ」というバラエティ番組がありまして、番組内のロケコーナーの一つ「地名しりとり」でよく出てきたお店なんです。

※「地名しりとり」とは…栄のテレビ塔前をスタートに、行き交う人と
　行ったことのある地名でしりとりをし、実際にその場所に行き、
　またそこで行き交う人としりとりをし、愛知・岐阜・三重の地名、
　それぞれ1つずつ出ればゴールという企画で、愛知・岐阜の地名はすぐに
　出ましたが、三重の地名が出るのに約3年3ヶ月かかったという、
　三重県民にとって因縁？の企画。

その番組を学生時代よく見ていた私にとって、ある意味 聖地であり、
2017年に仕事で松山を訪れた際、時間の都合上、食べることが出来なかった憧れの味なんです。番組に出ていた店員さん（通称 じゃこ天おばさん）は
もう引退されてますが、ここのじゃこ天は食べておきたい！！

ということで、揚げ立てのじゃこ天（170円）を買い、
特急 宇和海17号に乗り込み、八幡浜へと向かいます。

車両は2000系です。グリーン車を押さえてみました。

さて、念願のじゃこ天です。
一般的な練り物とは違い、地魚の骨や皮をまるごと練り込むじゃこ天。
だからこそ、独特な歯ざわりと魚の旨味が噛めば噛むほど口の中で
広がっていきます。
白はんぺん以外の練り物好きの私としては、結構好きな味でしたね。
おいしかったです！

さて、列車は快走に八幡浜へ向かいます…。

つづく

#旅行 #テレビ #鉄道 #四国 #ご当地グルメ #13府県ふっこう周遊割 #じゃこ天