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「蕾が満開」と書き記す彼女への感謝愛情爆発号【月曜日のたねまき】

やっと長男の春休みが終わりました。
当分給食もないし、あっという間に帰ってきてしまうけれども、全然前より楽になった!
両腕と両足に重りをつけていたのを外した感じ。ああ、重かった!
同じ動きをしても今は全然身軽!月の重力!
(すぐに慣れてまた日々をしんどがるんだろうけど、今だけ春休み終わりハイ)

長男は新しいクラスに思ったより早く馴染めたようです。
いや、馴染めてはないのか。
「もうひとりで遊べばいいって気づいたんだよ。だから楽しいんだ」
とか言っている。まあ本人がいいならいいのだけども。

今朝は地味〜に行き渋って、玄関まで来たのに
「やっぱ今日はもう一度寝ようかな」
とか言い出した。なんでやねん!昼寝なんてしないくせに!

「きっと行けば楽しいよ〜」
と気楽な感じで説得しながら、特別サービスで靴を履かせる。(内心は絶対行ってほしいし、バスの時間に遅れそうではらわた煮えくりかえっていた)
焦って靴を履かせようとするが、うまくいかない。無言で靴と足と格闘していると、
「かーちゃん、このくつ、あっちゃんのだよ」
長男に冷静に言われた。グガガビバ〜!

4歳に、1歳児の13.5センチの靴を履かせようとしてしまっていた。驚き。
シンデレラの姉にガラスの靴を履かせたがる継母じゃんか。


結局、ぐずることなくバス停まで行き、「楽しかったぁ!」と帰ってきたのでひと安心。去年の今頃は毎日大変で、阿鼻叫喚バスシリーズを書いてました。成長したなぁ。

***

さてさて、ずいぶん前に種を蒔いていたものが実になりました。

坂 るいすさんに教えていただいたこちらの企画に応募したところ、選んでいただき、本に収録してもらえました。

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非売品だけど、自分の活字がきちんと製本されたものになるって感動!
ちなみにこのnoteがそのまま載っています↓

るいすさんの文もお隣に載っていて、それにも嬉しくて興奮してしまった。
しかもめちゃくちゃいいお話でした!涙腺を突然攻撃してきた!
noteに書かれていた3行からふくらませ、このために書き下ろしたものだそうで、紹介できなくて残念。
この企画本の題名『君とわたし、この瞬間がすべて』にぴったりの内容で、トップバッターの収録!子育てに疲れたら読み返したいお話でした。

***

実は私にとって、るいすさんは「noteの母」です。

今は色々な方とやりとりし、それが日々の支えとなっているけれど、その第一番はるいすさんです。
ひとりで日記がわりにぽつぽつ書いていたnoteに、るいすさんがコメントをくれて、自分の文が読まれているんだ!と気づいて。
るいすさんの文も他の方の文もみな、同時代を生きている人が今、書いているんだ!と気づいて。
noteが急に生き生きとして面白くなりました。

そして一年前の今頃、初めてサポートをるいすさんからいただき、驚いて嬉しくて有頂天になっていたのをよく覚えています。
その時いただいたコメントで、note用のTwitterを勧めてもらい、よく分からぬまますぐに始めました。
(今回の企画もそうだけど、るいすさんの勧めだと何故かパッと動ける。私に何かさせたい時はるいすさん経由がオススメ笑)
Twitterの使い方なども親身に教えてくれて、気にかけてくれて。

そこから新しく知り合ったり、気になっていた方に声をかけたり、企画に参加したり。
noteの使い方が急に豊かになって。

コロナ禍で家族以外とほぼ会えない中、それでも病まずにやって来れたのはnoteのおかげ、ひいてはるいすさんのおかげだなぁと、時々しみじみ思います。
本当にありがとう!!

そして今これを読んでくださっている方、いつも素敵なnoteを書いてくださる方、関わってくださる方みんなにもありがとうを伝えたいです。突然変だね、えへへ。


るいすさんの文章は、凡人では思いつかないぶっ飛んだ発想の面白さと、人間の心理に精通した客観的で理性的な面白さと、育児中の不安定な親心をぎゅっと握りしめる人情味でごちゃ混ぜになっていて、そりゃあ面白いです。
ずうっと読み続けていたい文章。

特にこのnoteが好き。

きっと、開花の準備ができたら、ぶわっと咲くのだろう。
 もう煩いよと思うくらい、話すのだろう。
 意味のある言葉なんて殆どない「今」のことなど、きっと忘れ去ってしまうくらいに、それが当たり前になる日がくるのだろう。
今は、蕾が満開で、とても綺麗。

蕾を見るたび結構な確率で思い出す。「蕾が満開」という美しい言葉。

このnoteから一年以上経って、娘ちゃんはもうずいぶん開花しているみたい。うちの次男はちょうど蕾かな。
るいすさん、イヤイヤ期お疲れ様です。

貝殻と違い、桜の花びらは、薄い。
すぐに汚れて茶色くなるだろう。
女の子がそのことを知っているのか知らないのか、それは分からない。けれども、間違いなくその事実を知っているはずのお母さんが、
「綺麗な花びらを見つけるのって楽しいですよ〜」
と笑って、また腰を折り、娘さんと一緒に花びら探しにもどっていく姿は、春とは、母とは、かくあるべしと私に告げているような、なにか、春にだけ現れる精霊のように思われた。
それでも結局、人の心に残るのは、あの淡桃の美しい姿なのだ。そういうものだ。花なのだから。

部分的な引用をしてしまったけど、桜の花びらのお話、素敵でした。
どうぞ全文読んでみてください!

るいすさんがこの企画について書いてらっしゃる文も素敵〜!へへへ、嬉しいな。

本ってやっぱりいいね。
いつかお互い、子供らに読んでもらう日が楽しみ。

***

日曜から書き始めていたのに、いつのまにやらもう水曜日…。
「月曜日」の看板をもう下ろそうかな…。

るいすさんへの秘めたる愛が爆発してしまい、ちょっと恥ずかしい今回。
でもちょうど1年で、一緒に本にも載れて、いい機会かな、と。

大事な人に感謝をさらりと伝えられるようになりたいな。

サポートいただいたら、飛び上がって喜びます。 いただいたお金はサポート、本の購入、noteのネタになる体験に使います! ちょっぴり息子とのおやつに使っちゃうかも。