2024年は辰(龍)年ということで、水戸のまちで見つけた"辰(龍)"を紹介します。

ホーリーくんは、サッカーJ2「水戸ホーリーホック」のマスコットキャラクターです。
ホーリーくんは龍をモチーフにしています。
なぜ"龍"なの？
それは、「水戸黄門」こと2代目水戸藩主、徳川光圀の字(あざな)が「子龍(しりゅう)」であったことに由来しているからです。
〜水戸ホーリーホックにとって飛躍の年になりますように〜

水戸八幡宮の随神門の「開運赤龍」。
まさに運気が上がりそうな龍ですね！
今は"赤"を感じることはできませんが、彩色の痕跡が残っているようです。

水戸藩は、東側の低地を埋め立てて城下町を拡大しましたが、井戸を掘ってもよい飲み水が得られず、領民は困っていました。その状況を知った光圀は、家臣に水道の敷設を命じました。その水源となったのが「笠原水源」です。光圀は、この工事を約1年で完成させ、城下町の人々はとても感謝したそうです。

笠原水源の「竜頭共用栓」は、ハミングロード513にもあります。

水戸藩祖である徳川頼房が、家康の33回忌に奉納したものです。龍が口から吐き出しているのは水でしょうか？

「水戸芸術館のタワー」が龍と関係あるの？と思った方もいるのではないでしょうか。
建築家の藤森照信氏はこのタワーを
　　「天に駆け昇る龍」
と表現しています。
言われてみると"龍"が昇っているように見えます。