私が夏にやったこと

はじめに

7月心が痛くなる出来事(言ってしまえば彼と別れたのだ)があり、私は私のために生きることを決めた。

やったことその1

まずは友達とめちゃくちゃ遊んだ

今までデートに費やしていた時間、お金を遊ぶことに費やした。

大学生になって高校時代の友達は会えない人が多くあんなに毎日一緒にいたのに3か月、4か月も会えていなかった。友達との遊ぶ約束を自分から取り付けられない私だったが今年の夏はなぜか積極的にいろんな人と会う約束を取り付けられた。

なかなか会えていない友達との遊ぶ約束はうきうきしたし、話が弾んで楽しかった。なにより高校を卒業しても会ってくれる友達がいるということがうれしかった。とにかくたくさんの人と会いたくさんの話をして色んなことを吸収できたのかなと思う。

やったことその2

ひたすらに自分の好きなこと、興味のあることをやった

たとえば、メイク。ずっとメイクは面倒でしても変わらないものだと思っていた。でもそれは私の思い込みだった。別にそんなにメイクが上手にできるわけでもないが楽しいと感じるようになった。朝から沈んだ気持ちになっていてもまつげがきれいにあがったらうれしくなってしまう。私はなんて単純なんだろうと思うがそれでいいのだ。だって自分のために生きているのだから。

その次に香水を買い髪の毛を染めた。昔からやってみたかったこと。すれ違ったときにいい匂いのする女性になりたかったのだ。髪の毛はとにかく垢抜けたかった。髪の毛を染めれば少しは垢抜けると思った。結構いい色に染まってくれて今は少し自分の顔を見ることが楽しい。かわいい顔ではないので自己満足なのだが、それでいい。

最後に資格を取った。もともと6月ごろから取ると決めていて学校の講座に申し込んでいた。それの講座と試験が夏にあっただけと言ったらそれだけなのだが。私は目標に向かって勉強することが好きだ。なので資格試験の勉強はめちゃくちゃ燃えた。ちなみに高得点合格だった。講師の先生から高得点合格おめでとうとメールが来た時には年甲斐もなく一人で喜んでいた。

最後に

私はこの夏でたくさんの経験をしたくさんのことを学び見た目、中身ともに一番変われたと思う。不登校少女だった時から高校に進学をした時もターニングポイントだったと思うが、私はこれから先「人生の転機はどこですか?」と聞かれたら「2019年の夏です」と答える自信がある。それくらい自分と向き合って成長した夏だった。

私はずっと夏が嫌いだった。夏休みだから友達とは会えないしだから夏休み中の自分の誕生日も大っ嫌いだった。でも、19歳になってやっと自分の生まれてきたこの「夏」という季節のことを好きになれた。私に変わるきっかけをくれたすべての人へ向けて。ありがとう。