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自分の体の事がよくわかっている人は前向きに生きる傾向がある

最近、脳科学の本をよく読むんですがめちゃくちゃおもしろいです。
「そういう事か!」の連続です。
その中で
「自分の体の事がよくわかっている人は前向きに生きる傾向がある」
という言葉がありました。
本当、これは「言われてみれば本当そう!」に尽きます。

まずこれは「感情は体と深く関係している」からです。
脳科学的に感情は、外部からの刺激を受けて生理的な反応が体に起こる事によって、体の状態とそうなった原因を推論(分かっていない事を推し量って論ずること)して成り立つとされてるそうです。

例)(体の状態)ドキドキしてる⇒(原因の推論)異性といる=恋という感情!

吊り橋効果なんかは体の状態がドキドキしているのを受けて脳が原因を「高い所にいる」ではなく「一緒にいる人の影響」だと推論すると「この感情は恋だ」となる事です。脳は割と推論を間違えるそうです。

理想はやっぱり推論を間違えない事なんですが、自分の体の事をよくわかっていないと推論は難しいそうです。そりゃそうですよね。
だから、普段から外部から刺激を受けた時に自分がどう感じるかを日々意識して推論の精度を高くする事が必要になってきます。

お部屋にいる時に深く鼻から息を吸ってみてください。
どんな匂いがしますか?その匂いはあなたにとってどう感じるものなんでしょうか?
椅子の座り心地、高さはどうですか?
ベッドシーツの肌触りは?
インテリア雑貨を見て、どんな気分になりますか?
コーヒーを飲んだ時のコップの舌触りは?
耳を澄まして、どんな音が聞こえますか?無音ですか?
音がない状態をあなたはどう感じていますか?

こういう事を意識していると、自分が好きなもの・心地よくしてくれるものがわかってくるようになります。
自分の体がどう感じるかをちゃんとわかっていると、嫌な事を先回りして避けたり、本当に好きなものを選べたりできるんです。
その結果「前向きに生きる」につながるんだと私は解釈しました。
自分の機嫌を自分でとれている、という事です。

インテリアを選ぶ前に、自分自身の事・自分の体がどう感じるかを正しく理解しているか確認する必要があります。
選んだインテリアが自分に合わなかった、というのはもったいないですよね。視覚でインテリアを選んだけど、あなたが触覚の方が重要なタイプで触覚的にはあまり良くなかった、という事もありえる事です。
そうならないために体の確認をしましょう!
本の中では「瞑想」がおすすめだと書いてありました。

「瞑想」でもちょっと難しいな、という方はぜひご相談頂ければと思います!お気軽にメッセージやコメント下さい!

ちなみに読んだ本はこちら「視点と教養」です!↓↓



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