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ベンチャー出向で学べる事_三星グループでの半年を振り返る

三星グループのJ (ジェイ)こと中村順平です。
今年度も残りわずかですね。
桜も見頃になりましたが、皆さんは何処へお花見に行かれますか?
三星毛糸の自社ブランド「Mitsuboshi 1887」の店長の杉山さんの「尾州近隣の桜、おススメ3選」は下記3箇所です。まだ行ったことないという方は是非行ってみてください。
①日本三大桜のひとつを擁する「根尾谷淡墨桜」
②木曽三川公園 桜堤サブセンター
③大江川沿道 一宮桜まつり

本日のnoteは三星グループ出向中の中村がこの半年で感じたこと・得られたことをハイライトしたいと思います。
なぜ私が三星グループに出向しているかは下記をご覧ください。

本日の目次も3つ(Mitsuboshi)と、三星グループの出向で得られたことを羅列していきます。

1, モノづくりとコトづくりの両方を体験

・モノづくりに触れる

三星グループの中核企業は生地の企画や製造をする繊維会社である三星毛糸とプラスチック樹脂の加工製造を行う三星ケミカルがあり両方ともモノづくりです。
私は三星毛糸株式会社へ在籍出向しているので、生地づくりに触れることが多いです。
実際に私が担当しているわけではありませんが、生地の企画・製造を行うテキスタイル事業部のスタッフに生地について聞いたり、織物工場(通称:オリスタ)を見に行ったりします。
所属する未来創造室は、こだわりの最高品質“メリノウール”を使った製品も出しており、モノづくり、特に奥の深い繊維に触れることが出来ます。

・どんどん繊維について詳しくなる

三星グループでは来社される方に会社案内&ファクトリーツアーを行うことも多く、私自身も案内役となり、ウールの事や繊維の話をしています。

会社&ファクトリーツアーを行う様子

・コトづくりも体験

一方で、三星グループではハード面のモノづくりに加えて、ソフト面のコトづくりにも力を入れていきます。繊維のモノづくりもそうですが、自社だけで出来ることは限られています。
例えば、生地を作る工程だけでも紡績/撚糸、織り/編み、染色整理などと多工程があります。そのため、産地が一体になって取り組む必要があります。
取り組みの一つに産業観光イベント「ひつじサミット尾州」があります。
詳細はここでは書きませんが、産地の若手経営者を中心に作り手と使い手を結ぶ年に1回のイベントです。

この「ひつじサミット尾州」はグループ代表の岩田さんが、地域の若手経営者と協力し始めたコミュニティです。
ベンチャー企業とアトツギ企業の交流イベント「TAKIBI &Co.(タキビコ)」などコトづくりの仕事にも関わってます。TAKIBI &Co.は私のメインの仕事の一つなので、また詳しく書きます。

・様々なことにチャレンジできる機会がある

チームメンバーとの地域活動の一つとして、地域の繊維企業とキッチンカーにも来てもらい、尾州のフリーマーケットを行ったりしました。

尾州のフリーマーケット:参加事業者と一緒に

このように三星グループではモノづくりとコトづくりの両方に関わることで、多くのことに関り挑戦する機会があります。

2,交流範囲は老舗企業(アトツギ)からスタートアップ(ベンチャー)まで多種多彩

モノづくりとコトづくりの両方に関われる三星グループでは、自然と交流できるステークフォルダ―の数も多くなります。

・地域企業・団体と一緒に取り組む

「ひつじサミット尾州」など地域での取り組みも多いので、同じ地域の繊維産業と一緒に仕事をする機会も持てます。繊維企業だけでなく、自分達の事業改善のためのDX推進の取り組みでは、地域企業の課題に精通している地方銀行、ITツールの販促企業、地域の産業発展を推進している団体とも一緒に仕事をしています。

・ベンチャーからアトツギまでも

ベンチャー×アトツギ共創基地「TAKIBI &Co.(タキビコ)」のイベント前後では登壇者や参加者との交流機会も多くあります。今まで、交わりそうで交わらなかった老舗企業とスタートアップの経営者、または支援するVC(ベンチャーキャピタル)や支援団体もご参加いただくので、色々な方と交流できます。
イベントの様子はYouTubeでもみれます。

・交流の範囲はまだまだ:NPO法人からメディアまで

まだまだ交流範囲が広いのが三星グループでの仕事です。「事業の真ん中に社会性を」も大切にしていることから、TAKIBI &Co.(タキビコ)でNPO法人とコラボして難民支援の活動をおこなったり、大阪のNPO法人の活動を一緒に行ったりしています。

認定NPO法人Homedoor の夜回り活動に三星スタッフと一緒に参加

このような活動は各種メディアに取り上げていただくこともあるので、メディアの方との交流も増えてきます。
TVで取り上げてもらった様子はこちら

・少しでもメディアに映ると家族も喜んでくれる

3,グループの経営理念や方針にも関われる

・社長室ミーティングなど重要会議にも参加

経営全般に関しての進捗確認、方針議論・決定は、週次で実施する社長室ミーティングで行います。グループ全体の経営課題への対応や新規事業の進捗など、経営者目線でのディスカッションを一緒に行うことができます。
その為、関わっているプロジェクト以外にも経営全般に関わることがあります。例えばグループ企業の一社株式会社ウラノスは不動産開発/管理やベンチャー投資も行ってます。アトツギベンチャー企業にいながら出資者としてベンチャー企業の経営者と関われる機会もありました。両方の側面から見ると凄く物事の見える範囲が広くなります。
三星グループ代表の岩田さんのインタビュー記事はこちら

・老舗企業とベンチャーの側面も

担当している新規事業に取り組みながらも会社全体を俯瞰してみてると、老舗企業とベンチャーの良い部分があります。
老舗企業ならではの繊維の“生地見本”など、伝統を紡いでいくような側面もみれます。グローバルに知名度のあるハイブランドが来社され伝統技術をみたり、インターン生が伝統を学んだりもしています。もちろん私も伝統を学ぶ一人です。
三星グループのインターンについて書いたnoteはこちらです。

一方で、新規事業の開発にも積極的であり、社会のトレンドを見ながらグループの強みを活かせるフィールドで事業開発を狙ってます。

少し纏まりの無い内容になりましたが、この半年に三星グループで経験できたことを少し文章にしてみました。
纏めると

・複数のプロジェクトに並行して関われる

やることも多いですが、色々な経験もでき、プロジェクトとプロジェクトが関連性を持って発展していったりもします

・適度にヒリヒリしながらプライベートも楽しんでいます

緊張感を持ちながら仕事をしていますが、同僚との繋がりや、仕事での新たな出会いなど、仕事とプライベートの両方で充実する日々です。
キーワードは「ワクワク生きよう!」です。

このあたりで、今日のnoteは終わりにします。私の出向期間も折り返しです。
今後の活動もnoteで報告しますので、是非読んでください

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