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【雑感】キャリア理論「RIASEC」について書いてみた

こんにちは、みちおです。
昨日より1週間ほど仕事がお休みなので、最近の学びをゆっくり綴りたいと思います。

みなさんは「RIASEC」というキャリア理論をご存知でしょうか。

J・ホランドというアメリカの心理学者が提唱した理論で、
興味・関心から、ヒトのパーソナリティを6タイプに分類したモノです。
各タイプの頭文字を取って、「RIASEC」と呼ばれます。
以下各タイプの詳細と、向いている職業例です。


R「現実的」:「ひと」や「アイディア」よりも、具体的な「もの」を扱うことを好みます。実用的で使いやすいものを生み出すことに興味を持ち、得意としています。実際に道具や器具、機械を使うことに関心があります。例)機械系技術者(設計開発、生産技術、メンテナンス等)、自動車航空機整備士 など
I「研究的」:分析的・抽象的なことを好みます。科学的・数学的能力を生かしたいという欲求を持っています。様々な現象や事柄を、読書、研究、議論を通して、調査したり、理解したりしようとします。
例)研究者、システムエンジニア、データリサーチャー など
A「芸術的」:感情や創造力に重きをおく傾向があります。独創的、直感的、内省的、独立的であることを望みます。芸術的・音楽的能力(演劇、著作、絵画、彫刻などの)を持っており、こうした創造的能力の表現を通してコミュニケーションを取ることに興味を持っています。
例)イラストレーター、デザイナー、シナリオライター など
S「社会的」:人や人の要求に対して、働きかけることに興味を持っています。人を助けること、人を理解すること、人に教えることなどに興味があります。社会活動、社会問題の解決、様々な人間関係に興味と価値をもち、直接的に人の行動に影響を与えることに生きがいを感じます。
例)教員、カウンセラー、販売員、医師、福祉士 など
E「企業的」:指導的で影響力のある活動を好みます。リーダーシップを発揮し、人に影響を与えることを楽しみ、自分自身の政治的、経済的目標達成のために、社会的影響力を駆使します。他者を説得したり、支持したり、動機付けたりすることに関心があります。
例)営業(リーダー)、店長・経営者、記者、政治家 など
C「慣習的」:組織化され、構造化された状況を好みます。正確な言葉や的確さに価値を置きます。保守的ですが、系統的に物事を遂行する能力、データ収集能力があります。ビジネス的・経済的達成と、物的所有や社会的地位に価値をおく傾向があります。
例)各種事務職、プログラマー、税理士・公認会計士・行政書士 など


自身が以上6つのタイプのどの側面を持つのかを基に、自身の適職を判断するというのが、RIASEC理論になります。
ちなみに、私は「C」「E」「S」タイプです。

自身の潜在的な興味関心や得意を把握するには役立ちそうです。ぜひ、みなさんの就職活動や転職活動の際、参考にしてみてください。

しかし当然のことながら、RIASECは一理論に過ぎないですし、人は様々な側面を持っているので、画一的に「自分はSタイプでカウンセラーが向いている」みたいな風には考えにくいと思います。
また、仕事にも様々な側面があることも忘れてはいけないと思います。
例えば、僕の仕事はキャリアアドバイザー(Sっぽい)ですが、顧客データを分析して戦略戦術立てをしたり(Iっぽい)、自チームに働きかけをし人を動かしたり(Eっぽい)もします。
時代的にも、高度経済成長期と比較して仕事が複雑化してい(ると思い)ますし、企業の仕事の割り振り方によっても仕事内容は変わってくるので、余計に画一的には考えられないと思います。

自分自身と適職を捉え直す一視点として参考にするくらいが丁度良いと思います。

ちなみに以下サイトから、自分のタイプを診断できるみたいなので、興味の持った方はやってみては?(※Webでたまたま見つけました~)

本日はここまで。

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