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小説「ハタチの恋」のこと

「そうだ、小説を書こう」

2024年3月10日は、KnightAそうまくんの、誕生日&活動7周年の記念日でした。
そうまくんの記念日をお祝いするのは今年で3回目になります。最近はリアルが忙しいこととTikTokに力を入れていたためnoteを書く機会はめっきり減っていましたが、今年は何か書きたいと考えていました。私が何か文章を書くことで一人でも多くの方にそうまくんの魅力が伝わるならそうしたい、と思ったからです。

しかし自分の気持ちを書くとなると、触れたくないことや明らかにしたくないこともでてきて、筆が進みませんでした。そんな時にふと、小説を書いてみようと思い立ちました。
小説なら登場人物のことについて書けばよいので、自分をさらけ出すことなく自由にかけるのではないかと思ったからです。(この考えは誤りだったことが後にわかります)

その小説はこちら↓


ハナコのモデル

最初は自分によく似た人物を書こうと思いましたが、いざ内容を考えていくといろいろリアルすぎて書きづらくなってきたので、設定を変えることにしました。
ハナコのモデルは特定の一人ではありません。ミツコもモデルの一人ではありますが、ハナコ=ミツコではないように、年代や住まいの設定などは変えました。ハナコの考えや行動も、ミツコ本人とは少し違っています。あとは、そうまくんや騎士Aリスナーのお友達や、ネットやリアルで見かけたことのあるいろんな方々から着想を得て書いています。
私よりだいぶ年上のハナコのことを書くという設定になり、老いに向き合うことにもあまり抵抗がなく書けたように思います。
ハナコの基本情報を設定してからは、ハナコの言動を空想しているうちに、ハナコが勝手に動いてくれるようになったので、私はそれを忠実に書き取りました。
たくさんの場面ができあがり、小説にまとめるのにどれを残すかを考えるのに一番苦労しました。ラストシーンは3回書きなおしていますが、どのバージョンも書いている途中で号泣してしまい、最後は泣きながら仕上げました。

書いてみて思ったこと

書きあがった小説がそうまくんへの贈り物にふさわしいかは正直わかりませんでしたが、チーズケーキを作った以外はこれを書くことに全力を使ったので(他に何も用意していない)、迷いながらもそうまくんに宛てて投稿しました。

小説を書いてみて思ったのは、書いていることはハナコのことなのに、自分の事を「私はこう思う」と書く以上に、なぜか書き手の私自身のことが読み手に伝わっている気がしました。

一つ気づいたのは、
そうまくんが、話すより歌の方が気持ちを伝えやすい、といっていたのは、もしかするとこういうことなのかも、ということです。
歌の歌詞は自分自身のことを言っているわけではないけれど、その歌を歌うことで伝えられる気持ちがある、というのと、自分ではない人物についての小説を書くことで、自分の気持ちが伝わる、ということが似ているような気がしました。

そうまくん本人が読んでくださるかどうかはわかりませんが、私は、自分の気持ちを込めて書いたこの作品を贈り物にしてよかったと思っています。

そして、私がこれを書いたことで、新たにそうまくんに関心を持ってくれる人がいたら、私はこれをここに公開してよかったと思います。

そうまくんのことを思って小説を書くのはとても楽しく貴重な経験で、宝物のようなひとときでした。この年でそんな機会をもらったのもありがたいなと思います。

2024年は「ブチ抜く」を掲げているそうまくんを、これからも私らしく応援していきます。

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【MV】静寂の汀(しじまのみぎわ)

そうまくんの6曲目のシングル「静寂の汀」2024.3.10投稿。
アニメの主題歌のような、主人公感あふれる曲です。ぜひ聴いてみてください!
イラストに描かれた、白騎士のそうまくんも素敵です。

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