2023年も残すところ一日と数時間、仕事も家事もおせちも、、、と焦る気持ちもありますが、ちょっとだけ時間ができたので、何をおいても、どうしても書き留めておきたかった、ある方のことを書いておきます。

彼女の存在に気づいたのは「そうま歌ってみた復活祭」の頃です。彼女のリツイートが流れてくるタイミングをみていて、最初はずいぶん昔のツイートがリツイートされているなと思いましたが、次第に、戦略的にリツイートしている方だと気づきました。2022年1月、私が初めて彼女のツイートにリプして、気づいたことを伝えると、「時間帯で見ている層も違ってくるからなって思って」と、私が気づいたことを伝えてくれて嬉しいと、お返事を下さいました。以来、時折リプで会話をするようになりました。

私が彼女のことで知っていることは、そう多くはありません。
出会った頃はご病気で入院されていましたが、その後退院されたこと。
通院やリハビリをしながら、お仕事も少しずつしていらしたこと。
時折、お母さまと一緒にお食事やお菓子を楽しんでいること。
ぬいのブーツを作っていたこと。
私よりずっと前からそうまくんを応援していること。
音楽が好きで、そうまくんやKnightA以外にも様々な音楽を聴いていること。
共通のお友達とのやりとりから、九州のほうにお住まいの様子だったこと。

私が娘のことで辛かったことをnoteに書いたとき、「色んな形の愛がある。今ある愛を今想う愛を。」とリプをくださったのがとても印象的でした。
私の誕生日にも、素敵な画像でお祝いの言葉を贈ってくださいました。

ライブの時はお留守番だったようですが、そうまくんへは勿論のこと、ライブにいくお友達、行かないお友達のみんなに力をもたらすような、素敵なツイートをされていました。

ご自身の病気のことを詳細に書いてくださったこともありました。突然やってきた病気に驚きながらも、自分に起こることを淡々と受け入れて日々を過ごしていることや、揺れ動く心の中を伝えてくれました。
ヘルプマークについてのツイートもとても印象的でした。

本当は心身がつらかった時もあったかと思うのですが、そうまくんやみんなに向けての彼女の言葉はいつも明るく温かく、ご自身の苦労はあまり見せない方と感じました。

そんな日々がいつまでも続くかと思っていた今月のある日、彼女が他界したと娘さんが投稿されていました。少し前に体調を崩された様子だったので気にはなっていましたが、突然のことに言葉もありませんでした。

改めて、彼女のことを何も知らなかったと気づかされました。SNSの繋がりは、心の深いところで共感し合えることがある一方で、リアルで会えばわかるような基本情報のやり取りがない、特殊な関係とも感じます。

彼女の代わりにポストを投稿をされるような年齢のお嬢さんがいらしたことにも驚きました。彼女の日頃紡いでいたかわいらしい言葉や、お母さまとの関りから、なんとなく勝手にお若い方を想像していました。今となっては、私が娘のことを書いたときに親身になってくださったことにも、とても納得がいきます。

突然の訃報を受け、私の周りでも、彼女に関するつぶやきをしている方も多くいらして、その一つ一つに涙しました。けた違いのフォロワー数で、本当にたくさんの方と繋がり、丁寧に関わってきた彼女の姿を映し出しているようでした。

そうまくんもいつも伝えてくれますが、今あるものは当たり前ではないこと、この先どうなるかわからないから、一瞬一瞬を悔いなく過ごすことなど、改めて感じました。
一度きりの限りある人生、やりたいことをやって悔いなく生きないとな、と。

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今でも時々、夜それほど遅くない時間に「そまくん、みんな、また明日」と、温かく前向きな彼女のポストが、かわいらしいアイコンと共に流れてくるのではないかと、ほんの少しだけ想像してしまいます。
あ、そうだった、と気づいて寂しい気持ちになります。

ayuちゃん、私はあなたの顔も名前も知らないけれど、あなたと一緒にここで過ごした日々は宝物だよ。同じ人を好きになって、泣いたり笑ったりしながら精一杯応援したことを、私は一生忘れないからね。

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彼女が、どこかでこれを聴けていますように…

4曲目のオリジナル曲
マジックフラワー／そうまくん