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奈良クラブ【外野の観戦記(vsFC琉球 R6.2.24】


<観戦前夜🌃>

 明日は開幕戦。毎年この時期の開幕戦は仕事柄なかなか行けない。
 しかし、今回はお義母さんが「開幕戦は観に行きたい」と熱く語るので、とりあえず迎えに行く時間について電話をした。
 「ごめんね。今、浦和と広島観てるのよ、また後で」と・・・完全にガチ勢のお義母さんは今年で米寿を迎える。昔は家から一人で自転車漕いでロートF(当時は鴻池球場)までサッカーを観に行っていたけど、昨年、足を悪くしてからは私が運転手で迎えに行くことになっている。
 明日の開幕戦は、妻とお義母さんと私の3人でロートFに。

いよいよ2024シーズン開幕! 

【FC琉球について】

 昨年の順位は17位(12勝19敗7分)
 奈良クラブとの対戦成績は1勝1敗

 2年前はJ2リーグで戦っていたチームで、個人の能力が高い印象がある。FC琉球は、昨年は意外と順位が伸びず、試行錯誤の1年であったように見受けられる。1シーズンに監督が2回ぐらい変わっているので、現在チームを構築しているところだろう。
 昨年の対戦でのイメージは、酒井達磨が走りこんでゴールを奪ったのを覚えているが、琉球も怒涛の攻撃をみせていた。敗戦の試合は、試合内容は互角だったように思う。
 どのようなサッカーを目指しているのか詳しいことは分からないけど、しっかりとした個人の技術に基づいて、パスを繋いでいきながら押し上げていくサッカーをしている印象を持っている。 

【我が奈良クラブについて】

   昨年の順位は5位(15勝11敗12分)でのフィニッシュ。J3昇格から、昨年の順位も上々できた奈良クラブ。元々厳しい時代から応援している私にしてみれば、ここ数年は少し出来過ぎのように思わなくもない。1人の監督がずっとチームを積み上げていくことに成功しているチームだと思っている。チームの特色としては修正がキチンと毎試合ごとに出来ていることだろう。

 「もちろん第1節ではフィジカル面でもプレー面でも我々はまだ100%の状態には到達していません。高いレベルに達するのはシーズンが進んでからです。」

 選手の入れ替わりが行われたばかりの初戦。まだまだ、体力的にもプレーの面においてもこれから精度を上げていく予定としている。
 
 ゆっくり待つこととしよう。

【酒井達磨選手について】

 酒井達磨選手が負傷した。チームをけん引してきた選手だけに、とても悲しいニュースだけど、私達は信じて待っています。

たつま待つ!

 ファン・サポーターからたくさんのメッセージを達磨選手のボードに書きました。私も、「待つ!!」とだけ書きましたが、また元気に復帰してくれる日を楽しみにしています。 

<外野の応援🏁🔥>

【ロートフィールドに向かう前】

お昼ごはん

 家族で行く時は、昔からキックオフ〇〇分前みたいな感覚はない。たぶん映画を観るような感覚なので、キックオフに間に合うか間に合わないかの時間調整となる。ここはサポーターとして行く時と家族で行く時は試合に対する感覚(温度感)が全然違う。家族で行く以上は家族の温度感にあわせて、自分もヤキモキしないで、家族の幸せを最優先させようと思っています。

【スタジアム到着】

たぶんいるだろう・・・

 とりあえず、暖かいカッコとカイロを用意してスタンドから観ることにした。毎年そうだけど、3月でも寒いイメージしかなかった。この時期は特に風が冷たい。暖かくなってくると、座ってお弁当を拡げるのが家族で観る習慣となっていたけど、今日は皆食事を済ませてきている。
 そう言えば、缶コーヒーを持ち込めなくなってしまった。昔は缶コーヒーをカイロ替わりに使って試合を見ていたのだが、ビン・カンの持ち込みは禁止となってしまったようだ。

【スターティングメンバー】

スターティングメンバー

 元からいた選手が中心メンバーとなっている布陣。新規加入でスターティングメンバーの座を勝ち取ったのはDF下川選手、MF岡田選手、FW百田選手だ。どんな試合展開になるのか楽しみにしている。

【試合開始】

 試合が始まった。しばらく期間が空いていたので、全然分からない。
 なんとなく、リスクをおかして何かをするよりは、一つずつ確認していきながらプレーをしているように見える。基礎を作っているのかな?
 お互い様子見の立ち上がり。

 開始早々ゴール裏では「アッコの舞(アッコちゃん)」でチームを押し上げようとしたけど、チームは様子見だった。ゴール裏で旗を振っている時も感じていたがチャントのタイミングはわりと難しい。
 試合の流れと選手達へのメッセージは、奈良クラブのサッカーを知り、試合の状況を把握しなければ、メッセージがただのBGMになってしまう。
 さぁ~、ゴール裏の民よ、一体感を創り上げてくれ!

【前半15分、失点】

 失点の前に相手がいろいろと個人技を出し始めていた。少し余裕が出たところだろう。琉球55番の幸喜選手はU18から上がってきた選手のようだ。FC琉球の最初の得点がU18から上がってきた選手だけに、喜びも大きいだろう。

 右サイドで蹴られる時に、奈良クラブの選手はしっかりと寄せなければ、そりゃ~大裏ドンピシャであそこに蹴り込まれるわな。。。さらにトラップされて、大誠が中を切って突っ込んでるのにニアサイドガラ空きなのは、完全にGKとのポジショニングの連携に課題が出たように思う。

【奈良クラブのファールについて】

 奈良クラブ少しファール気味。奈良クラブのファールは相手に試合をさせないボールが渡った瞬間の接触によるファールが多いはずだが、今日のファールは「奈良クラブらしさとは言えないのでは?」と疑問を感じた。
 たぶん、いろんなところで閉塞感が生まれているファイティングスピリッツの現れかもしれないが、少し違う。 

【前半33分、失点】

 最終ラインから一本のロングフィードで、またニアサイド。。。ワタルが中から追いかけていてぶっちぎられたわけでも、切り替えされたわけでもないのに、ニアサイドに決められる。切った方に決められるならあきらめもつくが、切っていない方にキーパーが触れずに決められた。
 手をたたき鼓舞する百田選手をみて、まだまだこれからだ!という気持ちになるも少し心配な前半だった。 

【後半開始】

ゴール裏

 ゴール裏に移動。師匠がポンポンを作っているようなので、それを見に行く。久しぶりに師匠と会った。覚えてくれているかな?
 ここからゴール裏で少し応援。全然声が出ない。完全になまっている。ぜんぜん息が続かない。やっぱ歳だな。それにしても人数が増えたなぁ~と思う。知っている人を探す方が難しくなってきた。

【後半70分のチャンス】

 今日は31番岡田選手が光っている。賢星が裏に抜けた岡田選手にボールを繋いで、20番国武選手がニアに走り込み、百田にドンピシャ、ダイビングヘッド!! あ~~~~惜しかった。
 奈良クラブ、ようやく反撃に転ずる兆しが見えてきた。

【国武選手のボールへの絡み】

 国武選手が前線でよくボールに絡んでいる。絡み方としては微妙な絡み方かもしれないが、それでも前線でゴチャついてくれると、何かが起こるかもしれない。いいんじゃないかな? その一歩、そのワンタッチがもしかするとチャンスを生み出してくれるかもしれない。いいぞ、ガンバレ!!

【後半83分のゴール】

 何気ない展開だった。賢星から下川選手にボールが流れ、下川選手がよくみてゴール前に。そこで待っていたのは期待のルーキー百田真登!!
 斜め後ろからの難しいボールを、よく頭で合わせて決めたなぁ~~~。
 Jリーグ初ゴールおめでとう!!!

オメデトウJ初ゴール

【盛り上げるゴール裏】

大旗が増えた!

 試合はどんどん盛り上がりを見せる。勢いに乗る奈良クラブ!
 試合を盛り上げる奈良クラブゴール裏。
 後はゴールを待つばかりだ。ここで同点に追いつくと、かなり良い感じでシーズン開幕を迎えることが出来るのだが、運命はいかに!

【後半90分のチャンス】

 試合は押せ押せムードのなか、再度、下川選手から、途中交代の嫁ちゃんへ、またもドンピシャのヘッド~~~~~!!
 ボールはまさかのバ~~・・・ゴールならず・・・惜しい! 惜しすぎる!!
 うわぁ~~~、これが決まっていればというところ。。。

【最後のフリーキック】

 アディショナルタイムのラストチャンス。フリーキッカーは14番中島賢星。蹴ったボールはファーサイドの嫁ちゃんへ、ワンタッチの差でゴールにならず。ここも惜しかった。
 今日は途中出場の嫁ちゃんも見せ場を多く作ってくれたように思う。

【試合後(奈良クラブ会議)】

夫婦で餃子

 お義母さんを家に送って、夫婦で普通に餃子をたらふく食べた。サッカーの話はあんまりしなかったな。どちらかと言えば、餃子はどこが一番好きか?という話になって、結局過去浜松に何度か行ってるのに餃子は一回も食べてへんっていう話になって、「餃子の美味しいアウェーはどこ?」みたいな話で終わった奈良クラブ会議。。。
 まぁ~、一緒に観に行っている歴が長いだけで、そんなにコアなサポーターでもない私達家族の話題なんてそんなものだろう。

<試合結果>

1-2の敗戦

 開幕は勝利で飾れなかった奈良クラブ。

 試合は負けてしまいましたが、新規加入のスタメンの選手達(百田選手、岡田選手、下川選手)が活躍した試合だったように思います。

【フリアン監督コメント(一部抜粋)より】

 「JFL時代から4シーズン一緒に戦ってきた堅固な土台が見えたと思います。攻守共に勤勉に働くことろが我々の持ち味です。今日の試合でも守備面も奮闘していましたし、攻撃面でも多くのチャンスメイクが出来たと思います。」
 
 敗戦の時はどうしても課題に目がいってしまいがちですが、良い面も大切にしたいと思います。奈良クラブの強みは、今まで積み上げてきたことの土台です。その土台となる奈良クラブらしさが後半FC琉球相手に出たのではないでしょうか? 
 当然、課題として修正しなければならないところもありますが、私達はこれからも奈良クラブと共に歩み続けていきたいと思っています。 

<外野の感謝>

【株式会社オクダ様・オクダ大阪様】(パートナー企業)

入場ゲート

 今年から奈良クラブのパートナーとなってくださった会社です。建設業で、奈良の土台を作る工事をしている会社です。先日、奥田社長に「一緒に奈良を盛り上げていただければ」とほんの少しの協賛をお願いしたところ、とても力になってくださいました。
 いつもお力添え、ありがとうございます。仕事の方で御社のお役に立てるよう頑張ります。

【株式会社PLAYZ様】(パートナー企業)

凜君等身大パネル

 理学療法士の喜多先生の会社です。奈良のスポーツ少年・少女達の検診などのボランティアもされています。昨年は可児ちゃん、今年は凜君の等身大パネルを作って下さいました。
 一緒に奈良のスポーツを盛り上げて行ければと思っています。

【その他多くのパートナー企業様】 

※その他多くのパートナー企業さんが今年も協賛してくださいました。順次ご紹介していきたいと思っています。

 仕事の対価以外のところで一緒に奈良を盛り上げていこうという気持ちで奈良クラブに協賛していただきありがとうございます。何か人の役に立ちたいという想いは、私の仕事のモチベーションにも繋がっています。

 重ねて御礼申し上げます。ありがとうございました。 

<ガヤおじさんの独り言☕>

宗太朗等身大パネル

 実は、ガヤおじさんは会社の代表をやっている。こうして、自分の想いを一つの形に出来るのは、従業員さんの頑張りがあってこそだ。ここまでに辿り着くまでに、紆余曲折があり、これからも試行錯誤を繰り返していくことだろう。

 自分のやっていることが、従業員さんからみてどう映るだろうか?
 もしかすると自分の何らかの力を使って知らずのうちに暴挙に出ているのではないだろうか?と不安になることもある。

 ガヤおじさんの人生の最後の仕事は会社の労働環境を整えることだと思っている。それがきっと、会社にもクライアントにも周りの環境にも良い影響を与えていくと信じている。

 昨年は「ホワイト企業認定」を取得し、今年の3月はおそらく「健康経営優良法人認定」を取得するだろう。だからといって、「ゆるい会社」にしても、目標を持って入ってくれた人には面白みのない会社となってしまうので、会社としてキチンと労働時間に働いてもらい、それ以外のところでは自分で努力して頑張ってもらうという会社にしたいと思っている。
 ガヤおじさんの会社もまだまだ課題がいっぱいだけど、伸び代もある。

 実は数年前から、「奈良クラブ×アルファプラン」で何か価値を見出していきたいともがいている。雇用の促進、従業員さんの健康、福利厚生・・・何かないだろうか? いろいろやっているが、なかなか引っかからない。

 何か見いだせたら、奈良も奈良クラブを通して少しだけ活性化するだろうし、アルファプランもお役に立てるはず・・・。そしてその先には従業員さんからの理解もきっと得られるはず・・・。

 きっと何か生み出すことは出来るはずだ。知恵を絞って頑張ろう。
 100年応援出来る企業となるために。 

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