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人情の機微を知ることの重要性

※本記事は2016年2月11日に自メディアで公開した記事の再掲です。

しかしボクって、つくづく無知だなーと思います。

そもそも学が無いってところは、あなたにもお察しいただけると思うのですが、身近なところで言うと、TVの録画方法が未だに覚えられないので、昨日も相棒を見逃し(撮り逃し)ました。

あとはフリーになって1年経ちましたが、ゴミの日も覚えられないし、20年住んでいる我家の水道の蛇口も、どっちに捻ればお湯が出るのか、そのたびに確認しないと解らないし。

もっと言えば、自分が使っているパソコンのスペックなんか、全く把握していなかったし、スマホだって本来のスペックの1000分の1も使っていないでしょう。

これ的なこと、30代の頃であれば、世間様相手にするときには、何とか取り繕ってごまかすことが出来ました。

でも、そういう行為さえここ数年は面倒臭くなっちゃって、知らないものは「知らん」と開き直っています。

何ていうんですかねえ…

そういうのって、結局はどうとでもなるというか、答えがあるので誰でも出来るじゃん、みたいな発想がボクにはあるんです。

だから覚えようとか、出来るようになろうっていう気概が全く湧かないの。

これ、以前にも書きましたが、たぶんボクは答えが無いものに興味を持ち、それを飽きるまで追求しちゃうっていう癖があるんだと思うんです。

この性格、良く言えばSMAPの中居君だけど、厳密に言えばボクは蛭子さんでしょう。

麻雀、プロレス、そしてアフィリエイト。

この3つは未だに飽きませから、まだしばらく探求を続けると思います。

で、もうひとつ、答えの無いものでボクがずっと探求しているもの。

それが今日の記事タイトルにあるものでございます。

人情の機微を知ることは人生で一番大事なこと。

この言葉、商売の神様である松下幸之助さんが仰った言葉なんですが、ボクはある時期から、この言葉を心の柱にして生きてきたと思うんです。

機微:表面だけでは知ることのできない、微妙なおもむきや事情。

引用元

だからこそ、全く興味無い車業界の会社に四半世紀勤め、それなりの要職に就かせてもらえたのだと自覚しています。

もしボクが、ここさえも「面倒だから」という理由で放棄してしまっていたら、間違いなく今のボクは無いと言い切れるんですよ。

・目に見えないようで、見える人には見えている。

・見えていたとしても、もの凄く些細なことだから、見逃されやすいけど見逃さない。

・常に悲観的予測をしながら、次の手筈を整えて交渉する。

・細かすぎると言われても、そこは絶対に譲らない。

確固たる自信はあるけれど、それを証明する書面や数値が無いので、常にヤキモキするんですけど…

これはもう性格なので、治しようが無いんですよね。

でもね、このなんとも表現しがたいところを、共有出来る人ってのが、極少数ですがいらっしゃいます。

それがこの業界では唯一、弊社で販売中である「訳ありイリュージュンプラス」のノウハウ提供者さんなんです。

彼女のサポートを一度でも受けたことがある方なら、おわかりいただけるでしょう。

相手の立場に立って状況を想像し、その仮説に対して収束策をご提案する。

まさに答えの無い(100%の正解などない)中で出来る、最大限の振る舞いです。

これ現実的には、営業職に就いていないと、なかなか身に付かないスキルだと思います。

ボクも彼女も、現場(最前線)に立って、いろいろな経験をしてきたからこそ、このスキルが身についたのだと思うんですね。

そして、このスキルを磨き続ければ、人生なんかどうとでもなるという、ある種「悟り」のようなものもあったりします。

だって、どんな商売やるにしろ、最終的に相手にするのは「人間」ですから。

人情の機微を知ることは人生で一番大事なこと。

ボクはこの言葉を信じて止みません。

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