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愛犬ぷる(チワックス)の話 その二『ペットロスが一瞬で終わったワケ』

ぷるは、20歳くらいまでは余裕で生きると思っていました。
前回の記事に貼った動画でもわかるように、老犬を思わせる動きはついに最後まで見られなかったぷる。散歩の足取りが遅くなったり階段でつまづいたりすることはありましたが、全体的にはしっかり歩いていましたから。
実際、かかりつけの病院でも
「この感じなら、20歳まで生きられるんじゃないでしょうか」
と言われていました。

今でも、なぜ急に亡くなったのか釈然としません。年末に咳が深くなったという異変はありました。でも、そんなに急に?
年末ということもあり、年明けの診療開始とともに診てもらうつもりでしたが、間に合わないほど急に悪化していたことになります。


もう犬は飼わないと決めていたのに・・・

ところで、私はぷるが天寿をまっとうしたら、もう犬は飼わないと決めていました。
でも、ぷるが逝く瞬間に感じたんですよ。
「この子はまた戻ってくる」
と・・・・・。
ぷるが逝くときの眼を見て、
「もう一度この子を迎えてあげなければいけない」
そう、強く感じました。

実際、ぷるは逝きたくないという様子で、ずっと抵抗していました。そう見えたんですよね。戻ってくるつもりだと。
なんというか、新しい体をもらうために慌てて逝ったようにも感じたんです。

私も夫も、あと1度くらいは犬を飼えそうな年齢なので、
「この子だ。ぷるがきた」
と感じる子と出会ったら迎えようと決めています。

荼毘に付されて悲しみから解放された

とはいえ、ぷるの葬儀当日はとても憂鬱でした・・・。
火葬の予約は朝も空いていたのに、少しでも遅らせたくて午後にしてもらったほどです。
ビタミンカラーのお花で覆ってあげたぷるが、いよいよ荼毘に付される時は嫌で嫌で。でも、仕方ありませんよね。

ただ、お骨になったぷるを見たら、踏ん切りがついたというか、前向きになれたんですよ。
骨は全部しっかり残っていました。歯も顎の骨にきれいに残っていて、流石ぷるという感じ。ジャックラッセルテリア並の顎の強さを持っていたのが納得です。
予想通り、超小型犬サイズの骨壺には収まらず、2周りくらい上のサイズにしていただきました。

今は、新しい体をもらってやってくるぷるを迎えるのが楽しみです。ぷるの話をしているだけで私たち夫婦は本当に楽しくて、それがペットロスの悲しみから私たちを遠ざけています。

実は、ぷるは姿を変えて少なくとも過去に2度私のところに来ています。つまり、ぷるは3度目です。全部女の子で。性格も特徴もほぼ同じ。
自分が体験したペットの生まれ変わりのお話は、また今度。


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