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両親の問診時間 生涯のパートナー 結婚の意味②

3月の読書会レポートです。テーマは引き続き、「結婚の意味」とは。

今回もまた、とてもおもしろく深い学びの時間になりました。

夫婦というテーマは、結婚を経験した人にとってそれ自体大きな課題なのだと思います。人が一人の人と長い時間向き合うこと、そこには時間の流れとともに、変化せざるを得ない感情や意識が育まれていきます。

アントロポゾフィは、人であるとはどういうことかを常に問い続けます。人が人になりゆく道。その上で、人は一人では、その人自身にはなれないのです。他者がいなければ、本当の私にはなれない。

「結婚」は最も近くで最も長く、たった一人の人と一緒に向き合うことになります。そのことは何を意味するのか。

一人の他者をより深く分かっていく、いいことも悪いことも含めて、向き合っていく。それをすることで本当の私自身が見出されていくのだと思います。

夫婦の危機はなんども訪れます。小さなものから大きなものまで危機は訪れます。その危機をどう捉えるかが、大切なのだと思いました。どんな決断がいいのか、というのではなく、その決断が自分と相手の成長につながるかどうかが大切な視点。


ここでアントロポゾフィの怖いところは、こうあるべきという「理想」がまず降りてきがちということです。理想的な決断ではなく、順序に従って分けて考えていくことで、自分の本心、心情を押さえつけずに段階を踏んで、自分自身への信頼を育むことが可能なのだということに気づかされました。


アントロポゾフィは、私の私たるところを信頼するための学びだと思います。それは、外に向かってたくさん知識を得たところで、わかりません。

人が生きていくということは悲しみや苦しみに出会うということ。

だからこそ、「問い」が生まれます。なぜ自分は苦しいのか。なんのために生まれてきたのか。この「問い」が自分自身に向けられた時、人は様々な気づきや目覚めがもたらされ、成長していくのだとわかりました。

「問い」を持ち続けること。人であることはどういうことなのか。答えは自分の外側にあるのではなく、内側にあるのだということ。問い続けて、その答えを見出すのは本当の私。

「分けて考える」ということ。それがエゴからくるものか愛からくるものか、私自身に問い、分けて考え、その感情を意識して感じること。

「結婚」というテーマですが、私たち人間の全てにおける人間関係が、ここで学ぶことと血が通うようにつながっていました。


「本当の私」を信頼でき、「本当の私」が育てば育つほど、私よりも周りのほうがもっと大切だと思えるということに気づいてゆく。

与えること、贈ること、支えること。担うこと。

愛の働きに目覚めるために、エゴに流されない練習をしませんか?


次回のテーマは「課題としての結婚」(またまた結婚です、、、。)

さらにより深い夫婦のつながり、他者とのつながりを学ぶことができるのではないでしょうか?興味のある方はぜひご参加下さい。

次回は5月の予定です。詳細が決まりしだいお知らせします。

お問い合わせは mitteno20@gmail.com までお気軽にどうぞ。



文:momo







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