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『古事記(ふることぶみ)の傳(つた)へ』 スタートしました!!

待ちに待った、ことばの泉の2019年度初めての練習日。

「古事記の傳へ」に取りかかりました。

昨年の年末の生誕劇以来、久しぶりの面々。また、新しくチャレンジしょうと勇気を持って参加してくださった方々。この日集まった皆と一緒に、声を出せてとても幸せな気持ちになりました。

今回は日本のはじまりのお話。やまとことばで描かれた台本を、四苦八苦しながら、みなで朗唱していきました。昔のことばを声に出して、呼吸とともに解き放つ。こころのモヤモヤがさーっと晴れ渡るようなそんな体験です。


古事記がどのようにしてつくられたか、諏訪先生のお話にもとても惹きつけられ、この元々言語造形で語られていたであろう古事記を、今この時代に再び芸術として世に送り出すことのすごさを改めて感じました。


とはいえ、生誕劇の時とはうって変わり、この日本の神々の軽やかなこと!ドラマティックなこと!

この物語が日本の国の古くから今の今まで残されてきて、今、出会えたことが奇跡のような、必然のような、とにかく体の奥底からワクワクしてくるのです。

古事記、日本書紀。うんうん知ってる。稗田阿礼、聞いたことある。日本史で習ったし、テストで覚えたなーっていう程度の今までの「古事記」への関心が、

あれまあ!

なんで私は日本ができたときのお話なのに、今まで身近に感じてこなかったのだろうと不思議に思いました。よくよく読めば、いや、声に出してみると、歌ってみると、この日本の豊かさ、世界の豊かさがありありとわかってくるのです。


形なき世界から、神々を生み、地球を生み出していく。

生と死を生み出していく。

生命の循環。

全ての生きとし生けるものを生み出していく物語。

この壮大な物語を「あなにやし」から始める、いざなぎといざなみ。

これから先、どんな物語の深みを味わっていくのだろう。

楽しみでしかたがありません。


次回の練習日は  2019年4月13日(土)13:00から。岩出市桜台地区公民館和室で行います。 見学、体験大歓迎です!

詳細、お問い合わせは kotobanoizumi.enngeki@gmail.com までお気軽にどうぞ!


文:momo





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