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【ワンピース】ワノ国編が嫌いな人はアニメ版で見直せ。

最近ワンピースをアニメ版で見てるのだが、ワノ国編はアニメでこそ輝くと思った。

ワノ国編は重要だからこそ、だらだらと長い。自分も中盤は離れてカイドウとの決戦がいよいよと聞いてから、一気読みした記憶がある。

仲間だけではどうにもならないほどに強大な敵であることを示すために、裏で何があったのかも描くので長い。

しかしアニメで見直すと、助長な部分はカットされて演出が派手になってる。ワノ国編は三幕構成なのだがその切り替えで流れる、三味線の幕の表現が良かった。

飽きさせない表現が多く、バトルは漫画の何倍も派手になってる。覇気の表現もやりすぎなほどだ。

ワノ国編が嫌われるわけ

ワノ国編は途中離脱した読者が多いが、全部見た読者からは過去一の章だったと言われてる。

嫌っている側の理由としては、

・ドレスローザ編から仲間を分離させて、群像劇っぽくなってる
・中盤が長すぎる
・キャラが多く話がスッキリしない
・錦えもんの作戦に必要を感じない

ドレスローザ編以降、麦わらの一味はバラバラに行動することが多くワノ国編はルフィすらも1人から始まった。

これはここから読み始めた人も分かりやすいのに、紡ぎ直しをしているのだという話である。

最初から一味が揃っていて、ついていけるのはこれまでの読者だけで新規読者はキャラの名前も覚えられない。

たしかに、昔から読んでる読者には必要を感じない始まり方だとは思う。

序盤から鬼ヶ島上陸までは錦えもんの作戦に従って各々が動くわけだが、その作戦と道中で出会うキャラに意味を感じにくい。

海賊が3組いて、ほとんど同盟を組んでいるような状況ならいきなり鬼ヶ島行ってもいいだろうと。

道中で出会ったキャラがみな重要人物で、ゾロに至っては知らない間に自分がその刀を選んだ理由、血縁関係、ワノ国との関係までを含んだ旅路となる。

それらを全てSBSでしか公開しなかったのは、さすがと言える。

後から繋がる伏線には感動したが、週一で読み進めるには長すぎたと思う。

ワノ国編が嫌われる理由は多々あるが、それらの苦しみはアニメ版では解消されていたように思う。

必要ない話は飛ばしても問題ない。ルフィ以外は飛ばして、鬼ヶ島上陸から見ても話は分かる。

漫画を途中で離脱したまま帰ってきてない読者は、アニメで見直すことをお勧めしたい。

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