見出し画像

【クリア】ウィッチャー3ほど不条理なゲームはない。Switch版を買うべき。

年始からちょこちょこ進めてたSwitch版ウィッチャー3をクリアした。

メインクリアと、サブ(レースとクヴェント以外)で探索はスケリッジだけ放置して65時間かかった。

プレイした人は分かると思うが、スケリッジは船中心で起伏も激しくて探索しにくい。山奥の洞窟行っても、しょぼかったりする。

そもそもウィッチャー3とは?

プレイヤーの選択によって変化する物語を描いた次世代のオープンワールドRPG。プレイヤーは怪物退治のプロフェッショナル“リヴィアのゲラルト"を操り、“予言の子"を見つけ出すため、巨大都市や海賊の島々、危険に満ちた荒野など、広大な世界を冒険する。

ゲームが3つ、小説とドラマもあるが3が全てを補完してるのでこれだけプレイすればいいと思う。

ゲームの1と2で記憶を失ったゲラルトが全てを取り戻しきったのが3の始まりで、それまでに登場人物との物語はあったらしいが大体は分かるようになってる。

色んな人が解説は書いてるから、このゲームにしかない不条理さと政治について触れたい。

追記 DLC2本ともクリアしました


コンプリート版を買ったので、付いてたDLCもクリアしました。

無情な心はストーリーが、血塗られた美酒は新要素の変異や家の要素が良かった。

逆に血塗られた美酒はサブクエのお使いが多すぎたのと、要素多すぎて飽きてしまった。

裏ボスも簡単に倒せてしまったのでそれくらいやり込めたのは確か。

裏切りで簡単に大切なキャラが死ぬゲーム

自分の進め方は、魔女のキーラとラドヴィット王、ディクストラが死んだ。

後半の2人はまだしもキーラの終わり方には驚いた。

キーラに関しては生存、行方不明、殺害、串刺しと分岐が別れる。

生存なら最後まで戦ってくれて、行方不明だとストーリーからは消えて、後の2つだと死ぬ。

それが何気ない選択肢で決まってしまうのが不条理だった。調べた限りでは大体のプレイヤーが、彼女を消してしまうらしい。

特に最後の串刺しは、魔女狩りにあった結果広場で処刑されてその死体は残されたままになってたりする。

仲間だったのに、選択を誤った結果悲しい結末になる。当然やり直すことはできるがこのゲームはそれを求めてない。

そうなってしまったなら、先へ進むしかないのだ。

自分はバットエンドだけは回避したが、バットも全てを失い怪物と戦い続けるウィッチャーらしいものでありどれも『ありえそうな終わり方』である。

まだプレイしてない人は、この不条理さを感じてほしい。

こんなゲームがSwitchで出てるのは不思議。

多様性を認めない政治、クーデターも結局は同じ結末

ウィッチャー3の世界では、現存の王は様々な種族が暮らす世界を拒む。侵略する側のニルフガードは寛容ではあるが、その過程で血を流し続けている。

王は魔女狩りを始めており、魔女側から反感を買い主人公ゲラルトを含めてクーデターを行う流れになる。

これも、サブクエやらないと勝手に進む。

ゲラルトのおかげでクーデターは成功するが、した側のラドヴィットが暴走して計画にないことをしたので結局は2人とも消した。

現存の王とクーデター勢力両方がなくなったので、侵略は簡単に進み全てがニルフガードになった。

しかし、ニルフガードは各地域の尊厳は守ったので国としてはニルフガードだが各々の地域性は残った。

自分が選んだ女帝エンドでは、その政治をシリが行うことになる。

ウィッチャーとして育ってきた中で、あらゆる種族に理解ある彼女なら多様性ある国を作るのだろう。

ゲラルトとは距離が空くが、これが1番ウィッチャー3らしい終わり方だと思った。

そして、このエンドに向かうには大量のサブクエと正しい選択肢をえらぶ必要があったのが大変だった。

ウィッチャー3をクリアしたプレイヤーは、3割未満で大抵が途中で挫折してる。

DLC含めると数%しかいないとか。ゲームオブザイヤー取れるほどのゲームでも、ほとんのがエンディング観てないという。

メインだけを強引に進めたら40時間程度で終わるが、それはこのゲームの進め方には適さない。

まず、この世界観が合わない人とゆっくり旅をするのが合わない人には厳しいゲームかもしれない。

ゼルダのブレワイと比較されることがおおいが、おじさんはこっちの方がしっくりと来るだろう。

以上ウィッチャー3クリアしての感想でした。DLC2つであと数十時間は遊べるらしい。神ゲーですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?