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パパ活、港区女子、ヤ○ザ、半○レ等現代の闇を分かりやすく伝える教科書【九条の大罪6巻7巻】

読むのを止めてた九条の大罪の続きを買った。5巻がかなり胸糞悪い話で、章が変わると分かってても読めなかった。

九条の大罪あらすじ

なぜか厄介な案件ばかりを引き受ける弁護士・九条間人(くじょうたいざ)。
鼻炎持ちのバツイチで、ビルの屋上でテント生活をしている偏屈な弁護士だ。
主な顧客は、半グレ、ヤクザ、前科持ちなど、きな臭い人だらけ!?

6巻は嵐山刑事とこやシャンの話から、犬飼や壬生さんにまで繋がる。

主にはパパ活の斡旋から、売春までをやってたこやシャンを追い込んでいく流れになる。

こやシャンと刑事娘の友達が言っていた、

父親に愛されなかった娘の話が刺さった。自分に自信が持てなくなった結果、歪んだ恋愛関係でも続けてしまうという話。

そういう子がパパ活や、ギャラ飲み等に集いやすいというのがこの漫画での見解である。

九条はこやシャンの弁護を引き受けたので、気分は悪くとも依頼人の権利は守りたいと葛藤する。

次は数馬と千歌が現れたことにより、菅原や壬生の話が濃くなる。

壬生は数馬が他人のために動けると知り、面倒見始めるがこれが危ない予感がする。壬生くんはこの漫画内では、ルールに沿って生きているし裏切りもしない方だ。

九条が反社の案件ばかり受けることに呆れた烏丸は、九条から離れる。

7巻では、数馬が壬生と菅原の間で振り回される。

ネット広告業から、草コインで儲けた辺りまでは良かったが広告業も外注の間に入るだけでよくあるやつに思った。

承認欲求を代替品で満たす中で、ポンジスキーム(出資金を元手に投資をして利益配分する)で騙されてしまった。

最初は何度かちゃんと配当した上で、さらに上のランクを勧めて全部盗むのがやり方。

これを回収するために、壬生が九条を紹介する。

ここで出てきた私立探偵片桐も危ない感じだが優秀で、人の繋がりから詐欺師を見つけ懸賞金かけて追い込んだ。

九条の大罪では詐欺師も逃げきれないので、ダークヒーローとして見ることもできる。

しかし、壬生が回収金の半分を要求したことから九条先生含めて恐喝で訴えられそうになる。九条も敵が多いので嵌められそうだ。

壬生、京極、九条の話が揃ってきたのでもうクライマックスかなと思う。

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